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吉利字画(「花文字」専門店・名字作画)

閉店・移転、情報の修正などの報告

中国の民間伝統芸能にあなたも触れて、自分の名前を絵にしてもらいませんか?★木曜日は定休日です★

こんにちは、台北ナビです。
今日は鮮やかな色彩で文字と絵が融合する素敵な芸術をご紹介いたします。
お邪魔したのは「花鳥字画(花文字)」専門店「吉利字画」です。
場所は龍山寺のそばの華西街夜市内。
華西街夜市といえばちょっと怪しげでディープなイメージもありますが、「吉利字画」さんは店内に作品がずらりと並び、店先でオーナーの張さんが迎えてくれるのでとても入りやすい雰囲気。常に通りすがる人の視線を集めていました。 

「花鳥書画」とは?

13cm×18cm 380元(額を含む)

13cm×18cm 380元(額を含む)


さて、まずは「花鳥画」を紹介しましょう。
「花鳥画」とは「草花鳥虫を描く東洋画の総称」であり、数十種類もの縁起のよい絵柄模様で文字を表す文字画。中国二千年の歴史を持つ芸術で、日本では麒麟や鳳凰など中国から伝わった架空の動物が描かれていました。
「吉利字画」さんで描いていただけるのは、絵柄で文字をつくるデザインの「花鳥書画」です。一見、なんて書いてあるんだろう?と思う作品もじーっと眺めると文字に見えてくるんです。中国では特に花や鳥などの植物や生き物は人間と共存してきているので、とても大切な存在であり、幸運をももたらすと信じられているんです。先人達のこのような思いと研究の結果生み出されたのがこの「花鳥書画」。自分の名前や縁起のいい言葉を花鳥書画で描き、家や部屋に飾るだけで幸運が訪れてHAPPYになっちゃうという開運グッズなのです。この「花鳥書画」を書く技術は学校などで習うものではなく、家で代々と続く特別なものだそうです。
「吉利字画」のオーナー張さんは、中国・杭州出身で、小さいころから父親から技術を教わり、5代目にあたります。
代々受け継がれてきた「花鳥書画」はカラフルでかわいらしいため、最近日本でも花文字と呼ばれ、人気があるそうです。ですが、日本ではまだなかなかお目にかかれない芸術なので、ナビも一目で気に入ってしましました!

実際に見てみましょう!


作成方法も独特。
いわゆる書道の筆を使うのではなく、筆として、ゴム版やプラスチックのチップにスポンジのようなものをはさんで固定した平たい筆を使います。ひとつひとつ張さんが手作りするそうですよ。これで滑らかな曲線、点などを自由自在に表現できます。

絵具は6色ですが、ひとつの筆で2色を扱うため、グラデーションが作品に立体感を出してくれます。色が汚く混ざらないよう、すばやく美しく描くのが至難のわざ。  
絵柄のもつ意味 絵柄はお客さんに合わせて、色々な絵柄を即興で描いていきます。

絵柄の意味

同じ部首でもさまざまな書き方が可能で、お気に入りの絵柄があれば描く前に張さんにお願いをしてみましょう。
「この小鳥は幸せの意味」と張さんがひとつひとつ描きながら意味を日本語で説明してくれます。「竜と鳳凰」の組み合わせは非常におめでたい意味があるそうです。また、「帆船」は何事も順調に進んでいく様子を、「梅」は春の訪れ、「竹」は出世を、「鶴」は長寿、「胡蝶」は幸せの喜びを伝える蝶々を表現しているそうです。名前を文字で書くことで幸運を呼び寄せるなんて、これを家に飾っておいたらいいことがあるはず!お世話になっている方への贈り物や結婚式、それに出産祝いとして赤ちゃんの名前を描いて送るのも良さそうだなぁとナビは思いました。世界にひとつだけの贈り物にきっと喜んでもらえるはず♪
梅

お金

お金

それぞれの絵がもつ意味にナビも興味津々、ついつい筆先を追いながら見入ってしまいました。
ささっと描いていく張さんの手つきに感心です。
ナビは今回、名前の下に「一期一会」の意味をもつ詩を書いていただきました。こちらの筆使いもさすがに達筆です。最後に日付を書いて完成。自分の名前や好きな文字で世界にひとつだけの作品ができるなんて嬉しいですね。


