5月15日(日)、台湾文化センター(東京・虎ノ門)で台湾映画上映会&トークショー「台湾映画の新しい潮流を感じよう!」が開催されました。
これは台湾文化センターとアジアンパラダイスの共催で今年3月から始まったシリーズ企画で、
毎回、予約開始後数時間で満席になってしまうほどの人気イベントなんです。
第3回目となる今回上映されたのは、2011年に台湾で公開され、大ヒットとなった「あの頃、君を追いかけた」(原題:那些年,我們一起追的女孩)。
高校生たちのピュアで、ちょっと笑える初恋と友情の物語で、原作小説もベストセラーになりましたよね。
ナビも当時から気になりつつ見逃していた映画だったので、日本で見られるなんて大感激!
主演の柯震東(クー・チェンドン)は本作品がデビュー作。
悪友たちとバカ騒ぎしつつ、優等生のヒロイン、陳妍希(ミシェル・チェン)に徐々に惹かれていく様が瑞々しく描かれています。
彼らの悪ふざけがなかなか見物で、会場にも何度も笑い声が響いていました。
お互いを意識しつつも「好き」と言い出せない二人が、一緒にデートするシーン。
特にランタン上げのシーンが素敵で、思わず胸キュン!
上映後、コーディネーターの江口洋子さんが台湾のヒット映画の要因についてお話ししてくださいました。
この作品はプロデュースしている人たちの多くが異業種で、日本の漫画のカット割りをコマ割りの参考にするなど、
斬新な発想で作られているのがヒットの一因だったそうです。
なんと、監督の九把刀からのビデオメッセージが! こんなにお若い方なんですね。
ご自身の青春の大切な想い出を映画にしたんだというお話に、深く納得。
なるほど、だからあんなに生き生きとした日常が描かれていたんですね。
最後に抽選会もありました。
九把刀監督のサイン入りチラシ、これから日本で公開予定の台湾映画のクリアファイル、「な~るほど・ザ・台湾」の最新号などが当たります。
くじ運の悪いナビは何ももらえませんでしたが・・・
今後、台湾文化センターで行われるイベントの告知もありました。6月24日(金)には、台湾映画同好会による「太陽の子」の上映会が行われるそうです。
(詳細はこちら http://jp.taiwan.culture.tw/information_34_49703.html)
会場の一角では、台湾の猫写真家による「猫夫人 ミニパネル展」も開催中(5/18まで)。
あまりにも愛らしいニャンコたちの写真に、思わず見入ってしまいました。
台湾文化センターでは、台湾に関するさまざまなイベントや書籍の情報を得ることができます。ちなみに、今企画の今後の上映予定は・・・
6月17日(金) 「シルク」 8月6日(土) 「KANO」
9月10日(土)「九月に降る風」 10月15日(土) 「セデック・バレの真実」
12月3日(土) 未定
入場は無料で、予約制。上映1カ月前よりメールにて受け付けます。
(詳細はこちら http://jp.taiwan.culture.tw/information_34_49712.html)
リピーターの方も多いそうなので、興味のある方は早めにご予約を!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-05-18
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