何を置いても「GLAY」が出演したことが一番のニュース!「GLAY」にとって約6年半ぶりとなる台湾でのライブは、初めての海外音楽フェス出演だったというから、すごい貴重!
ボーカルの「TERU」は「大家好(みなさん、こんにちは!)」と台湾語であいさつし。その後、「僕たちはGLAYです。本当にお久しぶりです。台北小巨蛋(台北アリーナ)に来られて、とても嬉しいです。みんな一緒にカモーン!」と流ちょうな中国語も披露。これには観客も大盛り上がり!さらに、人気楽曲『SOUL LOVE』の場面では、「待ちこがれていた 『台湾』をこうして……」という風に台湾のことを思っていたことを伝える場面も。
これだけではありません。「五月天」の会社が主催している音楽フェスですから、「GLAY」と仲良しの「五月天」が出てこないわけがありませんよね。というわけで、ボーカルの「阿信」とギターの「怪獸」が登場し、大ヒット曲の『誘惑』を披露!最高すぎる~♡
「GLAY」、やっぱりいいなぁ~、また聞きたいなぁと思っていた、なんと!「五月天」のターンになって、これまた出演者の「flumpool」のボーカル「山村隆太」とともに「TERU」が登場!披露した楽曲は五月天の『OAOA(現在就是永遠)』。実はこの曲、「flumpool」が日本語の歌詞でカバーしています。というわけで、日本語と中国語のちゃんぽん状態で披露!中国語の歌詞も日本語の歌詞もどちらも心に響く~!
そうなんです、「flumpool」も今回の「2024 SUPER SLIPPA超犀利趴13」に参加していました。台湾に何度も来ているだけあって、MCはほぼ中国語!音楽している人は耳がいいんですね。カンペを見ながらですが、長文の中国語をよどみなく話す様子はビックリしちゃいます。ナビも中国語を頑張らないと!
しかも「flumpool」の『証』を「阿信」が中国語をつけた『証明』を披露。音楽の力で台湾のファンと近づきたいという思いを中国語の歌詞で歌いあげました。
さらに、『HELP』では中国語バージョンで歌うなど、もう誠意の塊という感じ。この曲はコロナ禍で台湾のファンと会えない日々を過ごした日々の中で、ファンが中国語の先生となって、歌えるようになったというものであり、とても意味があるものだったんです。ナビの友人(台湾人)は五月天の大ファンなのですが、フェスなどを通して「flumpool」も好きなのという気持ち、すごくわかるなぁ!
そして、ナビがここ数年はまっている「理想混蛋」もご紹介しましょう。今回のイベントの一発目に登場というなかなかの重圧がかかるなか、『愚者』で登場。ヒット曲『不是因為天氣晴朗才愛你』や新曲『離開的一路上』などを披露すると、みんなで大熱唱♪
実は「理想混蛋」、台北アリーナでの公演はまだありません。「めったに台北アリーナの舞台に立てないので、今回は予習しているつもりでもいます。ここ、台北アリーナでの公演を目標に努力してきたので」と語りました。もうすぐにでもできると思うけどな~!前のコンサートもチケット即完売で、ナビ行けなかったし……涙
チケット即完売といえば「動力火車」も忘れてはいけません。『彩虹』、『忠孝東路走九遍』、『當』、『我很好騙』など、台湾人なら誰でも知っている!という代表曲のオンパレードでまたもや大きなカラオケボックス状態に。
「動力火車」は歩くCD以上のパフォーマンスを見せてくれるわけですが、ユーモアあふれるMCも魅力のひとつです。「いやぁ、僕らのソロ公演では聞いたことないような、若い世代の声が聞こえてきて大感動だよ、もう帰宅してもいいくらい大満足、歌うのやめるわ!」などと、笑いを誘いまくります。
さらに人気バンド「麋先生MIXER」が登場し、「動力火車」とのコラボ曲『到底我算什麼」を披露しました。実は「麋先生MIXER」、9月21日に台北アリーナでのコンサートが控えているということで、今回のフェスには出演しないと思われていたのです。その中での登場ということで、会場のボルテージが一気に上がります。
この2バンドのご縁は2021年金鐘獎で結ばれました。「麋先生MIXER」が歌う、ドラマ「大債時代」のエンディング曲『廢廢』がノミネートしていたのですが、これを会場で披露したのが「動力火車」だったんです。
というわけで、『廢廢』を熱唱!高音が魅力の「動力火車」に合わせ、「麋先生MIXER」もいまだかつて歌ったことがないという超高音で披露したのですが、いあやぁ耳福~♡
ダンスグループ「Energy」といえば、今年の台湾の話題をかっさらったともいえます。「五月天」のコンサートにゲストとし初期のメンバー5人が揃って出演したことがきっかけで、再結成し、新曲とミニアルバムを発表。コンサートツアーも大成功しています。
そして、「Energy」とコラボをしたのは元「MP魔幻力量」の「GX(鼓鼓呂思緯、蕭秉治)」。お互い「手」のつくダンス曲をもっていることから、「MP魔幻力量」の『射手』をダンス付きで披露して、会場は大盛り上がり!
40年代の光ともいえる彼らですが、今台湾でよく流れているのが『星期五晚上(フライデーナイト)』。この曲の最後に16回しゃがんでから足を広げて立つというダンスをしていることから、16回しゃがむ(16蹲)チャレンジが流行っていますよ~。(同年代のナビですが、1回でもしたら膝を痛めると思うので、流行には乗れず……)この日も「しゃがみ続けられる限り、しゃがむ!」と宣言していました。膝、強すぎ!
トリはもちろん「五月天」!音楽の魅力もさることながら、楽しいトークも魅了kですが、いやぁ長い、長い!笑 観客とのおしゃべりも彼らのライブの見どころでもあります。
24日は日本人アーティストと25日には「蕭秉治」とコラボしました。この日は「蕭秉治」の『外人』を歌い、会場はその歌声に酔いしれました。
そして、さらっと11月に花蓮へ行くこと、年末には桃園棒球場で年越しライブを開催することを発表しましたよ~!花蓮は地震の影響で、訪れる人が少なくなっていますが、このニュースを聞いたファンは早速花蓮旅行の予定を組み始めているというから、花蓮支援の一環でもあるように思います。
「相信音樂」のアーティストが多く登場し、さらに事務所の垣根を越えて台湾で活躍するアーティストが集った音楽フェスティバル「超犀利趴13」。
特定の好きなアーティストがいる方、台湾音楽にどっぷりつかりたい方はもちろん、台湾音楽の魅力に触れたいなぁと漠然と考えている方にもおすすめできるフェスティバルです。
きっと来年も開催されますので、興味のある方は五月天や「相信音樂」のFacebookをチェックしてみてくださいね。
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記事登録日:2024-08-29