おいしい台湾産の野菜と果物をたっぷり好きなだけ!ヘルシーなベジ・ビュッフェはいかが?
こんにちは、台北ナビです。
本日は、台湾産の野菜と果物類を中心にいただける、ベジタリアンビュッフェレストラン「果然匯」へ行ってきました。旅行中不足しがちなベジ&フルーツを思う存分いただいちゃいましょう!
宗教色ゼロ!おしゃれ空間でいただきま~す♪
やってきたのは、MRT「忠孝敦化」駅前にある「明曜百貨」です。この最上階全てを独占しているのが「果然匯 明曜店」。エレベーターを降りると、木の温もりあふれる空間が広がっていました。落ち着いた雰囲気がホテルのレストランみたい~♪
座席は店内中央にあり、その3方をぐるりと囲むようにビュッフェカウンターが並びます。これならどの席に案内されても、素早く料理を取りに行けそう~!
これ、大事っ!!!
ベジタリアンレストランの中には、宗教や思想的な色合いが濃かったり、シンプルさを追求するあまり質素な内装だったり……ちょっと入りづらいムードの店もなきにしもあらず。しかしココにはそんな雰囲気は微塵もありません。野菜や果物をモリモリ食べたい人なら、どんな人だってウェルカム!
ベジタリアン全方位に対応!
ところで、ひと口に菜食料理といっても、さまざまな形態があるのをご存じですか?ベジタリアン、ヴィーガン、マクロビ……普段は肉食のナビ、聞いたことあるけど……???そこで、品牌部のスタッフさんたちに詳しく伺ってみました。
「台湾でベジタリアンといえば
素食を指します。その中でも細分化していて、
全素(ヴィーガン)は動物由来のものは一切口にしません。
奶素(ラクトベジタリアン)は、肉・魚・卵は食べませんが、乳製品はOK、
蛋素(オボベジタリアン)は、肉・魚・乳製品はダメだけど卵はOK。卵と乳製品どちらも口にするのが
蛋奶素(ラクトオボベジタリアン)で、台湾らしいのが、彼らは五辛と呼ばれるニンニクやネギ、ニラなど5つの香辛料はNGなこと。逆に
五辛素は、肉・魚・卵・乳製品は食べませんが、五辛はOKという方たちです」
うわっ、すごく細か~い!
でも安心してください!どのタイプにも対応できるよう、料理のプレートには『全素』『五辛』『含奶』『含蛋』などの表示がしてあります。
加えて、アレルギーやアルコールの心配のないように『含花生(ピーナッツ含む)』『含堅果(ナッツ含む)』『含酒』などの表示も。
素食じゃない蔬食料理を食べよう!
けれど、「果然匯」では素食という文字は見ないですよね……??代わりに、
蔬食をいう文字を目にします。どういうこと??
「蔬食とはたくさんの新鮮な野菜と果物を摂取すること。菜食主義なのは素食と変わりませんが、素食が肉や魚の代わりとなる加工品が豊富なのに対し、蔬食では加工品は使用していません」
なるほど~!
「『果然匯』では、加工品は添加物が多く含まれていたり、味つけも濃くなったり、身体に負担があると考えているからです」とスタッフさんは語ります。
天然の野菜や果物なら、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富。だから身体にいいことは間違いないですものね!納得です。
お客さんの多くは健康を気遣う30~50代の女性。ベジタリアンの割合も高いといいますが、ナビのように「今日は野菜をたくさん食べたいな!」「フルーツを食べまくりたい!」なんて人も気軽に利用できるのが蔬食を推奨する「果然匯」のいいところではないでしょうか?
台湾産ベジタブル&フルーツをたっぷりと!
