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履いて納得!温かみある手作りチャイナシューズの老舗店。

こんにちは、台北ナビです。
今回は台北の中では数少ない、手作りチャイナシューズのお店へお邪魔しました。
「チャイナシューズ」と聞いて思い浮かべるのはチャイナドレスに合うような、スパンコールやビーズがあしらわれた華やかな靴。若者で賑わう「台北の原宿」西門町にひっそりと佇む「小さな花園」には、実に様々な靴が並び、手作りの温かさを伝えていました。
チャイナシューズに刺繍される細かい花は、花園に咲く小さな花々のようであることから、小花園の名前が付けられたのだそうです。 チャイナシューズに刺繍される細かい花は、花園に咲く小さな花々のようであることから、小花園の名前が付けられたのだそうです。 チャイナシューズに刺繍される細かい花は、花園に咲く小さな花々のようであることから、小花園の名前が付けられたのだそうです。

チャイナシューズに刺繍される細かい花は、花園に咲く小さな花々のようであることから、小花園の名前が付けられたのだそうです。

外省の伝統靴を後世に。

全盛期には台北には7軒あったという手作りチャイナシューズのお店も今ではごく僅かとなってしまったそうです。 全盛期には台北には7軒あったという手作りチャイナシューズのお店も今ではごく僅かとなってしまったそうです。 全盛期には台北には7軒あったという手作りチャイナシューズのお店も今ではごく僅かとなってしまったそうです。

全盛期には台北には7軒あったという手作りチャイナシューズのお店も今ではごく僅かとなってしまったそうです。

店主の陳弘宜さん

店主の陳弘宜さん

3代目となる店主の陳弘宜さんは、台湾が日本による統治から中華民国による統治に入れ替わった「台湾光復」の際に、一家で上海から台湾へ移り住んだ外省人です。小花園は、祖父の陳初学さんの代に上海で始まりました。陳さんのおじいさんは、軍人向けの靴や貴族のご婦人用に刺繍を施したチャイナシューズを作るほか、当時まだ風習が残っていたという纏足(女性の足を布で巻き付け、小さく保つ風習)用の靴もオーダーメイドして生計を立てていたのだそうです。陳さん一家が台湾へ移り住んだ後、故郷である中国大陸では、毛沢東による文化大革命により、長い間チャイナシューズは姿を消します。チャイナシューズを作れる人が減って行く中、鄧小平の改革開放を機に、再び伝統のチャイナシューズ復活の動きがあり、中国大陸から台湾の小花園へその技術を学びに来る職人さんまで居たそうです。時代の流れに翻弄されながらも、伝統的な中国の服飾文化を守り抜いてきた小花園のその技術と精神は、陳さんの弟妹やお子様の代へとしっかり受け継がれています。
陳さんは主に工房で靴づくりに励んでいるため、通常はお嬢さんの陳瑋さんがお店で対応してくれるそうです。店内には、陳さんがデザインした靴の他、妹さん手作りのチャイナ服や、雑貨も置いてありました。
店内の雑貨コーナーもお見逃しなく! 店内の雑貨コーナーもお見逃しなく!

店内の雑貨コーナーもお見逃しなく!

陳さんの妹さんのハンドメイドチャイナ服。

陳さんの妹さんのハンドメイドチャイナ服。

シックな色柄のものは普段着でも着られそうです。

シックな色柄のものは普段着でも着られそうです。

子供用もありました。

子供用もありました。

日本人観光客に人気の、手縫い「布老虎」も破格のお値段! 日本人観光客に人気の、手縫い「布老虎」も破格のお値段! 日本人観光客に人気の、手縫い「布老虎」も破格のお値段!

日本人観光客に人気の、手縫い「布老虎」も破格のお値段!

珍しいチャイナ服のキーホルダーはバラマキ土産にオススメです!

珍しいチャイナ服のキーホルダーはバラマキ土産にオススメです!

