6/26出発 宜蘭農場1泊2日無料体験ツアーの感想

「宜蘭農場」ってどこ? - 初めて台北県から出るワクワクドキドキの旅

1日目:6/26(金)08:00 ナビプラザ1階にて集合


姿美飯店に泊まったので、ナビまで徒歩5分強。みんな揃ってLet’s Go!
いつの間にか高速に乗っていて、なが~い雪山トンネルを通って、台北からなんと1時間、近っ!台北はどんより曇り空、トンネルを抜けるとそこは…雪国ならぬ「晴天」でびっくり。田園地帯が目に飛び込み、驚いたのは稲穂が黄金色で首を垂れていること。えー、家の近所はまだ植えたばかり…。なんと二期作だそうです。さらにコスモスが咲いているのを見て季節が分からなくなりそうな私。

冬山郷の旺樹園養生教育農場


まず、旺樹園へ行き、農場内を案内して頂くことに。いろいろなハーブをはじめとする植物には案内板があり、漢字を見て何だろう?!と想像して、触って香って納得していました。ウサギやヤギ等の小動物もいます。ヤギに畑で採った空心菜をあげたら、勢いよく食べてくれました。農場で食事に提供する野菜は、畑で有機栽培されているそうで、畑には草も野菜も元気に育っていましたよ。旺樹園に入ったときに、上の方にオレンジ色の建物が見え、気になっていたのですが、これから行く台湾全島道教の総本山・三清宮だとわかりました。

石作りの建物を見学後、高台にある三清宮へ


眼下には湖水が緑色の梅花湖が見え、風水的にもよい環境にあるとのこと。日本で言う社務所の副代表さんに説明をして頂きながら三清宮を一周。北式型と南式型の違いを説明して頂き、以前から興味のあったお宮が一層身近に感じられました。私にとっては北式の方が落ち着きがって好みです。お参りの仕方やマナーを覚えて、次はお参りに来ようかな~

梅花湖を見た後で、お昼を頂きに旺樹園へ


白いジンジャーの花の天ぷら、茶碗蒸し(日本のと同じ味)、さつま芋の葉の炒り浸し2種類、骨付き肉のスープ、焼いた骨付き鶏肉&ご飯、デザート系の一品と、お昼には十分の量で、味もさっぱりめ。

さてつぎは、風箏民宿に移動して、凧作りのDIY


凧にはカブトムシの絵が書いてあり、クレパスで思い思いの色を塗り、凧を組み立てて…完成!時々甥や姪とお絵かきしたりすることはあるものの、絵を塗って工作するのって何十年ぶり?完成した凧を持って稲穂のなびく田んぼ脇の広場へ。またこれがちょうどいい感じの風が吹いていて、オーナーさんに手伝ってもらって凧は空へ。糸を目いっぱいのばして、天高く舞う凧。凧上げも何十年ぶり?…というか初めてかも?!凧はきれいに畳んでお持ち帰り。更にチビたちへのお土産用もいつの間にか頂いちゃいました。
つぎにカブトムシを見学。昼間なので、飼育しているところだけ。
カブトムシくんたちの餌はりんごでした。家にもカブトムシを飼っていますが、まだ蛹。出てきたらウチもりんごをあげてみようかな。

北成庄民宿に移動


ここも周りは田園風景が広がり、蓮の花が咲く大きな池が印象的な所です。お茶と西瓜、焼き立てのパイと冷たいお菓子(冷凍ムース?)を頂き、ホッと一息。お茶の後で、池の蓮の花を採って、中の実を頂いてみました。「あっ、ほんのりあま~い」。蓮の実初体験です。つぎに蓮の葉の紙工芸DIYをしました。
蓮の紙漉きをした後で、空き瓶を選んで、既に作られている紙をちぎってボンドで貼り、木の板に貼り、さらにデコレーション。飾り付ける物は、乾燥させた蓮やインゲンのさや、ほおずきの殻、葉っぱ、リボン等いろいろあり、かなり悩んだのですが、大きめの瓶を選んだので、飾るスペースがあまりとれないのもあり、きれいに持って帰ることを優先し、リボンを貼るだけにしました。中にアロマキャンドルを入れて使おうかな~と思っています。
ここの蓮の葉の紙工芸DIYは結構気に入って、もっといろいろ作ってみたくなりました。

