山歩きが大好きなので、台湾に行くたびにいろいろなルートを開拓しています。
今回歩いたのは陽明山周遊コースで、
新北投 → 中正山 → 大屯山南峰 → 大屯山主峰 → 小油坑 → 七星山 というルート。
こちらの掲示板では、山歩きやハイキングの投稿はほとんどないですが、
このスレをお借りして今回のルートの様子を書いていきます。
台北市内の豊かな緑の中を歩いて自然を満喫したいという気分になったときの
参考にでもなれば幸いです。
1st trail ★ 新北投 → 中正山 ★ 思いのほかきつい登り道
梅雨明けした台北、暑くなりそうな朝にMRTで新北投に到着。
新北投は初めて。温泉宿が立ち並ぶいい感じの街並みですね。
温泉街を散策して地熱谷へ。温度が80~100度の強酸性のお湯とのこと。
緑色の湖面から湯気がもうもうと立ち上っていてちょっと神秘的。
湯気の熱気と湿気でじんわりと汗が浮いてきます。
「たいへん熱いので入らないこと」って掲示があるけど、掲示がないと入る人がいるのか??
さて、これから中正山に登ります。
まずは地図を見ながら○翠橋 (○は手ヘンに邑) へ。
この橋を渡ったところが、中正山親山歩道の入り口です。
中正山 646m。
以前は彌陀山と呼んでいたのが、中正殿に敬意を表して改名されたらしい。
私は富士山の河口湖口五合目から富士山頂に登るまで4時間を切れますから、
まあ健脚なほうです。
なので、たかだか600m少々の登山だろうと甘く見ていました。
ところが、直射日光を浴びて石段を登るのは意外にきつくて、登り始めてすぐに汗だくに。
持参したPETボトルの水はあっという間になくなってしまいました。
石段で何度も立ち止まり、ぜいぜいと息を荒くしてようやく中正山観景楼に到着。
地熱谷から1時間半かかりました。
曇り気味で見通しはあまりよくなかったのですが、淡水河と基隆河の合流点、淡水方面、
川の向こうの観音山がいい眺めです。
展望台でしばらく休憩して体力回復。
次は大屯山南峰を目指します。
(続く)