キングホテル（皇爵大飯店）（嘉義市）

親子3人でトリプルルーム３泊しました。もともとはかなり格式の高いホテルだったのではないかと思いますが、設備が多少古びていることさえ気にしなければ、全体としてコストパフォーマンスが高く、お薦めできるホテルと思います。

・立地
　台鐡嘉義駅正面出口より徒歩５～８分。
　高鐡嘉義駅よりタクシー20分。高鐡の連絡バスは台鐡嘉義駅裏口（後站）に着くため駅構内の地下道を通る必要。
　長距離バスも台鐡嘉義駅裏口に着くものが多い。
　郊外への移動（關子嶺温泉、北港、新港など）は、嘉義客運バスターミナルが徒歩３～５分。　阿里山へは、台鐡嘉義駅前の嘉義県公車（県営バス）ターミナルから。なお、阿里山鉄道は現在嘉義市内の一部区間のみ運転で、阿里山へは不通。
　筋向いにネットカフェがあります。

・客室（トリプルルームの場合）
　ベッドはクイーンサイズ（160cm幅）＋シングル、各１台。
　バスタブあり。ウォッシュレットなし。シャンプーは紙袋入り。
　浴室乾燥機つき（１～２時間程度で自動的にOff）。
　ベッドは清潔で快適。調度品やカーペットはだいぶ古びていますが、問題はなし。
　親子３人でじゅうぶん広かったです。

・食事
　ホテルのレストランが、台湾観光局のグルメマップに紹介されるほどの名店。液晶の世界的大手メーカー奇美グループの会長がお気に入りと言うトンポーロー（豚の角煮）はさすがでした。カキフライも新鮮でカリッと揚がっています。ランチがメイン１点にご飯、おかゆ、スープ、小皿数点、手づくりデザートがついて399元はお買い得。実際、地元のちょっとおしゃれした人たちでにぎわっていました。
　よって、朝食も抜群。特に具入りの饅頭。パンもあります。コーヒーはカウンターに頼むとネルドリップの本格派を出してくれます。

　近くには他に、チャーハンの名店慶昇小館もあり。ホテル前を左に進んで中山路をわたって少し行くと、右側。メニュー用紙に印をつけて注文するスタイルなので、会話が不便でも大丈夫。

　というわけで、うちとしてはまた泊ってみたいホテルのひとつとなりました。