薫之園香草休閒農場(屏東県)

薰之園香草休閒農場

閉店・移転、情報の修正などの報告

屏東の自然にふれながら有機栽培のハーブを使った料理が楽しめる!ハーブの都はここでした 、里港で話題の有機ハーブ観光農場

こんにちは、台北ナビです。
屏東の北に位置する里港郷は農業が盛んなところ。最近では観光農場も増えて来ていますが、ここ「薰之園香草休閒農場」は有機ハーブ観光農場として、屏東で有名なお店です。里港河堤公園のほとりにあるひろびろとした農場はレストラン、フラワーガーデン、自然生態区、農場生活体験区、ハーブ栽培温室などに分かれ、自然にふれ合いながらハーブ料理やDIYを楽しむことができます。

お店の起こり

オーナー呉文平さんは、以前はカメラマンで台湾各地の写真を撮っていました。ハーブの魅力に取り付かれ、2002年にこのお店をオープン。当時ハーブの栽培は台湾ではほとんどされておらず、フランスや日本からハーブ栽培技術を学んだそう。店内にはハーブティーなどハーブ関連商品や呉さんが撮影した里港観光の写真集が置かれています。
呉さんは、屏東の観光にも貢献しています 呉さんは、屏東の観光にも貢献しています 呉さんは、屏東の観光にも貢献しています

呉さんは、屏東の観光にも貢献しています

左から、ホール担当の呉さんの奥さん、呉文平さん、キッチン担当の呉さんのお姉さん

左から、ホール担当の呉さんの奥さん、呉文平さん、キッチン担当の呉さんのお姉さん


呉さんがカメラマン業を辞めて、父母の世話をするために郷里に戻ったのは2000年。当初は父を手伝いながら、呉さんは何をしようかと考えていました。農業ではお金儲けができないし、何か特別なものがないといけない…、そこで、カメラマン時代海外へ出ていた時に興味を持ったハーブの研究を始めたそうです。2002年4月、今現在の場所で土地600坪を借り、ハーブレストランを始めた時、近隣の人たちは不思議がったそうです。なぜここで?と。が、2003年になって台湾でもSARSが流行し始めた時、皆は屋内のレストランへ行かなくなりました。レストランを始めてまもなく呉さんに幸運がめぐってきました。レストランは最初お金がなくて、戸外レストランだったからです。
レストランの外も中も花がいっぱい

レストランの外も中も花がいっぱい

緑があふれています

緑があふれています

昼と夜でムードが変わります 昼と夜でムードが変わります 昼と夜でムードが変わります

昼と夜でムードが変わります

夜は水曜日と週末はライブ演奏もあります 夜は水曜日と週末はライブ演奏もあります 夜は水曜日と週末はライブ演奏もあります

夜は水曜日と週末はライブ演奏もあります

ハーブ関連グッズも販売

客が増え始めた時、台湾国内でも徐々に皆健康食やハーブにも目を向け始めていました。健康熱は、今でも高まるばかりです。呉さんやスタッフたちは、常にお客さんの意見を聞きながら、サービスはもとより料理の品質向上にもつとめつつ、かつ店の屋根!も作り、漂流木で壁を作り、レストラン設備を整えていきました。
2006年になって、お客さんからの要望もあり、研究開発した商品を販売し始めました。その後ハーブクッキーやハーブティーなども販売しはじめ。お茶類に関しては、現在全部で15種もあります。
観葉植物も販売中

観葉植物も販売中

来店の方は自由にどうぞ

来店の方は自由にどうぞ

ハーブティーはのど越しすっきり

ハーブティーはのど越しすっきり

ハーブコーヒーは1パック30元

ハーブコーヒーは1パック30元

贈り物にもいいですね

贈り物にもいいですね

ハーブパックに

ハーブパックに

アロマオイル

アロマオイル

ハーブ石けん

ハーブ石けん

ただいま3000坪

小さな土地は、やがて3000坪の広さになりました。空中花園や中庭花園、農場生活体験エリア、ハーブ温室など様々なエリアがあります。こちらで栽培されているのはラベンダー、ミント、ローズマリー、カモミール、レモングラス、ゼラニウムなどおなじみのハーブがずらり。もちろんすべて無農薬有機栽培。摘み取ったばかりの新鮮なハーブの香りで心が癒されます。
池もあって、散歩も楽しい 池もあって、散歩も楽しい

池もあって、散歩も楽しい

福建茶の木

福建茶の木

植物にはちゃんと名前も

植物にはちゃんと名前も

ハーブと蝶が共存する温室です ハーブと蝶が共存する温室です

ハーブと蝶が共存する温室です

呉さんは最初営業をし始めた頃、荒れ果てた川岸だったこの土地を整理し、きれいな土手に仕上げました。隣人たちからは感謝の言葉も発せられ始め、最初はなぜここで?といぶかしがっていた隣人たちもやがて呉さんのやり方に共感しはじめ、近くにはお店もでき始めました。毎年カウントダウンの日には、遠くからもここを訪れる人が増えてきました。
クリスマスから旧正月までの夜の情景は幻想的

クリスマスから旧正月までの夜の情景は幻想的

土手の上にはきれいな道も作り、街灯を設置。高屏渓がはるか向こうにます。 土手の上にはきれいな道も作り、街灯を設置。高屏渓がはるか向こうにます。

土手の上にはきれいな道も作り、街灯を設置。高屏渓がはるか向こうにます。

ヘルシーな料理

旬のフルーツもいただきました

旬のフルーツもいただきました



ここへ来る目的はもちろん「食」ですが、なぜかというと、こちらのお料理メニューはパスタ、リゾット、ステーキから炒飯、養生鍋まで種類が豊富で、しかもすべてお料理にハーブが使われているというから驚きです。
一番人気は鍋料理。 魚でも肉でもメインを選べます。野菜もタップリで、何よりスープがヘルシー。 ベジタリアン鍋が250元~。
肉か魚がメインの鍋料理 肉か魚がメインの鍋料理

肉か魚がメインの鍋料理

ナビは、豚足セット(280元)を選びました。屏東と聞くと、有名な豚足通り「萬巒豬脚街」を思い浮かべるナビ。なので、豚足がおいしいに違いないと即行で選んでしまったのですが、やはりお店の看板メニューと聞いて納得。食べて納得。

もう一つオシたいメニューに、辣咖哩麺包餐(380元)があります。
カレー味もさることながら、肉もほろほろと柔らかく、手作りのパンにつけていただくとおいしい!これを注文していた人のをちょっといただきましたが、次回はこれにします。
牛肉麺や牛腩飯もあります 牛肉麺や牛腩飯もあります

牛肉麺や牛腩飯もあります

屏東は人も温かい、とてもいいところです

郊外に出ると、のどかな田園風景の中にポツリポツリと特色ある店がある、それが屏東の魅力の一つでもあります。南部の冬はほとんど雨が降らず乾燥し、とっても過ごしやすいのです。もちろん夏場の大きな太陽も南国の魅力がいっぱい。「薫之園」は心も体も癒される、和みのスポットでした。屏東へ来たらぜひ訪れてみてください。

以上、台北ナビでした。
呉さんは、屏東の農業も各方面で応援しています

呉さんは、屏東の農業も各方面で応援しています

ハーブの素敵な庭園

ハーブの素敵な庭園

記事登録日:2016-02-26

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-02-26

スポット更新日:2016-02-04

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部屋数 部屋1 大人 子供

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