キュっとまとまった小じんまり屋台には、種類豊富なB級グルメがいっぱ~い!!
こんばんは。台北ナビです。
晴光市場に隣接する・雙城街は屋台が立ち並ぶ、B級グルメの宝庫。朝と夜のローテーションで違う屋台が出現するのだとか。今日はそんな夜の屋台の方、雙城街で食べまくり調査を敢行してみました!
いざ、B級グルメの宝庫へ!
「中山国小」から徒歩5分、「民権西路」から徒歩8分の双城街夜市。
他と比べるとかな~りキュっとまとまったこじんまりとした夜市です。台湾語が飛び交い、狭い道なのに原付や自転車もガンガン走る、ローカル感たっぷりの賑わい。ボーっと歩いているとぶつかりますので気を付けてください!
小さい規模なのにパパイヤミルクや麻辣湯、果物屋・串焼き・臭豆腐など屋台の種類が豊富なのもココの特徴でしょう。ちょっと歩くと台湾色の強い雑貨屋「勝立生活百貨」があり、生活雑貨やおちゃめな文具などがワンサカ!台湾独特のユニークな掘り出し物が見つかりそう~。
ナビのおすすめはココ♪まとめてご紹介!
こんなにわかりやすい看板見たことな~い☆
●脆皮鮮奶甜甜圏
ド派手な外観が目を引く手作り自家製ドーナツ屋さん。多数メディアにも登場しています。以前は屋台だったのが、あまりの人気ぶりに店舗として独立。次々にドーナツ20元が揚げられています。営業時間は11:30~19:30。甘さ控えめのパウダーシュガーをいっぱい口のまわりに付けてほおばりました!
看板メニューの「脆皮鮮奶甜甜圏」はサックサクのミルク味!
●5:一級棒焼烤
“一級棒”=“いちばん“と名の付いているだけあり、それなりに旨い!もう十数年も営業しているのだとか。串はグリル焼きしてから更に炭火焼き~美味しいわけですね!お餅とネギ肉を頼んだら、味が混ざらないよう気を利かせて袋は別々に入れてくれました。じっくりと焼いてくれるため、時間がかかります。そのため、他の屋台で買い物して帰ってくるお客さんが多かったですよ~。
スパイスの効いたお餅25元、中までしっかり火の通ったネギ肉40元。
●6:和樂
次から次へと人が来ておじさん、おばさんにどんどんシルバーの器に取った自分の食べたい具を渡す。どれが誰のかわからなくなる程の忙しさでおじさん、おばさん2人でぶつぶつと言い合いに。それでも一生懸命揚げてくれます、切ってくれます。お客さんは若い人ばかり、この近くには大同大学があるので、学生さんたちの腹ごしらえの場所となっているようです。
揚げたてほっくほくのししゃも20元、四季豆20元。
ご主人はココで屋台を始めて3カ月、日中は別の場所で朝ごはん屋さんをしている、働き者。
●42:晴光羊肉湯プーさんの可愛いエプロンを付けたご主人が営む羊肉湯屋台。プーさんが好きなのかなと思い、聞いてみたところ、ただあったので適当に着ているだけだと(笑)ナビたちは羊肉スープのみを頼みましたがそれに麺まで勝手に入れてくれちゃって間違えた~と持ってきた天然ぶりにはプッと微笑ましくなりました。
●29:水餃 鴻 牛肉麺
隣のテーブルではせかせかとおばさんが餃子を作り、屋台ではおっとりとしたご夫婦が店を切盛り。四方八方からお客さんが来て餃子・牛肉麺を注文しに来る。中国や日本人観光客には牛肉麺も人気だとか。麺は3種類の太さがあり選べます~。
10粒で50元、ニラ水餃子が苦手なナビでもココのはイケました!皮が薄くてモッチモチで、あの独特なニラの臭みがないです。
17巷に支店もある人気店!
