夜上海

yè shanghai夜上海

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オールド上海の雰囲気が漂う素敵なレストラン。ミシュラン星を連続獲得する美食がここにあり!


こんにちは、台北ナビです。

今回ご紹介するのは、上海料理のレストラン「夜上海」です。ミシュラン星を7年連続で獲得している香港のレストランが、台北市の最先端エリアである信義区に開いた4店舗目の直営店です。

ゴージャスなレトロモダン空間と美食、ライブミュージックで“オールド上海”が演出されたレストラン。ちょっと特別な日のお食事にオススメです!

ミシュラン星獲得の香港発レストランが信義区へ

「夜上海」台北店

「夜上海」台北店


「夜上海」は1998年、香港島の金鐘で創業しました。その後、九龍の尖沙咀、中国の上海に出店し、2015年5月に台湾へ初上陸しました。

グルメ通の方ならご存じかもしれませんが、「夜上海」はあのレストラン格付け本「ミシュランガイド」の常連。九龍尖沙咀のレストランが2012年に2つ星、2013年以降は毎年1つ星を獲得していて、7年連続星獲得の実力派レストランなんです。
「夜上海」の台北店は、デパートやオフィスビルが立ち並ぶ信義エリアにあります。デパート「新光三越」のA4棟5階で、最寄駅のMRT「市政府」駅からは徒歩2分ほど。観光名所の台北101があるMRT「台北101/世貿」駅からは徒歩10分ほどです。

MRT「市政府」駅から「台北101/世貿」駅にかけての信義エリアは各建物が屋根付きのスロープで繋がっているので、どちらの駅からも好アクセス。台北101の観光やショッピングのついでにも訪れやすいレストランです。
信義エリアの「新光三越」は全4棟あるのでご注意を!

信義エリアの「新光三越」は全4棟あるのでご注意を!

「夜上海」は松高路沿いにあるA4棟の5階

「夜上海」は松高路沿いにあるA4棟の5階

このエリアは雨の日も移動が楽です。

このエリアは雨の日も移動が楽です。

古典と現代、東洋と西洋が融合したゴージャスな店内


店内のインテリアは世界的に著名なデザイナーのトニー・チー氏(台湾生まれ、アメリカ人)の会社が手がけていて、1920年ごろの“オールド上海”をイメージしたそう。

古典と現代、そして東洋と西洋の文化が絶妙に入り混じるゴージャスな店内で、全体的な雰囲気といい、随所に散りばめられた調度品といい、ため息が出るような美しさです。

<エントランス>
シックな大人の雰囲気が漂うエントランスには「茶古力(ティーチョコレート)」が並びます シックな大人の雰囲気が漂うエントランスには「茶古力(ティーチョコレート)」が並びます

シックな大人の雰囲気が漂うエントランスには「茶古力(ティーチョコレート)」が並びます

台湾を代表するお茶「東方美人烏龍茶」「文山包種茶」「阿里山烏龍茶」を使ったチョコレートが販売されています。この店舗オリジナルでお土産にも喜ばれそう! 台湾を代表するお茶「東方美人烏龍茶」「文山包種茶」「阿里山烏龍茶」を使ったチョコレートが販売されています。この店舗オリジナルでお土産にも喜ばれそう! 台湾を代表するお茶「東方美人烏龍茶」「文山包種茶」「阿里山烏龍茶」を使ったチョコレートが販売されています。この店舗オリジナルでお土産にも喜ばれそう!

台湾を代表するお茶「東方美人烏龍茶」「文山包種茶」「阿里山烏龍茶」を使ったチョコレートが販売されています。この店舗オリジナルでお土産にも喜ばれそう!

お会計のフロントはちょっと変わったデザインで、当時の上海の質屋を再現

お会計のフロントはちょっと変わったデザインで、当時の上海の質屋を再現

入り口に置かれた小さなおちょこ。ディスプレイかと思ったら、これは紹興酒を飲む時に使うそう!

入り口に置かれた小さなおちょこ。ディスプレイかと思ったら、これは紹興酒を飲む時に使うそう!


