知らなければ入っていくのをためらうような台南の路地裏で、またまた素敵なお店に出逢いました!パンとケーキのお店、「百珍麵包蛋糕」です。
ここは1912年(大正9年)に建てられた西門商場の一画。当時は西市場と呼ばれ、野菜や果物が売られる台湾最大の公共市場でした。後に生地屋が多くを占めるようになり、今では布屋さんのほかに小吃店などもちらほら。
その代表格がこちら「百珍麵包蛋糕」です。ノスタルジックな雰囲気が素敵!思わず写真に収めたくなります。
平成レトロどころか昭和レトロも通り越して、リアル大正レトロといったところでしょうか?
1番人気はその場でクリームを詰めてくれる昔ながらのシュークリーム(古早味泡芙35元)。昔も今も変わらない、台南っ子のオヤツなのだとか。
雲みたいな形のシュー生地は、見た目以上にとっても大きいんです。固さはフニャっとザクッとの中間くらい。それなりに食感もあります。
昔と変わらぬ手作業で焼き上げられているから、1つ1つ微妙に異なる形をしています。一期一会の出逢いを楽しむかのように、いただきま~す!
店構えとおんなじ、素朴な味。甘さ控えめでいくらでも食べられそうですが、大きいので1つで十分、お腹がいっぱいに。
残念ながら生もののため、長時間の持ち帰りには耐えられそうにありません。そのため、ナビは店の前に置かれた椅子を拝借しました。出来立てをパクり、最高です。みなさんもお試しあれ!
ショップ情報
百珍麵包蛋糕台南市中西區西門路二段151號
(06)222‐3300
10:00~19:00(金曜日は~18:30、土曜日は10:30~)
無休