●41:古早味 晴光仙草仙草は台湾や中国で採れる植物。冬は身体が温まり、夏は暑気を払う、そして解毒作用もあります。ナビたちが飲んだのは「牛奶仙草汁」40元、さっぱりしていてほろ苦い。隣には冬のスイーツとして人気の焼仙草も兼ねているので試してみるのもいいかも。
ミルク感は少なめ~
|
|
照れくさそうに笑うおばさんがキュート。10スタンプ集めると1杯サービスのポイントカードをくれました。
|
こんなスターがいらっしゃいました~!
“おいしい札幌ラーメン”と大きく書かれた看板。どうなのかな?美味しいのかな?と遠目に眺めていると、なんとも愛想の良いご主人が声をかけてくれました。「何してるの?」とご主人。ニコニコしながら写真を取り出して「コレ、僕。」と。あらら。腸整薬のわかもと。なんと、その方はテレビCMに出ている方でした!いつもは気にも留めていませんでしたが、ご主人にお会いしてから偶然すぐにわかもとのCMをテレビで見て、あ!出てる!と嬉しくなりました。北海道出身だけど、名前は福岡さん。CMは知り合いを通じて出演が決まったそう。奥様は台湾人で娘さんはJolinのバックダンサーをしているのだとか。屋台に慣れた手つきでラーメンを操る若い男の子が居たので息子さんかと思い聞いたところ、それはバイトの子でした。ラーメンの種類はカレー味・味噌味・醤油味など、おすすめは味噌ラーメンとのこと。話し過ぎて味見する機会を失ったので、次回は是非立ち寄りたいと思います。
ちょっと路地裏へ。なんとも台湾っぽいカフェ発見。
「特調珈琲」は濃くて酸味が効いていて、「山竹瑪黛茶」はハードな口当たりで香りと味がミスマッチの個性的な紅茶でした。
サクサクのドーナツ「脆皮鮮奶甜甜圏」の目の前にある「珈琲堂 CAFÉ SUGER」。歩き疲れたので入ってみることに。夕方はまばらだったお客さんが夜になるにつれ、満席状態になりました。席はカウンターと中にテーブル席、外のテラス席と分かれています。初めて入るお店なのでおすすめを聞いてみると、珈琲は「特調珈琲」80元を。珈琲よりも紅茶派のナビにはコルク蓋の試験管に詰まった茶葉のセットを渡してくれました。わくわくしながら香りを嗅いで、独特な香りのするダイエット効果有の「山竹瑪黛茶」(マンゴスチンマテ茶)80元に決めました。こだわりの珈琲は1杯ずつ素早くサイフォン式で淹れてくれます。席について落ち着いて周りを見回してみると、目に付いたのは新鮮なレモンをその場で切ってジョッキに浮かべてあるフルーツ茶。大容量のジョッキなのでおしゃべりに花が咲いても喉の渇きを癒してくれることでしょう。外観的にはカフェというより喫茶店なんですが、中に入ると台湾温度なまったりできる居心地の良い場所でした。
夜市の外れ、番外編!地元民おすすめのお店。
日が暮れてもかなりわかりやすく煌々と看板が光ってます。
夜市の通路で「麻油鶏があるね。」と話していると、どこからか突然おじさんが現れました。「今、麻油鶏って言ったよね?俺のおすすめがあるんだけど!」とかなり自信満々。紙とペンを差し出すと、大きな字で「阿圖麻油鶏」と書いてくれました。「夜市のちょっと外れになるけどすぐ近くだから行ってみてよ!」と元気良く言って一瞬にして去って行きました。ナビ、お店の前まで行って思い出しました。以前台湾人の友人もココは美味しい!と勧めていてくれた所。あの日はあまりの行列に断念し、別のモノを食べに行ったこと。この日は食事時間もずれたせいか、行列まではいきませんでしたが、お客さんはかなり入っていました。でも、ナビたちのお腹は満腹状態、これ以上は無理~だったので、次回の課題ができました。日曜以外は夜12時まで営業しています。
短い小さな夜市ストリートですが、台湾地元民も訪れ、台湾語も飛び交うのでたっぷりローカル感を味わえます。歩きながらでもOK、屋台の隙間各所に簡易テーブル+イスが設けられているので座ってゆっくり食べることもできますよ~。
以上、台北ナビでした。