フランスで活躍する名パティシエのもとで修行したオーナーの作る、本格派スイーツ!
こんにちは、台北ナビです。
2006年12月にオープンした「15區法式烘焙」。「15區」は本格的なフランス菓子を楽しむことができるパティスリー。場所は西華飯店(シャーウッドホテル)のすぐ裏手、茶葉料理でおなじみの茶藝館・竹里館と同じ通りにあります。可愛いタイル貼りの門をくぐると、白とオレンジを基調としたシンプルながらもあたたかな雰囲気のパティスリーがあなたを出迎えてくれます。
スタージュ(修行)時代にはあのスター・パティシエの名も・・・
オーナー兼シェフパティシエの洪哲煒さんは世界に名高いフランス料理・製菓学校ル・コルドン・ブルーで学びました。本場フランスで本格的に料理を学ぶ人はまだ多くないようです。そのため現地の台湾人コミュニティは狭く、現在台湾で活躍しているパティシエはほとんど洪さんと知合いだそう。先輩としてアドバイスを求められることもあるとか。ナビのお気に入りパティスリーもすべてご存知でした。さすが!
卒業後は、日本でも話題の「Patisserie Sadaharu Aoki Paris」を主宰する青木定治氏や「Le Bristol Paris」のジル・マルシャル氏、「Ze Kitchen Galerie」のウィリアム・ルドゥイユ氏など、フランスに名だたるスター・シェフパティシエのもとで修行、という貴重な経験を積んできました。そうそうたる顔ぶれにナビも感激!
15区といえばパリの閑静な住宅街。ル・コルドン・ブルーもあるその街で洪さんは6年間のスタージュ時代を過ごしました。そんな想い出深い場所にちなんで彼の新しいお城は「15區」と名づけられたのです。
デコレーションも素敵
おすすめはカラフルで可愛らしいマカロン!
ベーコンやほうれん草のキッシュ
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カラフルなマカロン
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ケーキや焼き菓子以外にもマカロンやクリームブリュレ、クグロフ、キッシュなどもあります。ナビが特におすすめなのはマカロン!Sadaharu Aoki風のマカロンで、繊細なメレンゲ生地に新鮮なコンフィチュールやクリームをサンドしています。抹茶・黒ゴマ・白ゴマなど日本人にはおなじみのフレーバーをはじめ、なんと10種類以上もあるのですよ。ちょっとした手土産にも最適。イートインコーナーも併設していますので、お友達と下午茶を楽しむのもおすすめです。
焼き菓子各種
クッキー・フィナンシェ・ガレットなど10種類以上。
草苺塔(季節限定)
※写真右下
イチゴタルト。ベリーたっぷり。タルト生地はサクサクとした歯ざわりでやわらかめ。
酒清櫻桃開心果卡夫提塔(季節限定)
※写真右
チェリーとピスタチオのクラフティ。ピスタチオクリームに丸ごとチェリーがたっぷり。
檸檬塔
※写真右
レモンタルト。レモンの酸味がとてもさわやかな一品。
開心果草苺蛋糕(季節限定)
Fraisier(フレジエ)とはフランス版苺ショートケーキのこと。つまりSadaharu Aoki風の苺ショートケーキ。ダックワーズに淡いグリーンのピスタチオクリームと苺をサンドしています。
馬卡龍
シナモン・マキアート・チョコ・バラ・ピスタチオなどフレーバーも豊富。また増えるかも?
美味しいスイーツを食べればいつでもハッピー!
熱心に説明する洪さん
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嬉しそうにケーキを選ぶお客さん
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下午茶も楽しめます
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なんとこのモンブラン土台が
メレンゲなんですよ!
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お客さんの笑顔を見るときがいちばん嬉しい、という洪さん。時間がゆるすかぎり自ら接客し、スイーツについてあれこれと説明してくれます。そんな気さくでスイーツへの情熱にあふれた洪さんのお話を伺っていると、ナビもなんだか楽しくなってしまいます。パティシエの顔がみえるパティスリーって、お客さんにとっても最高に贅沢なことですよね。もちろん彼の創りだす甘~いスイーツを食べればさらに幸福な気分になること間違いなし。そんな「15區」のスイーツ、さあ、みなさん召し上がれ!
以上、台北ナビでした。