やや長文です。
12/27午前9:50頃見学しました。
職場仲間5人と龍山寺からフラフラと20分ほど散歩をしながら、「近くに見学できるものはないのか?」と話した結果、「じゃ、総統府に行こう」と。
前日、バスの車窓からサブマシンガンを持った警護兵がいるのを見かけて(2008総統選挙に向けて、デモが多発しているためなのでしょうか?それともいつもなのかな?)「厳しそうだけど見られるのか?」という疑問を持ちながらも、総統府へ。長方形の敷地の外側にも民間のジャンバー風制服を着ながらも、はっきり警護要員と見られる人々が20mおきぐらいに立っていました。
しかし、意を決して「参観できるのか?」と聞いてみたら「できる」らしいので、入場門へ。(総統府を正面から見たら、右側の裏に当たる場所)へ。
相変わらずマシンガンを構えた兵隊さんの鋭い視線を感じながら、受付係員の方の説明を聞きました。
1 流ちょうな日本語で「登録のためパスポートを預かります。」(すぐに返してくれる。)
2 中に持ち込めるのは、パスポートと財布のみです。携帯、ビデオはダメ。持ち込む貴重品をかごの中に入れ、荷物は荷物置き場に置く。
3 ボディチェックと空港にある「ピンポン♪」というゲートをくぐり、かごの中の貴重品を持つ。
4 日本語ガイドの方の案内で見学に出発。
かなり緊迫感のある空間で、8人ほど日本人見学者が集まったところでツアーに出発。途中までは私たちの周囲に、1人専任の兵隊さんがついていました。(ガイドさんの説明する壁面の絵がよく見えなくて、私が大きく動いたら、ピタと後ろについた・笑)
途中からは、その兵隊さんは離れてちらちらとチェック程度になりましたが、ピーンとした緊迫感はずっと続いてました。
館内は、日本統治時代から国民党、そして最近の民主選挙まで、台湾の歴史を勉強しなくては…という気分になりました。
ただし、ボランティアの方はおそらく日本統治時代に少年時代を過ごした根っからの台湾人で、戦後大陸から来た国民党政府に対しては、かなり反対的な立場に立っていると思われる言動もあり、(そこらへんについては今後勉強してみなくては)たとえば私たちのすぐ前の班のガイドさんは、途中から政治演説みたいになってしまっていて、家族連れのお子さんは退屈しきっていました。
私としては、大変興味深い場所でした。
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