可愛らしい形の扇子。布のケースつき。

可愛らしい形の扇子。布のケースつき。

ポーチの柄も色々ありました。

ポーチの柄も色々ありました。

装飾靴。こちらもすべて手縫い、手刺繍だそうです。布の花を中に差して飾る人もいるそうです。お土産によ良さそうですね。 装飾靴。こちらもすべて手縫い、手刺繍だそうです。布の花を中に差して飾る人もいるそうです。お土産によ良さそうですね。 装飾靴。こちらもすべて手縫い、手刺繍だそうです。布の花を中に差して飾る人もいるそうです。お土産によ良さそうですね。

装飾靴。こちらもすべて手縫い、手刺繍だそうです。布の花を中に差して飾る人もいるそうです。お土産によ良さそうですね。

中華柄のポーチと巾着。巾着の持ち手の部分まで凝って作られていました。 中華柄のポーチと巾着。巾着の持ち手の部分まで凝って作られていました。 中華柄のポーチと巾着。巾着の持ち手の部分まで凝って作られていました。

中華柄のポーチと巾着。巾着の持ち手の部分まで凝って作られていました。

軽くて、足にしっくりくるチャイナシューズ。 軽くて、足にしっくりくるチャイナシューズ。 軽くて、足にしっくりくるチャイナシューズ。

軽くて、足にしっくりくるチャイナシューズ。

ビーズ刺繍も美しい!ひとつ、ひとつ縫いつけていると思うと、気の遠くなるような作業です。 ビーズ刺繍も美しい!ひとつ、ひとつ縫いつけていると思うと、気の遠くなるような作業です。 ビーズ刺繍も美しい!ひとつ、ひとつ縫いつけていると思うと、気の遠くなるような作業です。

ビーズ刺繍も美しい!ひとつ、ひとつ縫いつけていると思うと、気の遠くなるような作業です。

細かい作業は、目が疲れると話す陳さん。1ヶ月に20足前後の靴を仕上げるのだそうです。 細かい作業は、目が疲れると話す陳さん。1ヶ月に20足前後の靴を仕上げるのだそうです。

細かい作業は、目が疲れると話す陳さん。1ヶ月に20足前後の靴を仕上げるのだそうです。

手作りなのに、こんなにリーズナブルでいいのでしょうか!?


そんなナビの問いかけに「一族経営だから今のこの価格が実現できる」と話す陳さん。こちら小花園の靴は、デザインから、刺繍や裁縫まで、全て陳さん一族が分担して手掛けているそうです。店内には、年中販売されている定番商品の他、半年に一度デザインから全て入れ替える商品もありました。季節ごとに春夏はサンダルや通気性のよい涼しげな靴、秋冬は皮など防寒性のある靴が並ぶようです。いずれにしろ、平均600~1000元ととにかくお財布に優しいのが魅力!しかしながら「安かろう悪かろう」では困るので、ナビは実際に履き心地をチェックしてみました。が、質も問題無し!本当に軽くて、柔らかくて、履きやすい設計になっていました。しつこいようですが「こんなに安くていいの!?」と心でつぶやくナビでした。半年に一度入れ替えるシリーズは作れても1000足で、在庫がなくなり次第終了となるので悪しからず。
地元の愛用者が多いという定番商品たち。 地元の愛用者が多いという定番商品たち。