さて、使う食材はできるだけ台湾産にこだわっているといいます。
「台湾の野菜や果物類は、生産から流通、販売まで徹底した管理が行なわれていて、履歴も確実に把握できます。これは安心につながりますし、その品質も保証できます。加えて台湾には種類豊富で、良質な野菜や果物がありますから」
店内の一画には野菜の水耕栽培も。このように栽培された葉物野菜がサラダに使われたりしているそうですよ。水耕栽培なら、虫がつきにくく農薬も使わずにすむので、無農薬野菜が食べられるというわけ。うれしいですねっ♪
和洋中なんでもありの食べ放題ビュッフェ
店名の「果然匯」とは、さまざまな天然の野菜&果実を集めた(匯は中国語で集める)という 意味合いから。その名の通り、洋風、中華(台湾、香港)、イタリアン、和風にスイーツ…などなど、季節ごとに異なる 各種ベジタリアンフード約150種が食べ放題となっています。
3部入替制となり、各回の時間制限はありません。
・ランチ(11時半~14時):538元
・アフタヌーンティー(14時半~16時半):438元
・ディナー(17時半~21時半):638元
メニューはランチを基準に多少の差はありますが、いずれの回もほぼ同じ内容。時間の長短が価格の差ということのようです。子供は3才未満は無料、3~5歳は100元、5~12歳は半額となっています。
★ナビのチェックポイント!★・平日も土日も同一価格でお得!
⇒通常、ビュッフェレストランは週末料金は高く設定されていることが多いので同一なのは珍しい!
※旧正月など特定日には特別価格が適応される場合もありますので、HPをチェックしてください
よりどりみどり、ヘルシー美食の数々
それでは、自慢の料理をチェック!
入口を背に右側が香港式飲茶類、スープ、洋風&イタリアン&エスニックのコーナーです。
ミニクロワッサンサンド、おしゃれ~♪
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メキシコのタコス。カラフル!
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パイでふたをしたスープ
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ピザはひと口サイズなのが◎
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入口両サイドはサラダ、パン、フルーツ、ドリンクコーナーとなっています。
珍しい野菜も豊富だから、フレッシュサラダはぜひ食べておきたい!
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その珍しいものの1つ、石蓮花(オボロヅキ) 。サボテンの一種なんだとか
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超おすすめの焼きグレープフルーツ。甘酸っぱくて爽やかな味
冬なのでフルーツは少なめですが…黄緑色のが蜜棗(インドナツメ)
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アルコールはありませんが、フレッシュフルーツジュースにソイラテなどが
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入口を背に左側が、スイーツ、和食、台湾料理となっています。
鉄板猴頭菇。肉もどき料理のようですが、ヤマブシダケというキノコをソテーしたもの。見ためはハンバーグ、食感は…肉みたい!
食べ放題ビュッフェだから楽しい~!
行ったり来たり、食べたり飲んだり、そしてまた行ったり来たり……何度でもおかわりできちゃうし、価格が明確なのが食べ放題のいいところ。特に「果然匯」はベジ料理、いくら食べても胃もたれせず、身体にいいから食べ過ぎても罪悪感がないのも、ナビは気に入りました~♪
旅先ではいろいろ食べたい!そんな願いを叶えてくれるのもココ。食の好みの違う者同士でも、互いに好きなものがチョイスできるから、子連れや年配者交えての3世代旅行なんかにもおすすめです。
そんなビュッフェを最大限楽しむ台湾の人は、オープン前から入口で待機している人が多数。開店と同時に料理は瞬く間に個々の皿へと、そしてお腹の中へと移動していきます……そのスピードたるやすごい!とはいえ、料理は次々と出てきますので、ご安心を。
全台湾に3店舗、お近くの「果然匯」を!
「行きたいな!」と思った人は、ウェブサイトの訂位(Online Reservation)からご予約を!外国人専用ページなら英語でOK。予約後1週間以内にメールが届いたら完了です。以前ナビが予約をしようとしたらすでに満席……涙。特にランチタイムと毎月旧暦1日&15日(お参りの日)が混み合うそうなので、早めの予約がベターですよ。
本日ご紹介した明曜店以外にも、桃園と高雄に店舗があり、2019年4月には新北板橋店もオープン予定だとか。これらの店舗はカフェ風のよりカジュアルな雰囲気で、ここだけで食べられる生パスタやオーダー後に焼き上げる窯焼きピザなどがあるのだとか。気になるぅ~♪
そして、明曜店は、2019年春以降に改装を予定しています。その時には、生パスタや窯焼きピザのサーブも期待できそうですよ。最新情報は「果然匯」のウェブサイトをチェックしてくださいね。
以上、台北ナビでした!