な～んにもない駅で激ウマの駅弁に遭遇！

台鉄で台中から北上する途中、高架線路上にぽつんと小さな駅があります。

うららかな陽気にさそわれ、目的地も決めず鈍行列車に乗ったナビ。つい途中下車してみました。

5階建てのビルに匹敵する高架から降りてみると・・・広い道路。あれ？車が通ってない。時刻はすでにお昼すぎ・・・。

目の前に広がるのは一面の畑と田んぼだけ。コンビニか、せめて何かの食べ物屋台くらいはあると思っていたナビは思わず目の前がクラクラ・・・。

その時、どこからか音楽が聞こえてきました。音をたよりに行ってみると、あったのは「新幹線」？？？

どうやら台鉄払い下げの車輌を改造した民宿兼レストランのようでした。

ほとんど期待せずに、改造された食堂車でランチを注文したのですが・・・

懐かしの台鉄弁当、メインのエビ巻き、貢丸（コンワン）と菜芯（ツァイシン）のスープのどれをとってもビックリするくらいのおいしさ。

食後のコーヒーを飲みながら、眺める窓の外はとうもろこし畑。遠くの道を、牛を一頭だけ載せたトラックがゆっくり通っていきました。ほんとに偶然に発見したグルメ、途中下車の面白さの一つですね。