会期は即日~2026年3月1日!
台湾のランドマーク「台北101」はこれまでも台湾全土の都市とコラボして、台湾観光を盛り上げてきました。
今回は雲林県とコラボし、「超越偶・超越巔峰Beyond the Puppet, Beyond the Summit」特展を即日より2026年3月1日まで、台北101の89階「秘境花園観景台」で開催されます。
「超越偶・超越巔峰」は『伝統を超え、頂を越える——雲林文化、台北101へ』というような意味合いで、布袋劇と森林セラピー(森林浴)を融合させた世界観が広がっています。
これらは、雲林が開催するイベント「雲林国際偶劇節(布袋劇フェスティバル)」と「森林療癒季(フォレストセラピーシーズン)」という2つの文化ブランドを融合させ、「布袋劇の故郷 × 森林セラピー× ランドマーク」コンセプトで開催されています。
雲林県が誇る「布袋劇」文化
雲林県は「布袋劇の故郷」として知られ、霹靂・金光などの有名ブランドを輩出。洲派・閣派という2大流派の芸術家が活躍し、テレビ布袋劇や国際舞台でも重要な役割を担っています。
雲林県政府は教育による文化の根付かせや「金掌獎」などの競技会、23回を数える「雲林国際偶劇節」を通じて、布袋劇を廟の舞台から現代空間へと進化させ、国内外の観客とつながる文化ブランドへと育てました。これまでに12の国際デザイン賞(iF賞含む)を受賞し、今年は「掌中傳藝・共融永續」プロジェクトでTSAA台湾永続行動賞・銅賞も獲得しています。
雲林県が取り組む「森林セラピー」とは?
雲林県は古坑草嶺石壁地区に台湾初の森林療癒園区を設立。台大実験林チームの研究により、園内の活動が心身の健康に良い影響を与えることが証明されています。
2023年には世界竹組織(WBO)から「世界竹地標」認定を受け、都市として初の竹ランドマークに。韓国忠南大学や台大雲林分院との国際連携により、薬に頼らない自然療法「自然処方箋」の研究も進行中です。
「超越偶・超越巔峰Beyond the Puppet, Beyond the Summit」特展は以下のような4つのエリア構成となっています。
1. 療癒之旅:光と影が交差する竹林をイメージさせる空間が広がります。森林の香りと音楽に包まれ、雲林の山林の静けさと深さを体感できます
2. 竹構之境:竹の建築美と生命力を体感できる空間が広がります。
3. 偶戲之光:霹靂、金光、新興閣、隆興閣、昇平五洲園、木藝堂などの劇団による歴代の名キャラクターの人形が展示されています
4. 台湾永續綠地標:台湾の持続可能な文化と自然を象徴する展示です。
イベントインフォメーション
展覧名:
超越偶‧超越巔峰(Beyond the Puppet, Beyond the Summit)会期:2025年11月10日〜2026年3月1日
会場:台北101 89階「秘境花園観景台」
主催:雲林県政府文化観光処、台北101
協力:森象股份有限公司(森林邦)、加加福整合行銷有限公司、霹靂・金光・新興閣・隆興閣・昇平五洲園・木藝堂など
画像・情報提供:台北101
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2025-11-17