ナビの友人が結婚することとなり、その婚約式に出席してきました。台湾の原住民はクリスチャンが多いので、今回の婚約式も教会で行われました。
新郎側からの贈り物が新婦へ。全てビデオに納められるのがやっぱり婚礼撮影が盛んな台湾風ですね。
新婦のお父さんから新郎のお父さんへ、家族となった記念にパイワン族の宝である貴重なトンボ珠が進呈されました。パイワン族は完全に男女同権なので、「嫁にやる」という観念ではないのだそう。
場所を移し、結納品のチェックが行われます。台湾では一般に男性側からのみなのですが、パイワン族はちゃんと女性側からの贈り物もチェックされます。背広や高価な部族の正装が送られました。
これはビンロウの実。こういう房状になったものでないといけないそう。そこら辺で売っているビンランではダメで、このほかにブタ3頭も必要だったそうです。(都会育ちのナビ友家族は苦労したそうです)
この大金は?なんと結納金!でも実は台湾では一般的に新郎側は2種類の結納金を提示し(これで誠意を示し)、新婦側は赤い袋に入っている方(本当の結納金)を受け取り、多額の方は新郎側に返すという習慣があるそうです。
それからお決まりの宴会が始まります。あっという間に庭にテントと円卓が出現。
原住民の宴会にカラオケ舞台は欠かせません!山の中に舞台トラックが出現です。
普通のオジサンの歌のうまいこと!みんなプロの歌手並みに上手なんです!次々と披露される歌にナビ思わず酔いしれます。
あれ?普通の宴会ではみんなが持ち帰りをしてズルズルと終わるのですが・・・なぜか、急いで片付けが始まりました。
そうです、これがなくっちゃ!原住民の集団ダンスが始まりました。歌も踊りも生活の一部になっているのが原住民の冠婚葬祭です。