4月4日、子どもと二人で平日午前9時からの見学に行ってきました。
博愛路と寶慶路の角にある入り口についたのは、8時半ごろでした。入り口には日本語の説明もあります。パスポートを見せればいいのはわかっていたので、ライフルを下げた兵隊のお兄ちゃんのところへいったら、こっちと指差され、赤いロープで囲ってあるところで待ってというように指示されました。その後、9時近くになったら、黒服の兄ちゃんが来て、ジャパニーズか?と聞いてきた。イエスと答えると日本語の話せるおじいちゃんが出てきて、9時になって、荷物を預けると荷物札と参観者用バッジを受け取って、その方と中へ入りました。そのときは他に日本人はいませんでした。あとは、南部の方から修学旅行の小学生が来ていました。案内してくださった方は台湾が日本領だったときに生まれた方で、戦争中はビルマへ出征されていたそうです。本当に日本人以上に古い日本人というような方で、教育勅語の口語訳を渡されたり、総督府の建物は、当時から喫煙室が設けられていたり、ダストシュートがあって環境のことが考慮されていたと、べた褒めでした。その方の弟さんは228事件の当時、官憲に虐殺されているそうなので、国民党にはあまり良い感情をもっていないそうです。毎週火曜日には228紀念館にもいらっしゃるそうなので、ぜひお越しくださいとのことでした。
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