地元の愛用者が多いという定番商品たち。

こちらは春夏用の涼しげな商品たちです。 こちらは春夏用の涼しげな商品たちです。 こちらは春夏用の涼しげな商品たちです。

こちらは春夏用の涼しげな商品たちです。

陳さんの弟さんの作品。秋冬用のため現在1点だけ店頭に展示されていますが、10月以降在庫が確保できるそうです。

陳さんの弟さんの作品。秋冬用のため現在1点だけ店頭に展示されていますが、10月以降在庫が確保できるそうです。

革靴も、軽くて柔らかいので歩きやすそうです。

革靴も、軽くて柔らかいので歩きやすそうです。

足のサイズが小さいというジュディ・オングさんもご来店。お土産用に、スリッパをたくさん購入されたそうですよ♪

足のサイズが小さいというジュディ・オングさんもご来店。お土産用に、スリッパをたくさん購入されたそうですよ♪

日本人の他、シンガポールやマレーシア、欧米からのお客さんも多いそうです。

日本人の他、シンガポールやマレーシア、欧米からのお客さんも多いそうです。

いちばん人気というキレイなチャイナスリッパたち。お土産にしたら喜ばれそうです。 いちばん人気というキレイなチャイナスリッパたち。お土産にしたら喜ばれそうです。

いちばん人気というキレイなチャイナスリッパたち。お土産にしたら喜ばれそうです。

素敵なスリッパで、室内でも足元をオシャレに♪ 素敵なスリッパで、室内でも足元をオシャレに♪ 素敵なスリッパで、室内でも足元をオシャレに♪

素敵なスリッパで、室内でも足元をオシャレに♪

店内のミシンはサンプルを作るときに用いるそうです。 店内のミシンはサンプルを作るときに用いるそうです。 店内のミシンはサンプルを作るときに用いるそうです。

店内のミシンはサンプルを作るときに用いるそうです。

時代に合わせたデザイン。

刺繍が施された「ザ・チャイナシューズ」を求めてやってくるのは、長年この靴で履き慣れてきた年配の方が多いそうです。今の時代、台北の街中でこの「ザ・チャイナシューズ」を履いている人を見かけることは少ないのですが、根強いファンがいらっしゃるということですね。店内を見渡すと、北欧風の生地やストライプ柄、デニムの生地を使ったパンプスもあり、若い人にも履いてもらえるような工夫が感じられました。「これはクッチのデザインをイメージして作ったよ」なんてアッサリ話してくれる陳さん。きっとグッチのことよね?と思いながら、常に違ったデザインを考案していかなければならない靴職人の苦悩を垣間見ました。
北欧風の柄や、デニムに刺繍が施されたデザイン。 北欧風の柄や、デニムに刺繍が施されたデザイン。 北欧風の柄や、デニムに刺繍が施されたデザイン。

北欧風の柄や、デニムに刺繍が施されたデザイン。

店内でいちばん安い390元のサンダル。このシリーズに限り機械で刺繍を施しているのだそうです。ソール部分はプラスチック。普段履きで履きつぶして、また買い替えるというお客様用だそうです。 店内でいちばん安い390元のサンダル。このシリーズに限り機械で刺繍を施しているのだそうです。ソール部分はプラスチック。普段履きで履きつぶして、また買い替えるというお客様用だそうです。

店内でいちばん安い390元のサンダル。このシリーズに限り機械で刺繍を施しているのだそうです。ソール部分はプラスチック。普段履きで履きつぶして、また買い替えるというお客様用だそうです。

室内外どちらでもOKな、西洋風のサンダル。インソールがフワッとして気持よかったです。 室内外どちらでもOKな、西洋風のサンダル。インソールがフワッとして気持よかったです。

室内外どちらでもOKな、西洋風のサンダル。インソールがフワッとして気持よかったです。

サンダルはインソール部分が足にフィットして、疲れなそうでした!

サンダルはインソール部分が足にフィットして、疲れなそうでした!

インソールが夏向き!デニム生地は使い易そうです。

インソールが夏向き!デニム生地は使い易そうです。

ビーズのモチーフと色合いがレトロでキュンとします。ナビチームのオススメはミントグリーンのサンダル。デザインも色も、可愛い!ビーズ刺繍はもちろん手縫いです。インソール部分は皮を使用しているため、若干高めの890元。(といっても、お手頃価格ですが…) ビーズのモチーフと色合いがレトロでキュンとします。ナビチームのオススメはミントグリーンのサンダル。デザインも色も、可愛い!ビーズ刺繍はもちろん手縫いです。インソール部分は皮を使用しているため、若干高めの890元。(といっても、お手頃価格ですが…) ビーズのモチーフと色合いがレトロでキュンとします。ナビチームのオススメはミントグリーンのサンダル。デザインも色も、可愛い!ビーズ刺繍はもちろん手縫いです。インソール部分は皮を使用しているため、若干高めの890元。(といっても、お手頃価格ですが…)

ビーズのモチーフと色合いがレトロでキュンとします。ナビチームのオススメはミントグリーンのサンダル。デザインも色も、可愛い!ビーズ刺繍はもちろん手縫いです。インソール部分は皮を使用しているため、若干高めの890元。(といっても、お手頃価格ですが…)

シノワズリな柄もシンプルな色を選べば、意外と(?)普段履きでオシャレに履きこなせそうです。 シノワズリな柄もシンプルな色を選べば、意外と(?)普段履きでオシャレに履きこなせそうです。 シノワズリな柄もシンプルな色を選べば、意外と(?)普段履きでオシャレに履きこなせそうです。

シノワズリな柄もシンプルな色を選べば、意外と(?)普段履きでオシャレに履きこなせそうです。

旅行にピッタリの一足。インソールはボコボコしておりマッサージ効果がありそうです。カメラマンは既に愛用中で「クッション性があって履きやすい」そうです♪柄も豊富でオススメ。 旅行にピッタリの一足。インソールはボコボコしておりマッサージ効果がありそうです。カメラマンは既に愛用中で「クッション性があって履きやすい」そうです♪柄も豊富でオススメ。 旅行にピッタリの一足。インソールはボコボコしておりマッサージ効果がありそうです。カメラマンは既に愛用中で「クッション性があって履きやすい」そうです♪柄も豊富でオススメ。

