「惡作劇之吻(イタズラなKiss)」1日ロケ地めぐり! Part2

日本でも放送された台湾ドラマ「イタキス」のロケ地の多くは台北市内。MRTやタクシーを使った1日コースをピックアップしました!

カレシのアルバイト先はロイホ


参考話数)【第15話】 負けちゃう!、【第16話】 大雨の中、【第19話】 本当のデート?、【第28話】 誤魔化せない、【第29話】 前進あるのみ! ほか

MRT駅に戻ったら、今度はちょっと長旅、「北投」まで一気に北上します。(約40分/50NT$)新店は始発駅なので座れます!行路の半分、MRT「圓山」駅まで地上に出ることは無いですが、外が見えたら「 圓山大飯店(グランドホテル)」など素晴らしい景色が楽しめます。

樂雅樂餐廳(ロイヤルホスト北投店) <台北市北投路二段9號>
「北投」駅についたら、改札を左側、北投路に出たら、左手斜め前をご覧下さい。
第15話 直樹が家を出て一人暮らしをはじめ、バイトはじめた場所
第16話 毎日のように直樹のバイト先に向かう琴子、コーヒーのお替わりしまくりで、倒れてしまう場所
第19話 琴子をめぐって、金之助と中川が殴り合いの大げんかを、直樹が止めた場所
第29話 直樹が琴子に『俺以外を好きになるな!』と雨の中、事実上プロポーズしてしまう

あの、「ロイヤルホスト」が見えるはずです。 日本でもなじみ深い看板なので、一見してわかると思います。ここは横断歩道をすぐには渡らず、駅沿いにロイホの前あたりまで行って遠目からも撮影しましょう!!時間的にはここで、ランチをとった方がベスト。

通るたびに恋愛ウンも(↑)!!彼らの成長を見守り続けた通学路。


参考話数)【第9話】 ライバルは完璧!、 【第21話】 女のきずな、 【第28話】 誤魔化せない ほか

ここが終わったら「北投」駅に戻り、MRTで「淡水」行きに乗り、あと2駅北上、「忠義」駅を目指します(約5分)。北投も、たくさんホームがあるので、必ず「淡水」行きに乗車ください。
忠義」駅近くにある、陸橋こそが、彼らの家までの帰り道という設定で、ドラマ中には頻繁に登場します。

大業路捷運天橋
駅の出口は1か所、改札出たら左側へ。
駅に隣接する「人行天橋」を通って駅の反対側へ渡ります。緑のきれいな散歩道(大業路)に出たら、左側にあの、陸橋が見えます。彼らの家までの帰り道という設定なので、ドラマ全編に渡って、とにかくいろんな場面で登場する象徴的な場所のひとつ。

線路脇、陸橋までの道のりは、




第9話で大学へ初登校の際、琴子が車に水を引っ掛けられ、同時にわんこのうんこを踏んでしまう場所。陸橋から向こう側の方が、頻繁に帰り道や、通学路として使われていた場所で、オープニング映像にもインサートされています。




また、まさに陸橋のバイク用の坂道の入り口前あたりで、
 
第2シリーズ「惡作劇2吻(イタズラなKiss 2)」最終回、一番ラストの映像で、やっぱり琴子が踏んだ犬のうんこを、今度は琴子の妄想でなく、直樹が優しく取ってあげる仲睦まじいシーンのロケ地となります。

そして、橋の上
第21話、直樹が今後の進路について父親と口論になり家を飛び出して、探しに来た琴子に『医者になりたい』と初めて悩みを告白するシーン、 第28話で琴子の親友じん子と理美が偶然を装ってまちぶせ、「琴子が金之助のプロポーズを受けるらしいよー!」と、直樹を煽るシーンなどで使用されています。

この陸橋付近での撮影は、バイクがバンバン通るので、撮影中は気をつけて下さい。 

恋のライバル多し!彼らのキャンパスへ


参考話数)【第16話】 大雨の中、【第19話】 本当のデート?、【第28話】 誤魔化せない ほか

ここでの撮影がひととおり終了したら、 MRT「忠義」駅に戻り、まずは「台北」駅まで(「新店」「南勢角」行きどれでもオッケイ、来たのに乗って下さい)。 「台北」駅でMRT板南線(青ライン)「昆陽」方面に乗り換え「市政府」駅で下車。(約40分)

