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台湾高速鉄道(新幹線)は、2007年2月1日より正規運行開始、より便利になりました。では、チケットの買い方、利用法をシミュレーションします。
チケット購入は現在、高鉄各駅窓口と自販機、電話で予約・発券が可能。代行予約をしてくれる旅行社もあります。現座はネットでの座席予約はできません。チケットは乗車14日前より発売開始。
・発車30分前まで時間変更が1回のみ無料。 ・払戻しは20元の手数料が必要となります。 ・発車30分以内の払戻しは無効となります。 ・各便とも発車5分前にチケット販売が締切られます。 ・65歳以上の方、身体障害者の方(身体障害者手帳をお持ちの方及び介護者お一人様)12歳以下のお子様は大人片道運賃の半額の優待運賃になります ※満65歳以上の方は生年月日を証明できる英文証明書(パスポート等)またはそのコピーを提示の上、窓口にてチケットをご購入ください。また、乗車時は英文証明書(パスポート等)の正本を携帯し、検札の際に切符とともに提示してください。 ・6歳以下で座席が不要な乗客は保護者同伴を条件に2名まで無料。3名以上は1人毎に半額の乗車料金が必要となります。 ・12歳以下半額。6歳以下で115cm以上、12歳以下で145cm以上のお子様は年齢の照会が必要です。 ・日本語予約サービスがあります。 +886-2-4066-8000+(ガイダンス後内線4) +886-2-4066-5678+4(ガイダンス後内線4) 台湾新幹線700T系は、JR東海とJR西日本の共同開発よって作られた新幹線700系がモデルになっています。「T」は台湾の略称で、台湾の地理、気候なども考慮して設計されています。ハイテクコントロールシステムによる正確性を追求するほか、「自動安全ブレーキシステム」や「運転誤差防止保護システム」が導入されています。 ■路線全長: 345km ■台北~高雄間最短到達時間: 80分 ■最高時速: 300km/h ■1日のダイヤ:上下線計38本(将来は往復176本運行予定) ■停車駅:台北、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義、台南、高雄・左営(将来は南港、苗栗、彰化、雲林に駅建設予定) ■車両編成・座席数:9動力車、3無動力車の12両編成、1編成車両座席数計989人
台北市の東側・南港にも新幹線発着駅建設が検討されていますが、実質的な始発駅はこの台北駅。MRTや在来線が停車する同じ構内に新幹線のホームがあります。台北市内は全線地下になっているので、近辺で車両が疾走する姿を見ることができないのが残念。そして、わずか乗車5分の場所に板橋駅が。東京を出た新幹線が上野に停車するような感じです。ここのホームは広いです。高鉄が乗入れる板橋新站は、25階の高さを持つ板橋のシンボル。台北駅同様、在来線とMRTも乗入れをしている巨大駅なので乗換もスムーズ。
板橋駅をスムーズにすべり出した車両は、すぐ地上に出、街中を走った後、大漢渓を横切るあたりで見晴らしがよくなってきます。が、そう思うのもつかの間、短いトンネルが続き、視界は何度もさえぎられます。台湾の地形ってけっこう複雑なんですねえ。そして高速道路を眼下に横切ったりしながら、20分弱で桃園到着。ここはホームが地下になっているので、やや味気のない構内です。この駅の特徴は、国際空港が至近距離だということ。高速道路のICまでは車で約5分、空港まで10-15分で到着できるということで、海外旅行客にも大いに利用のチャンスがある駅です。が、現在周囲は「大草原」。街というには程遠い印象。が、将来的にはホテル、オフィスビルなどが建設される予定で、国際空港都市としての役割を担うエリアとなります。
次の新竹駅までは約10分、高架になっている駅なので、こちらのほうは見晴らしよし、です。 流線型の美しいフォルムをもった駅の建物は、まさに現代建築風で、台湾新幹線を代表する美しい駅のひとつといえるでしょう。この新竹駅はアジアのシリコンバレーを擁する新竹サイエンスパークのお膝元にあるため、ビジネス向けの施設が多く作られることが予想されます。観光で訪れるならば、新竹市内の名所「廟口」へ。ちょっとローカルな屋台に囲まれ、名物のビーフンをいただけます。また、山間部の「北埔」「内湾」などには客家文化を伝える街が点在しており、観光地としても楽しめます。
新竹をすぎると、車体はグングンとスピードを上げ、時速300キロまで出ます。北部の天気は悪かったのに、台中に近づくと太陽が出始めます。やっぱり中南部は気候いいよなあ、と思いつつ、中部の平野を眺めているうちに車両は台中駅に到着。 この駅は隣が在来線の烏日駅。本数はそれほど多くなさそうですが、ローカル線の気分を味わいながら台中市内まで、というのも悪くないのでは。さらに公共バスも本数が多そうです。ほか、日月潭やお茶処・鹿谷や渓頭などの観光地までは、タクシー利用で。地下にたくさんタクシーが待っているので、値段もだいたいその場で交渉できそうです。この駅は、高速道路との連絡が便利なので、台中市内や中部サイエンスパーク、湖畔が美しい日月潭や、ウーロン茶で有名な鹿谷・杉林渓などの森林エリアへのアプローチ駅となります。
この駅の目玉は、なんといっても付近に建設中の国立故宮博物院南部分院。オープンとなった際には新幹線で直行!ということもできそうで楽しみ。また、嘉義県の県庁所在地でもある太保市は、新幹線駅を誘致したことを機に、駅周辺エリアの大規模開発をすでに進んでいて、野球のスタジアム、交通大学、体育学院などの教育施設や大病院などが次々に完成しています。玉山、阿里山鉄道など、自然あふれる見所も多い南部の観光拠点だけに、滞在型の開発が期待されています。
嘉南平野を一直線に突き抜け、台南の南端に位置する新幹線駅は、台南市の南東方向、空港の東側にあたるエリアに完成。駅周辺には大型リゾート建設が計画されています。道教のお寺が市内に点在する台湾の小京都の異名を持つ台南は「グルメの都」でもあるため、市内に出たら食べ歩きをおすすめ。また、肥沃なこの土地はマンゴー、ライチ、パインなどの畑のたっぷり採れるフルーツランド。収穫の季節には、この駅で下車して直接産地で新鮮なマンゴーをほおばる、という旅も可能!
南の終着駅がこの左営。この台湾新幹線の終着駅から、高雄駅までは、在来線「新左營駅」に直結しています。20-30分おきに各駅停車が停車し、高雄駅まで15分で運んでくれます。2008年4月には高雄MRTが開通し、ここから小港空港までが一本でつながりました。ここ高雄は運河や貿易港が連なり、台北とは違う旅情漂う台湾第二の都市。しかも、都会の割には物価が安い!ここで豪勢にグルメ、クルーズ遊び、というのもいいですね。駅の周辺、徒歩圏内には値段もお手ごろなホテルが集中しているので、宿泊にも困りませんよ。 また、この左営は名だたる高雄の名勝地「蓮池潭」が隣り合わせ。「竜虎塔」や「孔子廟」など、のんびりした景勝地もあるので、時間があったらよっていきたいスポットです。
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