台風の中の台湾:鶯歌・三峡老街(長文)

旅行の時期

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初老夫婦で、8月7日(金)~10日(月)に2度目の台北(格安)旅行に行って参りました。
まさしく台風8号(現地では台風に名前がつけられていて、”莫垃克”とかでした)が台湾本土で停滞し、台湾中部、特に南部に甚大な災害が起こった4日間でした。
台湾の地形(山脈の構造)の関係で、台北地域は台風の影響がまだましでした。それでも、8日は、台風で台北の学校や役所は休みとのことで、故宮博物館や衛兵の交代式も見ることができませんでした。豪雨災害のしざましさはTVニュースで長時間報道されていました。
 そんな雨の中、自由行動の一日は、家内はあまり乗り気ではなかったようですが、 三峡老街と鶯歌陶瓷老街に電車、バスで自力で行きました。
①台鉄 台北駅の窓口て、予め印刷しておいた時刻表を見せながら鶯歌駅までの普通切符を買いました。しかもちゃんと往復割引切符を。ちなみに普通車は「區間車」、往復は「去回」です。
②鶯歌駅下車し、三峡老街まで、タクシーでは200元だそうです。バス待ちしていた青年と若い女性に片言の日本語で話かけられ、彼女も同じ処(老街に住んでいるとか)で降りるから一緒に乗りました。片道1人22元のバス代で。帰りのバス停も現場まで案内してもらいました。
③三峡老街は、九イ分のように有名でももなく大規模でなく旅行者も少ないですが、その分、味ある街でした。老街の入り口の案内ブースようなところで、日本人とわかると、おじいさんから日本語の観光地図を嬉しそうに渡してもらいました。
④鶯歌駅に戻るバスがなかなか来ないので不安げにしている我々を見てか店のご隠居風おじいさんから、「どのバスに乗るんかい?」みたいな声をかけられました。こちらのカタコト中国語でも愛想よく応えてもらいました。
やっと来た同じバスも心配なので、同じバスに乗る若い女性に確認し一緒に乗りました。途中、その彼女からは陶瓷博物館だったらここで降りるのとかアドバイスをもらいました。
⑤この後、鶯歌陶瓷老街を雨の中を歩きまわり足が疲れました。台北への戻り、混雑している車内では、立っている私たちを見つけたのか若い青年から2回も席を譲られました。
我々はそんなに老人に見られたのか・・・・ともあれ親切な方が多いなあと 家内と話していました。
(まとめ)
ツアー旅行では多分経験できない、親切であったかい現地の方に接することができました。もちろん、外国旅行は危険が伴いますが、このような楽しみ方もあるものだと実感しました。
この時期、夏休みのせいか、若い女性、カップルの日本人や、家族連れの現地人が多いようでした。ぜひ来年も、家内をつれて、台北へ行きたいものです。割高でも気候条件のよい時期に。

記事登録日:2009-08-11