鶯歌陶瓷博物館(新北市)

鶯歌陶瓷博物館

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:殺人機械

口コミ掲示板行って参りました(最新情報)

2017-01-01
ちょうど一週間前に行ってきました。簡単にご報告。台北からは台鉄に乗って、ほぼ30分で鶯歌駅に着きます。いかにもローカル線という感じで、雰囲気、いいなあ。さて、駅からは徒歩で向かう。到る所に方角指示のプレートがあるので、迷いません。10分ほどで無事到着。無料かと思いきや、入場料は80元でした。さて博物館。あんまり予備知識なく、中国における焼き物の歴史を通覧できるようなところかと漠然と思っておりました。実はさにあらず、現代台湾の、そしてまさにこの鶯歌という土地の焼き物に関する博物館でした。ま、そうであってこそこの地に存在する意味があります、といまさら納得。今回も現代作品がほとんどを占めておりました。タイトルも含めて「ウケ狙い」的なものが多々あるので、なかなかに面白いであります。過去の陶磁器はどんな立派なものでもすべて実用品としての形を持っていますが、現代作品は完全に「アート」としてだけの造形であります。そういう違いは明瞭でありますなあ。また、一般的イメージの「焼き物」や「アート」の次元を超えて、汎用性がありかつ優れた特質を持つ素材としての「セラミック」の重要性と将来性がうかがえるコーナーもあり、見事な展示と言えましょう。入館してすぐは過去の名作が少ないのでちょっとがっかりしたのですが、見終わって満足。一見の価値ありと申せましょう。よかった、よかった。売店もあり、各種の器はもとより、お守りとかいろいろあります。なお、野外の公園風のところは、教育施設的な場所が多いね。散歩の庭としてもいいでしょう。 
訪問日:2016/12