かかる時間は、3~4文字の姓名ならば、約7~10分です。

その間お店の中を見てもよいし、周辺を散策して戻られてもよいです。


描いているのを見ているとあっと言う間に終わってしましました。 
細長い絵巻の場合は丸めて、額入りのは頑丈なアクリル製なので持ち帰りも安心です。  

お値段リスト

【絵巻】
(大)26㎝×93.5㎝ 480元
(小)23㎝×65.0㎝ 380元

【額入り】
13㎝×18㎝ 380元

正方形
28.5㎝×28.5㎝ 680元
41.5㎝×41.5㎝ 880元

長方形
45.5㎝×29.5㎝ 780元
29.0㎝×81.0㎝ 980元
90.0㎝×39.5㎝ 1800元

何を書きましょうか

張さんが好きな「江口洋介」

張さんが好きな「江口洋介」


人気ナンバー1はやはり自分の名前だそうです。
台湾で使われる繁体字の漢字など台湾らしさがあるものもあるので、お店のサンプルを参考にデザインを決めるのもいいと思います。日本人のお客さんもよくいらっしゃるそうでカタカナ、ひらがなはもちろん、張さんの手にかかればハングル文字、タイ文字などどんな文字も自由自在。
ハングル文字で

ハングル文字で

オーナーの張さんは日本語で簡単な説明をしてくれます。また持ち帰りの袋には絵柄の意味の日本語の説明が掲載されているので、万が一絵の意味を忘れてしまっても復習できるのがいいですよね。台湾のメディアや日本のメディアにも登場したことがあり、なんと志村けんさんも取材に来たことがあるとか。

特別に「花鳥書画」を体験!


ナビは特別に「花鳥書画」を体験させていただきました。
見ているだけだとナビでもできるかも?なんて思ってみましたが、実際描いてみると大違い!面白いですが、やはり難しい!の一言。張さん曰く、今回ナビが描いた太陽が一番簡単だというのですが、黄色を軸にして赤色の半円を描くのだけでも一苦労。ゆっくり描くと墨が滲んだり、形に統一感がなくなるので勢いが必要なんだな、と思ったナビでした。張さんのように力の加減や速度をコントロールしながらすらすら書くには長年の経験が必要なんですね。 
ナビが書いた太陽

ナビが書いた太陽

動き出しそうな「面塑」

張さんが次におすすめしてくれたのは、「面塑」。
細かい部分まできれいにつやがでている人形です…え?これって小麦粉でできているんですか!! 
これは三国志の関羽でしょうか?お値段は20000元

これは三国志の関羽でしょうか?お値段は20000元

「面塑」は中国北部特有の民芸芸術で、漢朝の頃に期限を発し、2千年以上の歴史があります。
もともとは小麦粉を使った食文化がある中国北部の地域で、祝いの席などで人が集まるときにまめな女性たちが発酵済みの小麦粉の生地を自分の好きな形に練ったのがはじまりだそう。蓮の花や龍などの形を作ったものを蒸しあげ、色を付けると非常にいきいきとしたものに仕上がり、鑑賞はもちろんのこと、ものによっては食べていたそうです。
どちらも一体4600元 どちらも一体4600元

どちらも一体4600元

それから時間の経過を経て、芸術作品にかたちを変えていきました。発酵させていた生地も作品用に防腐処理やヒビ防止などを加えた特別加工の生地に、色付けも上塗りではなく、生地に色を練りこむようになりました。それを練って粘土のように形を作っていきます。近代になると、「面塑」の芸術家は時代の影響を受け、作品の風格が大きく変化しました。街頭での民間での玩具から卓上に飾られる芸術品へと発展していったのです。特別に配合、処理した生地は品質がよく、また細かい部分の表現ができる材料なので、特殊な表現が可能です。やさしい丸みがあたたかみを表現しているように感じました。 
ただ小麦粉を練ったものが、手を加えることによりまるで生きているようなさまざまな芸術作品に大変身するなんてナビも驚きです。作品は古代中国で活躍した人物など、日本でおなじみの西遊記のキャラクターもあります。 
「面塑」は古い歴史をもつ芸術であり、芸術家一代一代の努力を経て続いてきたものです。芸術の発展とともに「面塑」に従事する方も多くなってきているとか。
「面塑」は変色、変形することがなく、永遠に美しい状態で保存できます。洗練された芸術作品はなかなか手に入らない一点もの!と張さんが紹介してくれた作品はどれも精密で完璧な出来栄え。腕前が物語っていますね。こんなに精巧なのに技術はまだまだだと語る張さん。研究熱心です。
福褖寿のセット

福褖寿のセット

自宅に、プレゼントにいかがでしょうか

値段は一体4600元、福褖寿は3つセットで12000元、一体単位での購入は同じく4600元です。複数購入する場合は事前に予約が必要だそうです。珍しい作品はプレゼントにもおすすめ、驚かれること間違いなしですよ。  
独特な芸術が魅力的な「吉利字画」、龍山寺に寄った際には、ぜひ足を運んでみてくださいね!
81cm×29cm 980元(額を含む)

81cm×29cm 980元(額を含む)

 以上、台北ナビでした。







記事登録日:2013-06-20

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-04-17

スポット更新日:2014-09-18

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