旅行にピッタリの一足。インソールはボコボコしておりマッサージ効果がありそうです。カメラマンは既に愛用中で「クッション性があって履きやすい」そうです♪柄も豊富でオススメ。

洋服に合わせやすそうな色とデザインのものもたくさんありました。 洋服に合わせやすそうな色とデザインのものもたくさんありました。 洋服に合わせやすそうな色とデザインのものもたくさんありました。

洋服に合わせやすそうな色とデザインのものもたくさんありました。

亡くなられた方の最後の一足「寿靴」。


店内にひっそりと陳列された靴に目が止まりました。中華系のお葬式では宗教に関係なく「寿靴」と呼ばれる靴を死者に履かせて見送る風習があるのだそうです。「腳踩蓮花上西天(蓮の花を踏むと往生する)」といわれていることから、靴の底にも蓮の花の刺繍が施されています。一足は足に履かせ、くたびれたらまたどこかで履き替えられるようにと、もう一足持たせる人もいるそうです。「いい靴は幸せな場所へ導いてくれる」というような言葉を耳にしますが、それはこの世でも、あちらの世界でも一緒なのかもしれないなぁ、なんてことを思いながら、異文化に触れたナビでした。女性用の靴しか見かけないけれど、男性は何を履くのか訊ねると「女性がキレイならそれでいいんだよ、男は何でもいいんだ」と笑いながら話す陳さん。男性用にはカンフーシューズを購入する人もいるそうです。
色は黒や赤紫が多いようです。 色は黒や赤紫が多いようです。

色は黒や赤紫が多いようです。

今では作れる人がだいぶ減ってしまったという、カンフーシューズ。底の部分はすべて手縫いで麻糸を縫い込んであります。布製のソールは雨に弱いため、室内履きにする人が多いそうです。 今では作れる人がだいぶ減ってしまったという、カンフーシューズ。底の部分はすべて手縫いで麻糸を縫い込んであります。布製のソールは雨に弱いため、室内履きにする人が多いそうです。

今では作れる人がだいぶ減ってしまったという、カンフーシューズ。底の部分はすべて手縫いで麻糸を縫い込んであります。布製のソールは雨に弱いため、室内履きにする人が多いそうです。

可愛らしい子供用の靴。

こちらのお店は婦人靴がメインとなっており、男性用はカンフーシューズのみでした。その他少しですが、子供用の靴も置いてあったのでご紹介します。
満1ヶ月のお祝いに履かせるという伝統的な老虎靴と帽子、前掛けのセット。ナビは丁度満1ヶ月を迎える友達の息子君用に老虎靴を購入しました。 満1ヶ月のお祝いに履かせるという伝統的な老虎靴と帽子、前掛けのセット。ナビは丁度満1ヶ月を迎える友達の息子君用に老虎靴を購入しました。 満1ヶ月のお祝いに履かせるという伝統的な老虎靴と帽子、前掛けのセット。ナビは丁度満1ヶ月を迎える友達の息子君用に老虎靴を購入しました。

満1ヶ月のお祝いに履かせるという伝統的な老虎靴と帽子、前掛けのセット。ナビは丁度満1ヶ月を迎える友達の息子君用に老虎靴を購入しました。

チャイナシューズの子供用。お土産にもよさそうです。 チャイナシューズの子供用。お土産にもよさそうです。 チャイナシューズの子供用。お土産にもよさそうです。

チャイナシューズの子供用。お土産にもよさそうです。

ボンボリが可愛いこちらの靴は、飾り用だそうです。

ボンボリが可愛いこちらの靴は、飾り用だそうです。

室内での練習用や、抱っこ用に良さそうなベビーサイズもありました。

室内での練習用や、抱っこ用に良さそうなベビーサイズもありました。

日本では中々手に入らない、本格チャイナシューズ。本場外省人の名職人が手掛ける靴屋さんで、お気に入りの一足を探してみてはいかがでしょうか。
以上、台北ナビでした。

記事更新日:2014-07-16

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-08-05

スポット更新日:2014-07-16

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