台湾北東部の海岸線は一帯は「東北角」と呼ばれるエリア。ここ数年、地元ではじわじわと来ている風もなきにしもあらず。とはいえ、まだまだ観光地然としていないので、ゆったり&のんびりとした台湾に出合える場所です。
ナビも癒しを求めて台湾好行バスに乗り込みました。856黄金福隆線の終点(起点)で降れば、そこは小さな漁港であり、小さな漁村の「馬崗(マーガン)」です。
「猫出没につきゆっくり走ってね」なんて看板がなくても、自然とゆっくり運転しちゃいそう。
馬崗には昔ながらの石造りの家が並びます。「参観歓迎」と書いてあるから中へ入ってみることに。
「ここは昔、海辺から石を運んできて作った家なのよ。のちに石の家は貧乏ったらしく見えるからとコンクリートを上塗りしたのだけど、今また、古人の知恵や文化を守ろうと、修復している最中なのよ」と教えてくれました。昔と変わらず、近所の人が集まり助け合いながら作業を進めているところだそうです。
恐らく普段はガイドサービスなぞないはずです。ナビたちが日本人と知ると、「みんな日本大好きよ」と話も弾みます。こんな出会いも旅の醍醐味です。
石の家をあとにしたナビ。「台湾最東部のカフェ」の看板に魅せられて、矢印の方へ進みます。
ニャンコに案内されるようにさらに先へ進みますが、お目当てのカフェ「馬崗街27號Coffee」はお休みでした。残念。
先ほど石の家で出会ったご婦人がおすすめしてくれた食堂へ行ってみることに。「嗨九」は海を眺めながら、魚介を使った麺や刺身などがいただけるカジュアルな店。
食後は「曙。旅 Dawn Trip Bar」へ。オリジナルのドリンクを注文して、次なる場所へ向かうためエネルギーをチャージします。クーラーの効いた店内でまったり……。クラフトビールもありましたよ!
最後の最後でのんびりムードとは程遠い展開に……。キャリーバックを担いで上る元気などないナビは早々に断念しました。上った先にはこんなかわいらしい灯台が待っているそうですよ。次回はがんばるぞー!