日帰りするには少し強行軍かも知れません。というか、想像していたより、すごく遠かった。
この日の行程は、台中→阿里山賓館での食事、阿里山森林区の散策(ただし、阿里山香林神木と受鎮宮のみで他はスルーでした)、天長地久橋(ただし、地久橋のみ)でした。ツアーの内容に書かれていた全てのところに行くものと思っていましたが、時間計画がいい加減なのか、それ以外のところはスルーでした。
台中駅から阿里山の麓まで約2時間。麓からは更に山道を1時間。登れど登れど頂上が見えない感じでした。
景色は良いですが、バスに乗っている時間がとても長いです。観光時間はあまりないので、それを承知の上で参加されることをお勧めします。ちなみに、台中駅に戻ってきたのは午後7時頃でした。終了後、台北等に移動される計画の方は、それも承知しておいた方がいいかもしれません。
肝心のツアーですが、阿里山頂上の森林区は12月末でしたが緑が濃く、風光明媚なところです。一見の価値はあると思います。個人での移動はなかなか難しいところなので、このようなツアーはとても便利がいいと思います。
ツアー自体に問題はないと思いますが、ガイドは最低でした。
当日の行程表やパンフレット等の準備はなし(翌日の日月潭のガイドさんは準備してくれていました)。
この日は、大陸からの観光客(中国人)がほとんどで、日本人は私たち二人だけでした。
観光地での説明もほとんどなし。バスの車内ではマイクのスイッチを入れたまま中国人の観光客と雑談している声が非常にうるさく、不快でした。
何か思い出した時に適当な説明を一言、二言だけいってましたが、あとはまったくほったらかしでした。仕方がないので、それぞれの観光地ではスマホで自分たちで検索して情報を得ながら参加しました。時間計画もいい加減で、何もないところで15分も休憩したかと思えば、計画に入っているはずの観光地はスルーするという状態。適当でいい加減なガイドのおかげで、せっかく良いところに行ったはずなのに、非常に不愉快でした。
他国の観光客との混在ツアーは何度も体験していますが、今回は最低でした。日本人の参加が少ない地域の観光では、他国の観光客との混在は珍しいことではありません。日本語が不慣れなガイドさんや今回のガイドのようにいい加減なガイドに当たる可能性もありますので、スマホで検索、ガイドブックで確認というような情けない事態も想定しておいた方がいいと思います。
何度もいいますが、ツアー自体は大変有り難いと思いますが、全体には残念な感じでした。
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