<メインフロア>
テーブル席

テーブル席

ボックス席

ボックス席

骨董品のような棚に幸運を呼ぶシーサー、そしてモダンな西洋チェアの組み合わせ。不思議な一体感があってあれこれ眺めるだけでも楽しい♪ 骨董品のような棚に幸運を呼ぶシーサー、そしてモダンな西洋チェアの組み合わせ。不思議な一体感があってあれこれ眺めるだけでも楽しい♪ 骨董品のような棚に幸運を呼ぶシーサー、そしてモダンな西洋チェアの組み合わせ。不思議な一体感があってあれこれ眺めるだけでも楽しい♪

骨董品のような棚に幸運を呼ぶシーサー、そしてモダンな西洋チェアの組み合わせ。不思議な一体感があってあれこれ眺めるだけでも楽しい♪

中国の古い紙幣や新聞、地図をディスプレイ 中国の古い紙幣や新聞、地図をディスプレイ

中国の古い紙幣や新聞、地図をディスプレイ


<個室>
個室は全5部屋で、ミニマムチャージは6~8人部屋15000元、10~12人部屋18000元。部屋名は各店舗の地番や創業年に因んでいて、なかなか芸が細かい!
ぐるっと店内を回ってみるとかなりの広さ!総面積200坪で全170席あるそうです。

おすすめ料理!まずは前菜から

Jerry Wuヘッドシェフ

Jerry Wuヘッドシェフ


上海料理の中でも「海派」と言われる分類の料理で、伝統的な上海料理とは異なるそう。中国各地の材料と調理法を組み合わせたちょっと新しい上海料理で、従来の上海料理よりも油、塩分、砂糖を控えめにして食べやすくアレンジしているそうです。

それでは数あるメニューの中からおすすめをご紹介。まずは前菜から〜。
カニの絵が描かれたお皿と鯨の箸置きは「夜上海」オリジナル

カニの絵が描かれたお皿と鯨の箸置きは「夜上海」オリジナル

この小さな椅子は、なんと荷物置き!

この小さな椅子は、なんと荷物置き!



風味醬蘿蔔(160元)

大根の漬物と思って食べるとメンマの味がして驚き!竹の子が大根に変わったメンマそのものです。

皮付きの大根を醤油と砂糖、オイスターソースなどの特製タレに12時間漬け込んで作るそうで、しっかりと味の浸みた漬物は日本人の口に合います。

花雕醉雞(280元)

湯通しした鶏肉を紹興酒の一種である「花彫酒」、生薬などに漬け込んだ一品。

丸3日かけて作られるそれはとても柔らかな肉質で、香り豊かでまろやかな味わいです。お子様も食べられますよ。

江南脆鱔(280元)

鱔魚(タウナギ)という淡水魚を揚げ、醤油などで味付け。

しょっぱさの中にお酢のさっぱりさが効いていて、サクサクとした食感がいい感じ。

メイン料理「熱菜」


外婆紅燒肉(460元)

台湾産豚バラ肉と竹の子のしょう油煮。

濃厚でこってり系に見えますが、食べると意外にも脂っこくなくてあっさり。お肉もとても柔らかく、スルスルと行けちゃいます。ご飯が進む~。

麻婆豆腐(350元)

中華で日本人に人気の麻婆豆腐もあります。

四川料理に欠かせない「花椒」がかなり効いていて、舌がピリピリ痺れます。辛さもあって、本場の味を求める人におすすめ!

蔥香鮑魚撈麵(1800元)

熱した鍋でネギと玉ねぎを炒め、下ごしらえをした麺を入れてアワビの煮汁で蒸した料理。アワビも盛られていてなんとも贅沢~。

南アフリカ産のアワビは大きくて程よい歯ごたえがあり、アワビの旨味がたっぷりと浸みた麺も病みつきになる美味しさ。お値段が張りますが、その価値あり!

