【台湾パイナップル】台湾からパイナップルを日本に持ち帰る場合の手続きについての便利帳

台湾からパイナップルを手荷物として日本に持ち帰る場合の手続きについて、台湾桃園国際空港の検疫担当部門に電話で確認しました。

パイナップルを持ち帰る際に必要となる「検査証明書」の発行について、少なくとも1日前までに連絡があった方が嬉しいとの回答がありました。というのも、予めどれくらいの人が来るかわかっていれば、対応できるだけのスタッフを用意してくれるからだそうです。(事前連絡がない場合は、かなりの時間待つことになるかもしれません)

また、検疫には基本的に40～60分かかり、混雑している場合などはそれ以上かかることもあります。

そのため、時間に余裕を持って「動植物出境檢疫辦公室(動植物出国検疫事務所)」または「動植物檢疫櫃台」へ向かってください。

【メールに書いて欲しい資料まとめ】
・名前
・住所
・電話番号
・パスポート番号
・持って帰る植物の名前(パイナップル)、数量、重量、購入金額
・フライト便情報
・検疫にくる予定時刻

空港の手続きカウンターに担当者が不在の場合もありますが、内線電話で呼び出せば対応してくれるということです。ただ、混雑時には待つ必要があります。

※予約後フライトのキャンセル・遅延等により、検疫をキャンセルまたは時間変更希望がある場合は、必ずご連絡下さい。

高雄國際航空站(高雄小港空港)から帰国する場合

検疫所は二つあります。

①高雄港口檢疫站
高雄小港空港から徒歩約10分にあります。
営業時間内(昼休みは除く)は事前予約は不要です。

住所：高雄市小港區山明路2之2號
電話：(07)972-0601
営業時間：月～金曜日8:30～12:30、13:30～17:30
https://www.baphiq.gov.tw/office/khbaphiq/ws.php?id=409

②高雄機場檢疫站
空港内の貨運站にありますが、飛行機が到着すると人員が事務所にいなくなることもあります。
そのため、検疫前に電話で確認することをオススメします。

住所：高雄市小港區飛機路630號三樓
電話：(07)805-7790
営業時間：8:30～12:30、13:30～17:30
https://www.baphiq.gov.tw/office/khbaphiq/ws.php?id=410

※休日や早朝・深夜時間帯に出国する場合は、事前に電話連絡したほうが良いでしょう。

●検疫するにはどこへいけばいいの？
↓
「動植物出境檢疫辦公室(動植物出国検疫事務所)」または「動植物檢疫櫃台」

●費用などは発生するの？
↓
・1回の申請につき作業料100元が発生します。
・10kgを越えるパイナップルの検疫には申告価格(FOB)の0.1％の検疫料がかかります。
・平日8:30～17:00以外とお昼休みの申請は時間外作業のための追加料金が発生します。

【時間外作業のための追加料金】
・200元
月～金曜日 6:00～8:30、12:30～13:00、17:00～22:00(高雄は 6:00～8:30、12:30～13:30、17:30～22:00)
・1000元
土・日曜日、祝日 6:00～22:00
・2000元
毎日 22:00～翌6:00

※パイナップルを日本に持ち込む際の検査証明書の発行は、日本側の要望があり行われているものです。台湾側のご好意で対応していただいていますので手続きへのご協力をお願いします。

※今回は、検疫担当の方に「パイナップルを日本に持ち帰る際の手続きについて」質問をしました。これ以外の農産品(コメなど)を持ち帰る場合は別の手続きが必要な場合がありますのでそれぞれお問い合わせください。