頂上魚翅燕窩専売店

Golden Top Shark's Fin Co頂上魚翅燕窩專賣店

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:tak110674

口コミ掲示板高価格だが高品質

2011-09-22
妻と二人で当日昼に予約して平日夜に訪れました。予約は7時半に入れていたのですが、他の予定が思ったより早く終わったので、ダメ元で7時前に店を訪れました。受付でその旨を伝えると待たされることもなく案内していただきました。案内された席は1階ホール奥側のテーブルで、1階のテーブルは7割ほど埋まっていました。他の方も書いている通り、1階の内装は高級店という雰囲気ではないものでした。なお、受付でのやり取りも含めて、店内では全て日本語で通じました。どうやら全てのホールスタッフが日本語が流暢に使えるわけではなさそうでしたが、私たちのテーブル付近には日本語が堪能なスタッフが配置してもらえていたようです。
事前に台北ナビで分量に関する情報を仕入れていたので、頂上フカヒレ(頂上魚翅)の小、アワビの炒め(蔥炒鮑魚)、頂上チャーハン(頂上炒飯)を一つずつ注文しました。飲み物は妻の好みでキリンビールにしました。注文の際にフカヒレにパクチーを入れるかどうかを聞いてくれましたので、パクチーが苦手な人も問題ありません。
しばらく待っていると、フカヒレ、アワビの炒め、チャーハンがあまり間を置かずに順番に運ばれてきました。個人的には、もう少し間を開けて出してもらう方が好みですが、中華料理店では次々と出されることも珍しくないので、これは許容範囲です。
フカヒレは小サイズといっても十分な大きさの肉厚なものでした。この品質の高さのフカヒレの姿煮を1万円で提供する店は日本には決して存在しないでしょう。アワビの炒めには、かなりの大きさのブロックに切られたアワビが10切れ以上入っていました。切られているので正確には分かりませんが、おそらく10cmほどの大きさのアワビを6個に切ったものだと思います。このアワビは弾力があるのに柔らかく、こちらも質の非常に高いものでした。
味付けについては好みが人それぞれですのであまり書きませんが私には満足のいくもので、フカヒレやアワビを戻すためにきちんと旨味が出されたスープが使われていると感じたことだけ書いておきます。
会計は西洋式のテーブル会計でした。全ての料理を食べ終わると、テーブルの皿が下げられた後にサービスの梨が運ばれてきた後で、勘定書きがテーブルの上に置かれました。内容に間違いがないことを確認してカードを勘定書きにはさむと、すぐさまスタッフが取りに来てくれました(アメリカやヨーロッパのレストランでありがちな、会計を取りに来てもらうまでに長く待たされるようなことはまったくありませんでした)。
会計も終わり入り口に向かうと、受付のスタッフがスマートに扉を開けてくれた上で、タクシーをお呼びしましょうかと声をかけてくれましたが、少し寄りたい所もあったのでそれは断って、そのまま徒歩で退店しました。
素材、調理、サービスのどれも満足のいくもので、十分に価格以上の価値があると思います。ただし、内装に関しては高級感が感じられないので、店の雰囲気を重視する人にとってはマイナスかもしれません。
とはいえ、価格は台北の物価にしてはやはり割高ですから、フカヒレを食べたことのない人やフカヒレでさえあれば素材の質は問わない人、高級中華料理店で高いお金を出すことに意義を感じない人には別の店をおすすめします。 
訪問日:2011/09