陳家涼麺

台湾でも珍しい24時間営業の涼麺屋さんは地元っ子がうなるおいしさ！

涼麺好きの台湾人友がおすすめしてくれた「陳家涼麺」。南京東路五段の細い道を少し入ったところに位置します。MRT松山新店線開通後は観光客の姿も見かけますが、やはり大多数は地元民。彼らは涼麺と味噌汁を注文し、ささっと食べて帰っていきます。
ナビも地元民を習って、「涼麵(小)40元」と「味噌加貢丸加蛋(三合一湯)45元」を試してみました。キュウリとゴマソース、そしてたっぷりのニンニクがのっているだけのいたってシンプルな涼麺。テーブルに置いてある辣椒醬をかけるとおいしさが増すという助言を受け、ナビもやってみました！すると、甘めのゴマソースにピリっとコントラストが生まれ、うん、いける～！ちょっと味に飽きたら、ワサビをつけるのもいいですよ。ワサビと言っても日本のものよりかなりマイルドな味で、なぜか涼麺に合うんです。
みんなが「三合一」と呼ぶ味噌汁は、味噌汁をタマゴでとじて、肉団子を入れたもの。元々台湾の味噌汁は甘いですが、こちらのものはかなり甘し！これだけ飲むと、あ、甘い……とびっくりしてしまいますが、涼麺を食べた後に飲むとあれ不思議！甘さはあまり感じなくなります。
元々は小さな屋台から始まり、朝のみの営業だったそう。(涼麺は台湾人にとっては朝ごはんになるのです！)その後、お客さんの要望に従い営業時間を延長していったら、いつの間にか24時間営業になったといいます。今では台北人の夜食の定番でもあります。早朝、深夜に発着するLCC便を利用する観光客にとっても、この24時間営業というのは嬉しいですよね。