力麗哲園会館（日月潭）

クチコミではいろいろ書かれていますが、結果としては気持ちよく過ごせました。
料金も台北ナビさんがいちばん安かったと思います。

湖面に突き出すように建てられているので、フロントが建物の３階部分になっているため、入口までいきなりスロープなしの階段を上がるつくり。
フロントのすぐ下の階がレストランで、さらにその下階にプール（真水！）とサウナ＆ジャグジー、フィットネスセンターがありました。（宿泊客は無料）
ジャグジーはちょっとした大浴場くらいの広さで、洗い場も完備してるので部屋の狭いシャワーが気に入らない人はこっちを利用するのもいいかも知れません。

フロント階とその上２フロアが宿泊部屋になっていますが、「４」は縁起が悪いからか、階数は「５階」「６階」と表示されていました。

建物自体はヒノキをふんだんに使ったウッディーなつくりでとても落ち着きます。
ですが、このホテルの最大の欠陥は・・・　階段しかないこと！
玄関もそうでしたが、このご時世にバリアフリーとは真逆の設計です。
自分たちはフロントのすぐ横の部屋だったので、まったく問題ありませんでしたが、チェックアウト時にスーツケースを抱えて階段をよろよろ降りてくる上の階の人たちは大変そうでした。

部屋はレイクビューのツインルーム。
２人ですごすには十分な広さはあります。
多少の老朽化は否めないし、カーペットはシミだらけ・・・
でも、部屋から見える日月潭の風景はそれを補って余るくらい素敵でした。
バルコニーもついているので、ゆっくり湖を眺めながら紅茶を飲む・・・　なんて優雅な時間もありかも。

バスルームはシャワーブースとバスタブ完備。
水流はいいですが、温度調節はかなり微妙です。
トイレの流れはちょっと不安になるくらいゆっくり・・・
テレビの映りは悪いです（笑）つねに砂嵐状態です。

ホテルスタッフは感じが良く、英語はそれほど流暢ではない人が多かったですが、意思の疎通は問題なくできました。
荷物の預かりをお願いしたら、フロントデスクのすぐ横のスペースに置くだけで特に預かり証などを渡されることもなく。セキュリティは大丈夫なのかって心配になりましたけど・・・

暖房はありません。
部屋の空調は温度設定をいくら上げても22℃の冷房運転に戻ってしまいます。
滞在中はずーっとＯＦＦにしていて、朝方ちょっと寒いくらいでした。
これが台湾デフォルトなんでしょうね。