次のロケ地「台北醫學大學」までは、2番出口からタクシーを拾うのが便利(約10分)。 「台北醫學大學」と紙に書いておきましょう。

台北醫學大學 <台北市信義區呉興街250號>





図書館前広場

「台北醫學大學」の一帯は彼らが通う大学のキャンパス内の出来事で使用され、劇中、度々登場します。敷地は大きく、まずは「STARBUCKS」の入っている「附属病院」のビルがあり、 
キャンパスは、さらに奥の方に位置しています。 一番の目印となるのは、あの周杰倫(ジェイ・チョウ)のイタリアンレストランの2号店「Mr.J 義法廚房」(2007年6月オープン)でしょうか。このお店の前が「図書館前広場」で、 




第19話 3人で勉強しようと思ったら、琴子以外のじん子と理美には彼氏が出来てて、ちゃっかりデートの約束があり『一人でがんばって!』と、放り出されるシーンが撮影されています。 
楓林大道
そして、そのまま図書館の広場を道なりに右に曲がると「体育館」、そしてあの並木道「楓林大道」が見えて来ます。

体育館」前では、
第28話 金之助が、琴子達の前をものすごい勢いで走り抜け、まずは調理師試験の結果を確認し、再び琴子達の前に戻って来るシーンが有名。

楓林大道」では、、、、
 
第16話 直樹が「実は裕子と同居しているのではないかという」琴子の誤解を解いた、
第18話 直樹との事情も知っていながら後輩の中川が琴子へ堂々告白、
第19話 どちらにも恋敵が出現、二人の仲が心配で、大学にまで様子を見にきた直樹母と琴子がバッタリ、、などなど、エピソードは数えきれません。

今は夏休みの期間だからでしょうか、昼下がりは、かなりのどかな雰囲気で、おじいさん、おばあさんの散歩コースになっていました。




校舎側から、ちょっと下めからのアングルでカメラを構えてみて下さい。

木々の間から、向かいの公園にあるのオレンジ色の屋根が映り込んだら、まさに!ドラマそのもの!!と言う感じです。 

説明不要、琴子父のレストラン、ドラマの象徴「幸福小館」


参考話数)全編に渡り数えきれないくらい登場

日が落ちる前にひととおり撮影を済ましたら、、、 今度は琴子のお父さんがやっているレストラン「幸福小館」へ向かいます。 家族の店だけあって、参考にしたDVDの最終巻となる、第27話〜30話を見ただけでも、この場所は幾度となく登場します。

介云軒 <台北市松山區民生東路5段69巷5號> 
→閉店しました。


「幸福小館」の店の実際の名前は、「介云軒」。火曜がお休み、しかも「11時から14時、17時から21時」までしかやってないため、ロケにはけっこう使いやすかったのでしょうか。

旅行者にとって、普段のアクセスは、MRT木柵線「中山國中」最寄り駅からタクシーで5分強、というちょっぴり不便な場所、8卓で35人、という小さなお店、、、にもかかわらず、スゴい人気店で、 夜にはすぐに満員になってしまいます。なので、18時までにはどうにかこの店に到着したいところ。ロケ巡り部隊も”時は金なり”で「台北醫學大學」から一気にタクシーで向かいましょう。(約10分) 
入口には、お店の名前以外に、劇中での「幸福小館」もサブタイトル的にくっついております!! テーブルや椅子だけでなく、蓄音機や旧型電話などの骨董品が醸し出す、懐かしいイメージと、切り盛りするオーナーの方々の気さくな対応に、田舎のおじさんの家に遊びに来たみたいな感覚に陥ります。 
ご家族3人で2002年から経営をはじめて今年で6年、ロケで使われてからというもの、ドラマのファンが各地からひっきりなしに訪れるようになったそうです。

日本人客も年々増えて来て、中には日本に出店をしないかと商談を持ちかけて来る人もいたとか。 「こんな小さな店が、日本に出店なんて、、」とオーナーは謙遜しますが、そのお味ときたら! ぜひ日本でも味わいたいほど、全てがめちゃウマ!なのです。 



上海料理ということですが、肉、海鮮、野菜、 麺、とそれぞれのジャンルに炒め物のオススメメニューがあり、言葉が通じなくても、壁に料理の写真が貼られているので、指差しオーダー出来ます! 




