B Line by A Train

こんばんは、台北ナビです。

おしゃれな台湾人の友達から「いいバーがあるよ」と聞き、今宵ナビが向かったのは華山1914文創園区からすぐの「B Line by A Train」です。

住所を頼りにたどり着いたのはかなり年季の入った建物で、ずっと昔からそこにあるような文具屋と台湾式朝ごはん屋に挟まれた古めかしい扉に店名が。そこから階段を登って重〜い鉄板扉を開けると、意表外の素敵な隠れ家バーがありました。

なかなか見つからないかも！？

バーが入っているのは、かなり築年数が経っている建物。もう10年近く台湾に住んでいるナビでも、「本当にこれかな……」と半信半疑になり、建物の周りをウロウロしてしまったほどです。

ですが、これは“あえて”の演出でもあるんです。この「B Line by A Train」は市内に系列の4店舗を構える知る人ぞ知る人気バーなのですが、どの店舗も“古い建物の2階”にあるのが特徴。アメリカの禁酒法時代、こっそりと営業をしていた酒場「スピークイージー」にインスピレーションを得たバーなんです。

確かに、古い建物に溶け込む暗号のような看板に、外から全く見えない店内はまさにそれを連想させます。初めての人は、ナビのようにちょっと怪しい人になってしまいます（笑）。お客さんの大半がリピーターというのにも納得の隠れ家バーです。

店を知らなければこれがバーの標識だとは分かりません～

外国の地下鉄マップ…⁉︎

極め付きはこの鉄板扉。中の様子が全く見えませんが、開けていいの！？

鉄板扉の向こうにはおしゃれなインダストリアル風バー！

2014年6月にオープンしたお店は、鉄筋コンクリートがむき出しのインダストリアルデザイン。無骨で男っぽい感じの中に、さりげなくおしゃれな要素が取り込まれていてセンス抜群です。

店名で気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、ジャズのスタンダードナンバー「Take the A Train（A列車で行こう）」に由来するお店です。2011年創業の1号店「A Train」はジャズバーで、テーマはもちろんニューヨーク市地下鉄A系統！2店舗目に当たるここ「B Line」はそのB系統をイメージしていて、テーマカラーも地下鉄と同じオレンジです。エントランスやメニューにもニューヨーク市地下鉄のマップを発見～！

地下鉄を連想させるデザインをさりげなく忍ばせた店内

喫煙スペースもあり

台湾を感じるスペシャルなカクテル＆お酒に合う美味しい料理

バーデンダーでオーナーのポールさん

酸辣雞翅　320元

食欲をそそる、ツヤツヤのバッファローチキンウイング。手羽先をホットソースとバター、ケチャップなどで味付けしていて、辛さと酸味のバランスが絶妙です。肉付きたっぷりの手羽先でボリュームも満点！

蒜香炒野菇　300元

キノコのガーリック炒め。300グラムものキノコを、エビや台湾バジル、唐辛子などと一緒に炒め、ロメインレタスの上にどっさりと盛り付けしています。パンチの効いたガーリック味で、台湾バジルが良いアクセントに！モリモリ食べたいヘルシーメニューです。

かなりの人気店！ご予約を忘れずに

お店へ入った瞬間から「友達の紹介は大当たり」と確信した、素敵な雰囲気の「B Line by A Train」。お酒もお料理も美味しくて本当は秘密にしたいのだけど、大好きな人にはそっと教えてあげたい……というナビのような人が多いようで、隠れ家的ですがやっぱり人気です。

週末だけでなく平日も予約でどんどん席が埋まっていくので、行かれる際は予約をお勧めします。欧米系の方も多く、大半がホテルのフロントから予約を入れてこられるそうですよ。

以上、系列店の「A Train」「C Park by A Train」「D Town by A Train 」にも興味津津で店を後にした台北ナビでした。