手桿蛋餅捲

お持帰りの朝食を探して台北駅周辺の開封街をぶらついていたら、老蔡水煎包の隣に何やら行列が。
歩道側には朝食屋台があるが、行列は奥にもある。すくし暗い奥まで進むと、こじんまりとしたカウンターのお店。
20代のお兄さんが１人で切り盛りしいている。

行列の理由は、１枚１枚手作りだからだ。現地の人はそれをじっと見つめて自分の注文が来るのを待っている。
注文すると、クレープのような生地を焼き始める。裏返したりトッピングしたり。
辛いソースが要るか聞いてくる。

出来上る直前に値段を言ってくれるが、お金を渡すタイミングがわからない。
前のお客さんのやりとりを見て分かった。なんと、支払いはセルフサービス！
お客さんがカウンター上のタッパーのような入れ物に自分でコインを入れるのだ。
おつりがある人は申告して自分でコインを取っていく。

味はもちろん、うまい。鉄道台北駅から遠出する前に、駅のベンチでいただいた。