一流バリスタが生み出す、意外な組み合わせの創作コーヒーを楽しもう!
こんにちは、台北ナビです。
台北でもサードウェーブコーヒーがすっかり定着し、豆や焙煎にこだわったコーヒーを提供するおしゃれなカフェが増え続けていますが、その先駆けともいえるのが、ここ、GABEEです。
オーナーの林東源さん
2004年、台北珈琲協会が開催したコーヒー大会で、栄えあるバリスタマスターに輝いた林東源さん。彼はその年に、仲間2人とともにこだわりのコーヒーを提供するカフェをオープンしました。
店名の「GABEE」という音は、台湾語で「コーヒー」という意味。コーヒーを愛する林さんたちの思いが伝わってきます。
店内にディスプレイされたたくさんのコーヒーグッズ・コレクションも見事! カウンターの後ろにきれいに並べられた数々のデミタスカップは、オーナー3人が旅先で買い集めたものだそう。なんだかコーヒーのミニ博物館みたいですね。
GABEEオリジナルグッズもたくさん並んでいて、こちらは購入も可能です。デザインがおしゃれなので、プレゼントにもよさそうですね。
白を基調とした店内は明るく、スタイリッシュな雰囲気。大きな窓から差し込む陽光と緑の葉が、やわらかな空気をかもし出しています。
とっても居心地がよくて、いつまでもおしゃべりが弾みそう!
アッと驚くようなアレンジコーヒーが楽しい
メニューを見ると、そのドリンクの種類の多さにも驚かされます。豆にこだわったコーヒーはもちろん、お茶やチョコレートドリンク、なんとビールまであるんです。
さらに「創意咖啡」と書かれたページには、パッと見、デザートかと思うようなアレンジコーヒーの写真が並んでいます。
GABEEではコーヒーを食材の一つと捉えていて、さまざまな食材との組み合わせを考えながら、新たなアレンジコーヒーを生み出しているんだそう。ネーミングも面白くて、メニューを眺めているだけでも楽しめちゃいます。
画像提供:Ai Nishimura
◆櫻桃惡魔(The Creamy Cherry Devil) 180元
アイスコーヒーの上にたっぷりのクリームとチェリーがのった、ケーキのような一品。飲むというより、クリームとコーヒーを混ぜ合わせながら、スプーンでいただく感じです。
クリームの甘さとチェリーの甘酸っぱさ、そしてコーヒーの苦みが一つになって、なんとも不思議な味わい! デザート感覚で楽しめます。
画像提供:Ai Nishimura
◆酷咖啡(Coffee Cool) 180元
メニューに「世界初、音の出るコーヒー」と書かれていて、興味津々!
ぶどうジュースとコーヒーを合わせ、さらにパチパチキャンディが仕込んであるので、はじける音がするんです。
見た目のおしゃれさとのギャップにもビックリ!
こういうのを考えついちゃうところが面白いですよね。
画像提供:Ai Nishimura
◆咖你莫薯(Sweet Potatoes Coffee) 180元
ほっこりと甘いお芋は、子どもの頃に食べた懐かしい味。その温かい思い出とコーヒーをかけ合わせたドリンクです。
クリーミーなミルクとキャラメルの風味も楽しめます。
上に干し芋がのっているのも斬新!
他にも、奶油啤酒咖啡(Butter Beer Coffee/250元)なんてユニークなドリンクも発見! これはハリーポッターに出てくるバタービールをイメージしたものだそう。
自由な発想と遊び心から、新たなドリンクが生まれているんですね。
サンドウィッチやワッフルなどのフードメニューもあります。
焼き立てサンドウィッチ(招牌三明治/200元)は、鶏肉、牛肉、ソーセージ、ツナの4種類から選べます。サラダやパスタもあるので、ランチやブランチにもよさそうですね。
お店で焼き上げるワッフルもオススメ! 特に新鮮なフルーツがいっぱいのった新鮮水果鬆餅(180元)は見た目も華やかなので、友人や家族とシェアすると盛り上がりそうです。
2種類のコーヒージェラートは、味が全然違って面白い!
また、GABEEではなんと、台南のソフトクリーム&ジェラート専門店「NINAO Gelato(蜷尾家 經典冰淇淋)」のジェラート(シングル90元、ダブル160元)もいただけるんです!
バニラやマンゴーなど、素材の味を生かした濃厚なジェラートは、そのままでもおいしいし、ワッフルと一緒に食べるのもオススメ。
GABEEのコーヒーを使ったオリジナルジェラートもあります。芳醇なコーヒーの味わいがギュッと詰まったジェラートは、他ではなかなか味わえません。
コーヒーだけでなく、さまざまなオリジナルメニューが楽しめるGABEE。これからの新作も楽しみです。
以上、台北ナビでした。