ナビたちは2人で、 豚トロ+ショウガのハーモニーが絶妙な「薑麻霜降」 
中華風パスタ(?)「乾調麺」をオーダー。あとは、店内に10品ほど並んでいる小吃コーナーで食べたいおかず(盆頭菜)を何品か選べば、オーナーが人数や他に頼んだ料理に合わせて臨機応変に取り分けてくれました。 (このコーナーでイチオシは、「滷大腸頭」と「烤麩」!)


次々と運ばれて来る料理に、、、、どうしてもご飯ものが欲しくなって、「菜飯」そしてビールも、、、と2人でしこたま食べて飲んで、だいたい800元前後。クレジットカードは使えないようなので、現金を用意して行きましょう。ナビ達がお邪魔した日曜の夜は20時の時点で超満員、そのうえ近所の人がひっきりなしに、このおかずだけテイクアウトで買い求めに来ていました。
写真のベスト・スポットは、お店の外観すっぽりと入る、外のベンチあたりでしょうか。 特に店内の撮影に関しては、夜だとお店の中は少々暗めなので、 フラッシュをたく場合は、 他のお客様の邪魔にならないよう、 細心の注意を払いましょう。今回のロケ地巡りはここまで。6カ所詰め込んでいるので、結構疲れも大ピークを迎えると思いますが、ただラスト、激ウマレストランでフィニッシュなので、きっと満腹&満足感で満たされているのではないかと思います。ここからはタクシーで戻りましょう。店を出てすぐの通りでも右側に出たセブンイレブン前の大きな通りの民生東路でも拾えます。

          **************************************

台北は、歴史的な建物と、近未来的な斬新なデザインの建物とがうまくミックスされている現代都市。観光地だけでなく、ぜひいろんな場所を訪れてみてください。ロケ地巡りはけっこう体力が必要で、疲れると思いますが、訪れる場所はどこも躍動感に溢れ、きっと活力と満足感を補給してくれると思います!

これらの他にも

第11話 捻挫した琴子を直樹がおぶって帰る「南機場夜市

第12話 西門町ダブルデート中に、直樹と琴子で逃げて来た河のほとり、淡水河三號水門(延平水門)近くの「堤外機車專用道

第13話 須藤先輩が自転車で犬と一緒に、直樹の家まで自転車で向かう際に通る「総統府」「中正紀念堂」「美麗華百樂園」付近 第15話 直樹が自立、家を出たことによって、意気消沈する琴子が街頭アンケートで名前欄に無意識に直樹の名前を書いてしまう「台北駅」の「統一元気館」前出口

第21話 金之助と直樹がバッタリ「頭のいい奴だけが図書館つかえるんじゃ、あらへんで!!」(と言ったかどうかは知らないですけど、一応関西弁にしてみました)とかましてたてた「臺北市立圖書館」前

第26話 直樹×沙穂子で行ったクラシックコンサート会場は通り道「中正紀念堂」内の「國家音楽廳」(現在改装中!)

第28話 金之助×琴子、直樹×沙穂子でのデートが鉢合わせ、気まずい雰囲気になった、「台北市立動物園」の園内シャトルバス

などなど、まだまだたくさんありましたが、今回は涙をのんでカットしました。

あまりに詰め込みすぎて、時間に追われて回るのが精一杯となっては、本末転倒、ドラマ以上にドタバタになってしまうので、ロケ地巡りは、余裕をもって、現地でドラマの息吹を十分に堪能していただきたいと思います。

実際ロケ地巡りをされた方は、ぜひ感想を!
また、今後ロケ地巡りを計画している方のために「ここはこうした方がもっと効率がよい」などというような意見もあったら、ぜひアドバイスをお願いしますね!そして機会がありましたら、第2弾としてご紹介できれば、と思います! なガーーイ文章にお付き合いいただいて、ありがとうございました!

あなたにとって、台北旅行が素晴らしく、有意義なものになりますように。
以上、台北ナビでした。
関連タグ:イタキスF4芸能ロケ地ドラマ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-10-28

ページTOPへ▲

その他の記事を見る