頂上魚翅燕窩専売店

Golden Top Shark's Fin Co頂上魚翅燕窩專賣店

閉店・移転、情報の修正などの報告

高級感ただようフカヒレの専門店、日本ではめったに口にできない代物です!

みなさん、こんにちは、台北ナビです。
今日は、中華料理の〈珍味〉を堪能できる、とってもゴージャスなお店をご紹介しましょう。
一見タイ風のガラス張りのきれいなお店。「頂上」は、1987年創業、台湾における高級フカヒレ専門店の老舗的存在です。このお店のオーナーは各地を転々とする中、タイで出会ったフカヒレの味に影響を受け、タイで7年間修行を積んだ後、独自の味を生み出したのとのこと。よって広東料理で一般的にでてくるフカヒレ料理とは少し味付けも異なるようです。お店は、大通りに面した1Fと、隣のビルの4Fにあります。1Fのほうは少しラフな感じで、大勢でワイワイ食べる時に、4Fは個室もあるので落ち着いて食べたい時によさそうです。ただし、4Fへの行き方は少しわかりにくいので、希望する方は、お店の人に言いましょう。
今回ナビは、この高級料理を、恐れ多くも試食させていただきました。頂上おすすめの自慢の逸品です。

とろとろのフカヒレ、厚切りあわびに大満足!大感激!

まず前菜、というには贅沢すぎると思いますが、フカヒレのスープ〈頂上魚翅〉。フカの種類によって、どの部分のヒレがいいか、というのが異なるのですが、ナビが食べたフカヒレは、フカの尾びれの部分。日本の中華でも、春雨のような、透明のこりこりしたのが入っている、フカヒレのスープがありますよね。みなさん、そんなのを想像してはいけませんよ~、フカヒレ専門店では、ひれの形のまま、お皿の中にバーンと入っています。ゼラチン質がとっても柔らかくて、スープもいいお味です。一杯目は、素材とスープのうまみを味わうために何も入れずに、二杯目は、自家製の辣醤(チリソース)を少し加えるとまた違ったお味が楽しめるそうです。ナビもさっそく試してみましたが、う~ん確かに…二度おいしい…。
これはまだ煮ていない状態

これはまだ煮ていない状態

コトコト煮込むと出てきたときは沈んでいます

コトコト煮込むと出てきたときは沈んでいます

すくうとこんなになっています

すくうとこんなになっています

味がしみわたっていておいしい!

味がしみわたっていておいしい!

他にもおすすめ料理があります

お次は、炒め物二品、炒四色(四色の物の炒め物)、炒五花肉(豚肉の炒め物)。炒四色には、ぶつ切りにしたイセエビ、なまこ、あわび、チンゲンサイが入っています。なまこはとても大きく、少しグロテスクですが、淡白なクセのないお味。アワビは一見竹の子かと見まちがえてしまうほど、贅沢に厚く切っています。あわびは、薄切りにして使うものと思っていましたが…。いいアワビは、その歯ごたえを楽しむために厚く切って使うのだそうです。でも歯ごたえがあるにもかかわらず、とってもやわらかい!のが特徴です。
炒五花肉は彩りのいい一品。少し香ばしくて、豚肉のカルビという感じです。他のお店にも同じ料理がありますが、「頂上」のは、ひと味もふた味も違います。
豚肉で一番いい部位を使用しているので、口の中で溶けていくようでした

豚肉で一番いい部位を使用しているので、口の中で溶けていくようでした

そして、メインディッシュといってもいいほど豪華なのが、沙鍋蟳脚冬粉(焼きガニの爪と春雨の土鍋盛り)。フィリピン産の大きなカニを使っているので、爪の部分だけでも男の人の握りこぶしぐらいあり、そこに柔らかいカニ肉がぎっしり…日本のカニのように、上品にほぐして食べるもよし、思いっきり、ガブリとかぶりつくのもよし。カニ好きの人にはたまらない料理でしょう。このカニはオスのカニを使っているので、胴体部分のカニ肉は、他の料理に使われており、代わりに炒めた春雨が入っています。たかが春雨と侮るなかれ、カニのうまみと特製の調味料が醸し出す、なんともいえないこの味!この味は家庭では絶対だせませんよ。
最後にご飯料理として出てきたのが、鮑魚炒飯(アワビチャーハン)。一見したところ黒っぽいので、醤油味かと思いきや、複雑な味でした。中に入っているカニ肉と、何かうまみ調味料でしょうか、色のわりに味は濃くなく、少しモチモチしておこわのような感じです。シイタケも極上!シイタケ本来が持つ旨味と上手に合わさっていました。食べ終わった時には、ボリュームもさることながら、そのお味にもナビは大満足!大感激!でした。

予算内でかしこくやりくり、お任せメニューもO・K!