北成庄民宿で自転車を借りて、羅東運動公園へ


ここは緑いっぱいの広~い公園で、野球場などのスポーツ施設もあり、プロ野球の試合も開催されるそうです。湖(池?)の周りを散策している間、遠くでゴロゴロ稲光。お願いこっちに来ないでね!と思いつつも、夏を感じたひとコマ。北成庄民宿に戻り自転車を返して、夜ご飯を食べに「差不多」へ。

創作料理のお店


メニューがなく一人500元でおまかせだそうです。まぐろやタコなどのお造りに始まり、お店名物の鶏の丸焼き、スープは2種類のキノコたっぷりの鍋などなど。金曜日だからかぞくぞく人が来て、1階は満席でした。多分、2階も・・・
これから夜市に行くのに、お腹いっぱい食べてしまいました。

ここでちょっと気になったテーブルが…


飲み物の持ち込みはOKのようで、シャンパン、白ワインと飲んでいる中年カップルがいて、シャンパングラス、ワイングラスも持参なんでしよねぇ。こんなワイワイガヤガヤの中で、グラスなんて何でもいいじゃん!って私は思ってしまいましたが、こだわりなんでしょうね。
日本では見ない光景で興味深かったです。

小雨の降る中、羅東夜市へ


ます冰館で、3種類のかき氷(花生QQ雪花:QQ入り落花生のかき氷、芒果QQ雪花:QQ入りマンゴーのかき氷、芒果氷:生マンゴーのせかき氷)を頂きました。どれも美味しかったのですが、花生QQ雪花が気に入りました。次回は何にしようかな~。他にも三星葱の葱油餅、包心粉圓のデザートと気になる物がいっぱい。廟の周りの屋台を見て回り、次回はお腹を空かせて来るぞー!!!と思った私でした。あなどれないぞ「羅東夜市」

民宿へ


車で各民宿に送ってもらい、その都度部屋を見せて頂きました。どこも小ぎれいで、日本で言う「ペンション」ですよね、民宿って感じじゃなかったです。22:30、やっと私の泊まる「艾卡迪卡民宿(ARCADIA)」に到着。夜遅くにも関わらず、オーナー夫妻は満面の笑顔で迎えてくれました。部屋を案内してくれたおばちゃんと少し話したところ、部屋の壁の絵はおじさんか息子さんが描いて、掛っている写真は息子さんの作品で、娘さんは海外に居てちっとも帰って来ないのよ…とおばちゃんは中国語&英単語、私は片言の英語&中国語の単語でなんとか通じちゃうもんだなぁ~。ロビーでもっと話す?と言われたけど、疲れていたので、朝食の時間を確認して、シャワーを浴びて寝ることに。

2日目:6/27(土)05:00


薔薇柄のカーテンから差し込む陽ざしで目覚めました。カーテンを開けてみるとここも田園風景が広がっています。もう片方のカーテンを開けると、お庭の草木が見えます。コーヒーを飲んで、外に出て、写真をパチパチッ。
泊まった部屋は4人部屋で、ベッドが2つにソファが1つ。くまちゃんがいっぱいの可愛らしいカントリー調のお部屋です。全8室で7室が埋まっていて、若いカップル、中年のカップル、子供連れの家族といろいろです。

朝食は8:00から


芋粥とパン、卵焼きとゆで卵、野菜中心の8種のおかず、温めた牛乳と、冷たいお茶がありました。味は日本っぽく、おいしく頂けました。食べ終わるのを見計らっておじちゃんがコーヒーを淹れてくれました。隣のテーブルには中華圏のお客さん、「morning」と声を掛けてみると、不思議なイントネーションで「おはようございます」と返してくれました。迎えの車が来て、おばちゃんとハグ。おじちゃんとおばちゃんが満面の笑顔で送ってくれました。このお二人、いっつもこの笑顔なんですよ。帰ってきたくなる笑顔ですよね。