イチ押し!点心は必食です

餡は2種類の豚肉を配合。お店で肉の塊からひき肉を作っています。そのままでも、浙江省のお酢と生姜をつけてもよし。

餡は2種類の豚肉を配合。お店で肉の塊からひき肉を作っています。そのままでも、浙江省のお酢と生姜をつけてもよし。


上海生煎包(280元)

台湾の朝ごはん屋さんでよく見かける水煎包と似ていますが、よく見ると下の方に焼き目がついていてちょっと違います。

最初に蒸してから少し焼き色をつけ、最後に下半分を揚げているからなんだとか。食べると下はカリッ、上はふんわり!そして中からたっぷりの肉汁が溢れ出てくるスペシャルな一品です。優しいお味と初体験のミックス食感に感動~!!ナビのイチ押しです。

鮮肉小籠包(180元)

下ごしらえに時間をかけて丁寧に作られた小籠包は、熱々の汁がたっぷりで上品なお味。

まずは2種類の豚肉を下処理してひき肉にし、小籠包にぴったりの黄金比率で餡を配合。スープとなる煮こごりももちろん自家製で、豚の皮と肉、鶏肉を長時間煮込んで作っています。手間と心を込めて作られたお料理はやっぱり美味しい!

蘿蔔絲酥餅(160元)

これも台湾でよく見かけるお料理ですが、食べると全く違うことに気づきます。

2種類のパイ生地を交互に重ねて作った皮で、とろみをつけた大根とベーコンの餡を包んで焼いています。パサパサとした食べ物のように見えますが、中身は餡かけ風なのでしっとりジューシー。何層にも重なったサックサクの皮とも相性抜群です。

上海酥(200元)

上海及び浙江地区で親しまれている伝統的な点心「上海酥」を台湾風にアレンジ。

本場の餡はお肉ですが、ここ台湾では肉鬆(肉でんぷ)と鹹蛋(鴨の塩漬け卵)を包んでいます。食べて納得、これはまさに台湾人好みの味です。台北のお店にしかない限定品です。
1箱600元で店頭販売あり。防腐剤が入っていないので保存期間は3日間。 1箱600元で店頭販売あり。防腐剤が入っていないので保存期間は3日間。

1箱600元で店頭販売あり。防腐剤が入っていないので保存期間は3日間。


招牌薏米水(180元)

ちょっと見慣れないドリンクの登場です。

ハトムギに水を加えてじっくりと煮て、少量の氷砂糖を加えた飲み物です。6時間かけて作られたそれは見た目通りややドロっとしていて濃厚ですが、適度な甘さとヘルシーな味わいで結構はまっちゃいます。なんだか美容効果もありそう〜♪

お食事の際によく注文される人気のドリンクで、ホットとアイスがあります。


ご参考までに!1人当たりの予算は…

オーダー内容にもよりますが、昼800~1000元、夜1200~1500元が目安です。ランチタイムには1人からオーダーできるお得なセットメニュー(420元~)もあります。人気の「上海蟹」は中秋節から12月ごろが季節だそうですよ。

また、お酒もワイン、シャンパン、ウイスキー、紹興酒など一通り揃っています。お酒の持ち込み可で、ワインの持ち込み料金は1本500元、ウイスキーや紹興酒などの「烈酒」は1本1000元となっています。
エントランスのワイン棚にはボトルがずら〜り!クラッシックなデザインのワインクーラーも素敵です。 エントランスのワイン棚にはボトルがずら〜り!クラッシックなデザインのワインクーラーも素敵です。

エントランスのワイン棚にはボトルがずら〜り!クラッシックなデザインのワインクーラーも素敵です。

片皮烤鴨(2吃/1680元)

片皮烤鴨(2吃/1680元)

特式崧子魚(1380元)

特式崧子魚(1380元)

紅燒原條美國牛肋排(1280元)

紅燒原條美國牛肋排(1280元)

砂鍋鹹肉菜飯(380元)

砂鍋鹹肉菜飯(380元)

(6画像提供:夜上海) (6画像提供:夜上海)

(6画像提供:夜上海)

ライブミュージックで懐かしの音楽を聴きながら

夜の上海に欠かせないものといえば、やはり音楽! 毎週水曜日と木曜日、19時半から21時15分までの時間帯に生演奏が行われます。シンガーとピアノ奏者によるオールド上海時代のレトロな音楽が聴けるそうですよ。

五感で“オールド上海”を感じられる「夜上海」。特別な日のお食事や大切な人のおもてなしにもぴったりです。ぜひ、皆さんも訪れてみてくださいね。

以上、台北ナビでした。

記事登録日:2018-03-06

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2018-03-06

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