頂上は、料理数自体はそれほど多くなく、全て単品からの注文になります。「そんな高級料理って高そうだし、何を食べていいかさっぱりわからない」という方、もちろんいらっしゃいますよね。そういう方は、お店の人にだいたいの予算を話せば、その予算内でお店のおすすめ料理をみつくろってくれます。
また、白いご飯がほしいとか、野菜を多めになど、細かい要望も聞いてくれるそうです。さらにうれしいのは、「お酒の持込み可」という点。こんなおいしい料理を食べてお酒を飲まない、なんて手はありませんよね。メニューにも、もちろん何種類かアルコール類はありますが、自分のお気に入りを持ち込めば無料でサーブしてくれます。おいしいお酒と、絶品のお料理で、至福のひと時がすごせること間違いなしです!
フカヒレは最初はそのまま食べて、途中で香菜や香辛料を加えてみましょう フカヒレは最初はそのまま食べて、途中で香菜や香辛料を加えてみましょう

フカヒレは最初はそのまま食べて、途中で香菜や香辛料を加えてみましょう

厳選した素材から生まれる納得の味


「頂上」に、手頃な値段のセットメニューがないのは、全ての素材に対して強いこだわりがあるから。例えば、フカヒレはアフリカ、南アメリカ地域から、あわびはメキシコから、カニはフィリピンから、といった具合に、世界中から最も優れた素材を厳選して使っています。

この素材の持ち味を最大限に生かすために、小分けにしたり、薄切りにしたりせず、丸ごと使って料理をします。よって、一皿の値段は少々高めですが、そのお味と素材の贅沢な使い振りには大満足です。フカヒレのスープも1人分で、2人が十分食べられるほど量があるので、絶対食べたい一品を決めて、あとは軽く済ませるというのもいいかもしれません。

写真入メニューを見て、変わった料理にもチャレンジ!!

フカヒレ、あわび以外にも、変わった食材を使った高級料理が、たくさんあります。高級デザートの頂上燕窩(燕の巣)。ここの燕の巣は、インドネシアで自然にある燕の巣を採取したあと、工場で少し加工したのを使っているそうです。燕の巣なんて、日本ではめったにお目にかかれませんよね!
するりと口の中で溶けていく様な食感でした するりと口の中で溶けていく様な食感でした

するりと口の中で溶けていく様な食感でした

さらに、大きなうなぎの浮き袋を取り出して炒めた〈炒魚驃)という炒め物もあります。写真でみる限りは普通の炒め物、でもお味のほうは全く想像もつきません!興味のある人は、ぜひご注文を!あともう一点、かわっていて目を引いたのが、ガチョウの足の鍋〈沙鍋鵝掌)。感じとしては、夜市などでよく見かける、鶏の足の部分(とり腿ではなくて、その先の足指の部分)を煮込んだ味に似ていると思いましたが、これよりも、肉がたっぷりついて美味だそうです。
さらに、紅焼鮑魚〈アワビのスープ)、卵持ちのメスのカニを使った、沙鍋紅蟳冬粉〈焼きガニと春雨の土鍋盛り)、野菜炒めなど、ちょっと変わったものから、普通のものまで、色々あります。メニューは、全て写真と日本語メニューつきなので、中国語がわからなくても大丈夫です 。
値段は少々張りますが、たまには少し贅沢をして、高級中華を試してみてはいかがでしょう?

以上、台北ナビでした。

記事更新日:2009-05-22

ページTOPへ▲

ユーザーアルバム

  • photo

    babunga

  • photo

    babunga

  • photo

    babunga

  • photo

    purple

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-12-31

スポット更新日:2014-06-25

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供