美麗春天観光大飯店

BEAUTIFUL HOTEL TAIPEI美麗春天觀光大飯店

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台北のダイナミックな喧騒に疲れたアナタ!窓から見える川の流れと緑の山々、そしてアットホーム感たっぷりのこのホテルで癒されましょう!


こんにちは、台北ナビです!

鳴り響くクラクションの間を駆け抜けていくバイクの波。夜中まで人が途切れることのない夜市やネオンの街並み。台北の魅力はこんなダイナミックな喧騒とエネルギッシュな人々でしょうか。でも、そんな環境の中にずっと身を置いておくといつしか精神的にも疲れてくるもの。都会の真ん中の喧騒を離れて静かな自然の中でリラックスしたいと思うのが人情ではないでしょうか。
今日おじゃました美麗春天観光大飯店はそんな喧騒に疲れた人も、自然の中でのーんびり過ごしたいと思う人も、みーんな温かい笑顔で迎えてくれる超超超アットホームなホテルなのです。

自然の中でも交通は便利!


自然に囲まれたホテル、と聞くと車や電車で長時間かかるようなイメージを思い浮かべますよね。しかし、台北は周囲を山々に囲まれている街なので、実は地下鉄やバスを使うだけでも手軽に河口の町である淡水や陽明山にもアクセスできちゃうんです。

こちらのホテルも、台北駅からMRT淡水線に乗って終点の「新店」まで乗り換えなしの約20分。さっきまで都会のど真ん中にいたのに、駅を降りてみると山々が間近に広がり、雄大な川の流れを眼下に見下ろせる「碧潭風景区」に到着です。

ナビとナビ子の物語

実は今日の取材を担当したナビとカメラマンのナビ子はもともと知り合いでした。そして、2人が出会った舞台がここ碧潭だったのです…。なーんて書くといかにもロマンチックですが、実際は毎年6月の端午節にはここで龍舟、つまりドラゴンボートレースが行われ、2人はただ同じチームメイトだっただけ。でも、4月ごろから毎日のようにこの場所で朝早くから練習をしていたので、みんな部活の仲間のように仲良しなんです。

ドラゴンボートの練習が繰り広げられ、何艘ものボートがもやわれた初夏の頃とは違って、取材に訪れた2月の碧潭は静かな水面を湛えていました。「あれー練習小屋がない」とか「6月ごろならあそこにドラゴンボートがたくさんあるはず」などと2人して懐かしさに浸っていたらギャー!!取材の約束に遅刻寸前です!
このつり橋を渡って

このつり橋を渡って

眼下に碧潭見ながらホテルへ

眼下に碧潭見ながらホテルへ

ホテルは、MRTの駅を降りた側からつり橋を渡って対岸に位置しています。ですので、徒歩でホテルへ行かれる場合はつり橋を渡って行かなくてはなりません。時間に余裕があるなら、眼下に流れる碧潭や遠くの山々を愛でながらのーんびりプラプラ歩くのも一興なのですが、ナビとナビ子は遅刻寸前。あんなにドラゴンボートの練習に毎日通っていたのに、初めて渡るというつり橋も駆け抜けてホテルへと急いだのでした(ホテルでは、MRT「新店」駅からの無料送迎サービスも提供しています。事前予約なしでもOKとのことですが、予約されたほうが無難かと思います)。

ちなみにこのつり橋は日本統治時代に架けられたもので、当時はこの橋から眺める夕日が「台湾八景」の一つに数えられていたとか。さらにもう一つ、台湾ドラマ「イタズラなKiss」のロケ地でもあるのです!

おかえりなさいの笑顔がお出迎え


息せき切って到着したナビとナビ子ですが、なんと支配人の楊さんたち3人がわざわざ玄関でずーっと私たちのことを待っていてくれました。

「道分かりにくかった?迎えにいったほうが良かったね、ごめんなさいね」などと言われてナビはこっそり感動していました。

実はこの取材はバレンタインデーの翌朝に行ったのですが、ナビは前夜に台北の高級ホテルの激混雑ぶりと、そのためかスタッフの事務的な対応にガックリしていたので、余計心に沁みたのかもしれません。

充実の朝食バッフェをご紹介

さっそく案内されたのは2Fのレストラン。こちらでは、朝7時から10時まで、ビュッフェでの朝食が提供されています。通常、小規模のホテルだと朝食の品数が制限されてしまい、ガッカリすることも多いのですが、こちらのホテルではご覧のようにメニューも豊富で色とりどり。タマゴ料理をその場で調理してくれるサービスもあって、大満足です。

ナビ子のように料理をたーっぷりお皿に盛ったら、見晴らしのいい窓際に席をゲットしましょう。窓際からは新店の対岸をはじめ、遠くの山々をバックに流れる碧潭を見下ろすことが出来ます。

