滬尾砲台(新北市)

滬尾砲台

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淡水の高台にある清法戦争時代の要塞

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1884年に起きた清法戦争(中仏戦争)で防戦のために造られた建造物です。淡水老街から北西に向かい紅毛城を越え、2019年秋に新しくできた滬尾藝文休閒園區(FAB GREEN VILLGE)を過ぎたところにある路地を曲がり、丘を登っていくとあります。
淡水は清朝時代、台湾北部の交易を支える重要な港町であり、滬尾砲台は台湾北部を守る重要な拠点でもありました。長期に渡り軍事要塞となっていたので、保存状態は良好です。台湾政府から二級古跡に指定されています。
「北門鎖鑰」と掲げられたトンネルをくぐると四方を壁に囲まれた要塞が出現します。かつて兵士が寝泊りしたところや弾薬が置かれた倉庫、大砲が置かれた場所など、かつての様子を想像しながら見学すると楽しいはずです。
2019年秋にリニューアルされ、多言語をセレクトできる歴史ゲームなどが導入されたため、各国からの観光客がより一層楽しめるようになりました。奥のトンネルに入るとAR体験コーナーがあり、大砲をバックに合成写真を撮ることができます。旅の記念にするのも良いかもしれないですね。
また、園内にはいたるところで蓮霧(ワックスアップル)の木が植えられていて、時期になると赤い実を付けます。春には蒲公英(タンポポ)が咲き、季節毎に異なる景色が楽しめるのもここの魅力だとか。
「滬尾砲台」のチケット(80元)で「紅毛城」や「小白宮」も入場可能です。10:00、11:00、14:00、16:00と園内のフリーガイドを行なっているので、中国語のわかる方、学習者はその時間に行くのをオススメします。

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関連タグ: 滬尾砲台 淡水

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スポット登録日:2020-02-20

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