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1987年に女優・楊恵珊さんと映画監督・張毅さんによって創立されたおしゃれなガラスアートの空間


こんにちは、台北ナビです。

天母にある「琉璃工房」へ行ってきました。カフェが併設されているという天母店は、「琉璃工房」のコップやお皿が使用していると聞いていたので、ナビもぜひ一度行ってみたかったお店です。台湾各地の新光三越やSOGO、そして世界一のノッポビル「101モール」にも入っているので、ご存知の方もきっと多いと思います。


ガラスと言えば一般的に繊細なイメージがあると思うのですが、こちらの作品は今までのガラスの概念を覆してくれるような力強さと荘厳さを持ち合わせています。透き通るようなガラスの特性を持ち合わせながら、見るものになにかを訴えてくる力強いメッセージのようなものがあり、その存在感には圧倒されるばかり。幻想的であったり、宗教的(仏教)な荘厳さだったり、中華のモチーフだったり、実用性の美しさだったり、それぞれとても美しい!こんなふうに感じることを「心が動く」と表現するのかしら。

買う、買わないは別として、一度台湾が誇るガラスアートショップ「琉璃工房」をのぞいてみませんか? 

大きな扉を開けると、広がるギャラリー的空間

インパクトのある金色の大きな扉!開けるのにちょっと勇気がいりそうな気がしますが、いざっ!

大きな扉を開けてみると、そこに広がるのは黒い大理石に囲まれた独特の空間。広い店内へ続くエントランスとなっています。両側に陳列されている大きなオブジェが光とともに浮かび上がるようになっていて、とっても幻想的!想像を上回るそのガラスの美しさに早くもウットリ!すっかり優雅な気持ちになってしまいました。作品にはそれぞれコメントがついていて、ゆっくり見ているとまるで美術館に来ているよう。ただし、コメントのプレートのそばに並んでいる数字(値札)を見ると、現実に引き戻されてしまうのですが…(*^_^*)。

ガラスへの熱い情熱~店名の由来~


店名が、※「玻璃=ボーリイ」ではなく、「琉璃=リョウリイ」を使っているのはナゼ?中国語学習中のナビとしても気になるところです。店長さんにうかがってみました。

「はい、『琉璃』というのは、唐の時代のガラスの呼称なんです。ガラスは、“西洋のもの”というイメージが強いと思いますが、実は唐の時代からガラス工芸が中国にもあったということ、そして西洋の模倣ではなく、台湾独自の歴史と文化に則ったガラス芸術を確立したいというオーナーふたりの思いを店名に託しているんです」

※現代中国語では、ガラスは「玻璃=ボーリイ」という。

20周年を迎えました

1987年に女優・楊恵珊さんと映画監督・張毅さんによって創立された「琉璃工房」。台湾の映画界で活躍されていたおふたりですが、台湾初のガラススタジオを設立するために、あっさりとその地位を捨ててしまいました。映画界からガラス工芸という分野への転進が人々の好奇心をよび、当時は「女優がこんな芸術品を作れるわけがない」などと言う人もいたそうですが、今日ではなんと中国の故宮に収蔵されるほどになりました。

創立当時からこれまでさまざまな紆余曲折があったというおふたりにとって最も辛い試練といえるのが、張毅さんが病に倒れ、生死をさまよった時のことだったそう。楊恵珊さんは心の支えである「夫を亡くしたらどうしよう」という不安で途方にくれ看病に明け暮れる日々の中、病室の傍らで作品を作り続け、さまざまな気持ちや思いをガラスに込めることでさまざまな苦悩を作品として昇華していきました。作品を作り終えた時、その作品がまるで生命をもっているように感じたと彼女は語ります。

彼女によって、こうやって生命を吹き込まれた作品たちは、やはり見るものの心を捉えていきます。これを「共鳴」というのでしょうか。

では、ひょうたん型になっているという1階の作品から見ていきましょう。

コレクションしたくなる美しさ!~普段使いにも、プレゼントにも!~

店員さんが身につけているアクセサリーは「琉璃工房」のもの。

店員さんが身につけているアクセサリーは「琉璃工房」のもの。


エントランスのショーウィンドウに飾られているオブジェは高価でとても手が出ないわ、とお嘆きの方は、エントランス脇にある小部屋を覗いてみましょう。大きさも価格もお手頃なオブジェたちが所狭しと並んでいます。


グラスや茶杯といった食器類や花瓶などの定番商品からアクセサリー、そして干支などの動物の形をした置物まで、何とも言えない美しい色といい、装飾されたデザインといい、他ではお目にかかれないセンスのよさが際立ちます。


胸元を華やかにしてくれるアクセサリーたち。中華的なデザインもありました。


きれいだなと目に留まったアイテム。透明感のあるブルーがステキ。


お茶碗や茶器シリーズ。ガラスがさりげなくあしらわれたデザインがモダンです。日本人に人気のあるシリーズなのだそう。


ガラスって、小さいけれど輝きを放つジュエリーのような存在感がありますね。


西洋のワイングラスとは一味違うガラスの趣きがあります。こちらは西洋の人に人気なのだとか。


愛くるしい表情のワンちゃんに心がなごみます。文鎮にも使えそう。


キャンドル立てをプレゼント用に購入していたアメリカ人のお客さん曰く「日常的に使えて、しかも使う度に台湾を思い出せるこの琉璃工房はとても人気なの」

台湾オリジナルのデザインと色の美しさ

ナビがいいなと思うのは、デザインの豊富さ。こんな中華らしいデザインは日本ではありません。かと言って、中華にも偏り過ぎない。そのバランスのよさがこのブランドの特徴かもしれません。また「ここはブルーの発色が特にきれい」という人もいれば、「いや、グリーンも負けていない!」「いやいや、単色はもちろんきれいだけど、いろんなカラーを使った作品がすばらしい!」という声が聞こえてくる、そんな発色のよさもポイント高し!

< 寒色系 >
< 暖色系 >

奈良の薬師寺にも奉納されています

地下1階にもギャラリーがあり、ガラスの仏像や彫塑が展示されています。仏像が光の中に浮かび上がるそのさまは、テーマが仏教ということもあって宗教的で大変厳か。仏教徒でなくとも心静まる空間です。
通常ガラスのオブジェは、高温のガラス液を型に流し入れ冷やし固めて成型するのですが、こちらの作品は成型する際に既に出来上がっているガラスのオブジェをさらにガラスの中に埋め込む製法を用いることにより、大きなガラスの固まりの中にガラスのオブジェが浮かんでみえるという幻想的な作品に仕上げられています。この「複鋳(=重複鋳造)」と呼ばれる特殊な技術で作られた仏像は、素晴らしい芸術作品として見る者を圧倒しますが、中には幾度となく海外にも出展され、高い評価を得ている作品もあるそうです。1998年に世界遺産として登録された奈良の薬師寺にも、こちらの作品が奉納されているのだとか。

以上、台北ナビでした。

記事更新日:2009-09-01

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-08-01

スポット更新日:2012-11-12

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