朝食をいただきながらお話を伺ったのが支配人の楊美玲さんとマネージャーの潘盟仁さん。楊さんはもう大学生の娘さんがいるバリバリのキャリアウーマンで日本が大好き。マネージャーの潘さんは日本語ペラペラ。なんと本職はシェフで日本にも5年間住んでいたのだとか。このホテルの料理はすべて潘さんが統括していて、時々テレビの料理番組にも出演しています。この日もテレビ収録のために途中で退出されました。
なんと著書まで

なんと著書まで

潘さん考案の抹茶デザート

潘さん考案の抹茶デザート


楊さんによると、台湾に何度も足を運んで、いつもと違う台湾を知りたくてこのホテルに泊まるお客さんや、自然を求めて訪れる人が少なくないそう。外国人比率もけっこう高く、日本人のほかには欧米の宿泊客が結構いるんだとか。

また、新店近辺には日系の電機メーカー工場が点在しているので、数週間から数ヶ月にわたって滞在する日本人宿泊客も少なくないそう。そうなるともう家族のように仲良くなって、一緒に中秋節のバーベキューをしたり、以前長期滞在したお客さんがホテルのスタッフに会うためだけにわざわざやって来ることもあるのだとか。
ナビ子のように仕事を忘れてまったりするのもいいかも

ナビ子のように仕事を忘れてまったりするのもいいかも


楊さんも、宿泊するお客さんにはホテルに泊まるというよりも、まるで家に帰ってきたようなアットホームな雰囲気を感じてほしいと話してくれました。

なるほど、さっきホテルに入ったときから感じていた安らぎがこのホテルのコンセプトだったんですね。

さぁおかえりなさい。お部屋へどうぞ。


こちらのホテル、お部屋は窓から見える風景によってリバーサイドとマウンテンサイドになっており、お値段もちょっと変わってきます。ではそれぞれのお部屋をご紹介していきましょう。

全室共通して有線LAN(ケーブル備え付け)無料。無線LANを利用希望の方は無線ルーターを貸し出してくれます(無線LANのルーターはデポジット600元、2時間100元、以降1時間ごとに50元)。

Lake View Deluxe Twin/Double Room(湖景豪華客房)  12坪 ツイン×2部屋、ダブル×13部屋 画像参考:A館605室

まずは「湖景豪華客房」。こちらはリバーサイドなので、窓からは遠くにつり橋が見えます。ベッドはツインベッドかダブルを選べます。お友だちや家族との旅行でも、ベッドは一人でゆっくり眠りたいという方にはツインがオススメ。

近郊のガイド、ティーセット、スリッパ、日本人にはうれしい浴衣、セーフティボックス、ミネラルウォーター(2本無料)が準備されています。
デジタル式のセーフティボックス

デジタル式のセーフティボックス

浴衣があるとうれしい!

浴衣があるとうれしい!

ノートパソコンを持参の場合、有線LANのアダプタに差し込むだけでネットが利用可能です(無料)。また、スマートフォンなどで無線LANを利用したい場合、フロントに申し出ていただければ無線ルーターを貸し出してくれます。

ベッドのお向かいには大きめのテレビ。寝っころがりながらのんびりテレビなんてぜいたくも可能。部屋はかなりゆったりとした作りなので開放感がありますねー。

お風呂とトイレは部屋のタイプにより、ユニット型と分かれているものの2種類があります。ナビが拝見したこの605室はユニット型。でも、広々としているので圧迫感はありません。

アメニティもシャンプー、コンディショナー、ボディソープのほか、歯ブラシ、ヒゲソリ、櫛などが備え付けられています。またドライヤーも完備です。
アメニティにはどれも虫のデザインが

アメニティにはどれも虫のデザインが

備え付けのドライヤー

備え付けのドライヤー

自分で温度調整可能

自分で温度調整可能

うれしいミネラルウォーター2本無料

うれしいミネラルウォーター2本無料


◆Lake View Superior Double Room(湖景精緻客房)  8坪 6部屋 画像参考:A館607室

どかーんとキングサイズのベッドが置かれた「湖景精緻客房」タイプの客室は全部で8室。とにかく大きいベッドなので、お子さんを連れた家族連れや、カップルにもオススメ。こんなベッドでゴロゴロしたら気持ちいいだろうなぁ。
昼と夜では客室の雰囲気も変わります

昼と夜では客室の雰囲気も変わります

クッションのデザインにもご注目!

クッションのデザインにもご注目!