再び自転車で


冬山河農荘に行って鴨の養殖の話を聞いたあと、自転車で冬山河流域の散策にGo!今日も朝からカーッと晴れていて、かなりの汗をかきそうだ。

昌盛食品行に到着


牛下餅DIY(牛の舌のような薄いクッキー作り)。まず、きれいに手を洗ってから、小麦粉にバター、砂糖を混ぜて寝かした生地を小さく切り、種を包み、1ミリくらいの楕円形に伸ばしていきます。種を葱塩にしたり、カレー味にしたりして、味を替えるそうですが、今回はプレーン味で。伸ばし方を教えて頂き、伸ばしてみますが…薄く伸ばすのって結構むずかしいんです。おばちゃんは1時間で60枚は作るそうです。伸ばして形を整えたら、鉄板に貼ります。うーん、いい感じ。鉄板を大きなオーブンの中に入れて焼きます。焼いている間に、お菓子を頂きました。真っ白い月餅で、中の餡はこし餡と抹茶餡。初、生月餅!美味しかったです。プレーン味の牛舌餅は、私の大好きな鎌倉「鳩サブレー」と同じにおい。サクッパリッと食べやすく、軽くて値段も手ごろなので、牛乳糖と一緒にお土産にも買って帰ることにしました。
皆さんと記念撮影をして、つぎに少数民族の葛瑪蘭の民宿へ。
葛瑪蘭民族についてパネル等を使って説明して頂き、お庭やお部屋を見せて頂くことに。こちらも趣向を凝らしたお部屋で、泊まってみたーい!

お昼を頂く香格里拉渡假飯店へ移動


乾いた喉に生パッションフルーツのジュース、おっいしーーい!普段のランチは5,6品で500元だそうですが、今回は新料理の試食も兼ねて、もっとたくさん出して頂き、最後には数口しか食べられずもったいなーい、と思っちゃった私。でも、全部食べちゃったら、足りなくて申し訳なかったと、もてなす側からは思われるんですよね。地元の野菜と近くの漁港であがった海鮮はどれも新鮮で、素材の美味しさを引き立てるお味でした。特に気に入ったのは、お造りがメインの前菜プレートと、桜エビチャーハンの湯葉包み揚げアスパラ添えです。食後はドラマの舞台になった風車や別館を見せて頂き、鴨のパフォーマンスを見学後、台湾伝統中心へ。

台湾伝統中心


昔の建物が移築してあったり、現在活躍中の作家の作品が展示してあったり、何種類ものDIYもできたりと時間があればあるだけ、楽しめる場所だなと思いました。香格里拉渡假飯店からは船でも来られるそうですよ。途中でまた雷が鳴り、雨が降ってきましたが、傘がなくてもお店の軒先を歩いたので、それほど濡れずにすみました。夏の雨って感じです。盛りだくさんの内容で予定時間を1時間以上オーバーして台北への岐路に着きました。
台北駅で皆さんとお別れして、私は翌朝8時台の飛行機だったので、HSRで桃園へ。桃園では、温泉に入りたいので、福容大飯店を選びました。21:20頃チェックインし、30分ほど温泉やサウナに入ることができ、旅の疲れを癒すことができました。空港まで車で20分なので、次の朝もめいっぱい寝ていることができ、満足満足。
宜蘭は…もっと観光したい、次は別のDIYをしたい、と思える魅力的な場所でした。台北に泊まって日帰りで行ってもいいし、宜蘭に泊まってもいいし。
自然がいっぱい、温泉もある、夜市もある、野菜も海鮮も美味しい、アクティビティいっぱいで飽きない宜蘭・・・今回体験できたことに「感謝」です。
もともと8月に母と一緒に台北旅行の予定がありました、今回のツアーで宜蘭が気に入ったので、一泊二日で宜蘭を組み込んじゃいました。また別のDIYをして、宜蘭に出来た初のファイブスターホテル「晶英酒店」に泊まってきま~す。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-07-16

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