台湾各地には1度は見ておきたい絶景が多数あります。8~10月にかけて山一面がオレンジ色に染まる風景もその1つではないでしょうか?
「金針花(ワスレグサ)」のお花畑です。台湾・花東エリアの六十石山、赤科山(赤柯山)、太麻里金針山あたりが鑑賞スポットとして知られています。本日はその中の赤科山へ。知る人ぞ知るスポットに行ってきました!
山の中にポツンと一軒家、「緑点酒荘(綠點酒莊)」です。赤科山の観光地である金針花海を過ぎ、これまた観光スポットとして知られる「赤柯山小瑞士農場」を過ぎてさらに奥。同行の台湾人たちも「こんなとこにお店なんてあるの~?」と言いだすほど細ーい細い道の奥にお店はあります。
オーナーはドイツ人の張安德(Andreas Wiesener)さんと台湾人の陳思樺さんご夫婦。初めてこの地を訪れた時、ビビビビっと来たおふたりはここに移住することをきめたそうです。
「一面の花畑とそこに漂う空気にやすらぎを覚えた一方で、ある種の興奮を感じたんだ」と語る安德さん。子どもの頃に夢見た景色が広がっていたとか。元々建っていた小屋の様子を見ることもなく即決したそうです。まさにおふたりのビビビビ台湾物語~!
そう決めたのが2019年の秋。そこから小屋のリノベをはじめて2021年にプレオープンと相成りました。
ここは醸酒家でもある安德さん達の住まいの一角。仲良くなって気が向くとお酒と手料理が堪能できるプライベートレストランに早変わりするんです。というわけで、メニューはありませんが、予算や人数に応じてアレンジしてくれます。いつもは安德さんたちの作るクラフトビールやリキュールの販売店となっています。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2024-10-04