茶色のライン、中山國中駅より徒歩7分ほどの路地にあるギャラリーan everythingにて8/7よりスタートした「插畫的設計模樣-Nio倪嘉隆個展」。イラストレーターであり、グラフィックデザイナーでもあるNio倪嘉隆氏が台湾や諸外国の企業などから依頼を受けて手がけた作品を展示しています
今回の個展限定のパッケージデザイン。「淡果香」の果乾水の素が5袋入って250元。下のBOXを広げると上の12角形になります。BOXの状態の中に電球(自分で用意)を入れて波型の丸窓から明かりがとれるキュートな照明としても使えます♪
「淡果香」は台湾にお嫁に来た韓国人の方が立ち上げた果乾水のブランドです。バナナやパイナップル、キウイなどのイラストと南国色のコントラストがとてもいいです
Nioさんのお友達の結婚式の引き出物をデザインしたもの。結婚式が秋だったので、秋日暖婚というテーマがついています。こんなオリジナルの引き出物をもらったら、嬉しいですよね!
ブランドオーナーの名前の最後の字、豐から名付けられたブランドネーム「豐茶」。パッケージが並ぶと台湾のお茶栽培の低い場所から高い場所で採れた茶葉が、わかるようになっています
おまかせ料理(メニューのない)レストラン「屋頂上的貓」×ビールで有名な「金色三麥」がコラボしたビールパッケージをデザイン。ビール好きなNioさんが独自のクリエーションで作った架空のビールブランド「好酒不見」(トップ写真)をネット上で見た「屋頂上的貓」と「金色三麥」の担当者がそのパッケージを気に入って依頼したそうです
台湾原住民のアルバム「TI CEMELESAI ATA SALASALADJ」のジャケット。彼らの1日の生活風景がカラフルで可愛いタッチで描かれています
ギャラリーの店舗先に飾られているフラッグはいちばん手前が中国のLALUホテル、マカオにある島の地図、同じくマカオのドラマのロケ地の地図
こちらがこの個展の主、Nioこと倪嘉隆氏。背が高く、話し方は淡々としていましたが内に秘めているものがたくさんあるのではないかという印象を受けました。台湾だけでなく、ベルギーやドイツ、シンガポール、マレーシアなど各国からの依頼もこなしています。今後は自身のデザインと共に台湾のブランドを持って海外にどんどん進出していきたいそうです
入口横にはNioさんの作品が掲載されている本が、並べられています。開催は9/15までです!足を運んでみてください!
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記事登録日:2018-08-23