こちらの浴室とトイレは透明な仕切りで分割

こちらの浴室とトイレは透明な仕切りで分割

アメニティも完備です

アメニティも完備です


このお部屋の洗面所はベッドのお向かい。大き目の鏡は女性にはうれしいのではないでしょうか。

フローリングと木製の家具が温かみを添えてくれます。

◆Mountain View Deluxe Twin Room(山景豪華客房)  12坪 10部屋 画像参考:A館801室

こちらも「豪華客房」ですが、マウンテンビューのため、窓から碧潭を見下ろすことはできません。お部屋はリバーサイド側とほとんど同じつくりで12坪のゆったりとした広さ。バスとトイレはガラスで仕切られていて、なかなか広々としているので快適に使えそうです。
カウンターバーのようなテーブル

カウンターバーのようなテーブル


客室の快適さもさることながら、とにかく細かい備品のデザインにもこだわりのチョイスが感じられます。

各部屋に置かれたクッションのデザインもそれぞれ微妙に違っているのがわかりますか?

◆Mountain View Deluxe Double Room(山景豪華客房)  12坪 10部屋 画像参考:A館803室

こちらも「山景豪華客房」ですが、ベッドがダブルになっています。

その他の設備はツインのお部屋と共通ですが、お部屋の形などにより、多少レイアウトが変わっています。
このソファーでゆっくり昼寝

このソファーでゆっくり昼寝


ソファや椅子が多めに配置されているので、自分の好きなスタイルでゆったり過ごせそうですね。

◆Mountain View Superior Twin/Double Room(山景精緻客房)  8坪 ツイン×21部屋、ダブル×12部屋 画像参考:A館802室

「湖景精緻客房」と部屋の広さは同じです。ツインかダブルかを選べますので、ご自分の好みや旅行のスタイルに合わせてお選び下さい。

◆Beautiful Suite Room(美麗春天湖景套房:和式)  21坪 ダブル×2部屋 画像参考:A館908室

このお部屋はいわばスイート!4名まで宿泊可能ですので、ご家族やグループでの宿泊にも最適です。

ウリはなんといってもこちらの和室。ゴロリとするもよし、座椅子でリラックスもよし。

碧潭を見下ろせるA館の客室では唯一エキストラベッドを入れることが出来る部屋。とはいっても、実際にベッドを増やすのではなく、こちらの小部屋に布団を敷いてくれるそうです。
昼の顔と

昼の顔と

夜の顔

夜の顔


洗面所やバストイレも通常の客室よりも広々としたつくりになっています。

◆Beautiful Suite Room(美麗春天湖景套房:洋式)  21坪 ダブル2×部屋 画像参考:A館1108室

和室タイプと同じ広さですが、こちらの客室はエキストラベッドを入れることができないため、最大宿泊可能人数は2名様までです。

B館もあるんです

様々なタイプの客室をご紹介してきましたが、実はこちらのホテルにはフロント前の小道を隔ててお向かいにB館もあります。主に団体客の方に提供しているそうですが、家族用の客室もあるそうなのでご紹介します。

「豪華家庭四人房」はセミダブルベッドが2つ配置された客室が4部屋、ダブルベッドが2つの客室が5部屋あります(写真はダブルのB館2607室)。また、ちょっとコンパクトになった「豪華家庭三人房」(14坪、1ダブル+1シングル)が1部屋あります。こちらは小さなお子様連れに最適かもしれないですね。

ビジネスセンターは24時間!


A館のフロント脇には24時間利用可能のビジネスセンターがあり、インターネット可能なパソコンやプリンタ、FAXが完備されています。パソコンはもちろん日本語入力も可能。

印刷したい場合、1枚2元でプリント可能です。また、公衆電話もあり、フロントでテレホンカードを販売しています。

さらにお得な優待サービスも

また、宿泊された方にお得な提携サービスが提供されています。

まず、ホテル対岸のスポーツ施設「大新店養生育楽休閒世界」が入場料350元のところ、宿泊された方は200元で入場可能(時間無制限)。施設内には、サウナ、プールのほか、台湾ならではの生姜を使ったスパも利用可能。ホテル内でリラックスするだけでなく、スポーツで心身ともに開放感を味わうのもいいかもしれませんね。

さらに、ホテル周辺の川沿いにはサイクリングロードが整備されています。台湾でも昨今のサイクリングブームで休日ともなるとたくさんの人々が自転車に跨って新店へとやって来ます。

ホテルの眼下のサイクリングロード、延々と北へ走り続けると、なんと淡水まで行けちゃうんですよ。ナビもいつかは挑戦、、、しない方がいいかな。

最初から最後まで、付きっきりで案内してくれた楊さん。ナビの細かい質問も、すぐに実際の担当者に携帯電話で確認して答えるという徹底ぶり。

「日本のお客さんにもっとたくさん新店に来ていただいて、台北の違う顔も見て欲しい」という楊さんたちの願いと熱意がヒシヒシと伝わってきました。

田舎育ちのナビは大都会の台北が大好きなのですが、やっぱり毎日せわしない生活を送っているといつの間にやら心身が疲れてくるもの。以前はドラゴンボートの練習で通い慣れた新店でしたが、次回はこちらのホテルでのーんびり過ごすという選択肢もありかな、と思ったナビでした。

記事登録日:2012-03-09

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-03-09

スポット更新日:2014-12-05

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