不二堂茶所在(永康概念店)

Ateliea Tea

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陶作坊から生まれたお茶屋さん。DIYで自分だけのオリジナルブレンド台湾茶を作ろう!

こんにちは、台北ナビです。旅行中「ちょっと休憩」ってな時にできれば楽しみたいのが台湾茶。ついでに茶葉を買うことができたなら文句なし!そんな方にぜひおすすめしたいのが「不二堂」です。

陶作坊から生まれました!


「不二堂」はお茶好きなら必ずどこかで目にしたことがある陶器の「陶作坊」が新たに展開するショップです。

「陶作坊」は 1983年創業、シンプルだけど美しいラインと土の質感が人気のブランドで、これまでは茶器をはじめとした陶器の製作に力を入れてきました。

このたび、「生活の中にお茶を」という「陶作坊」の取り組みの新たな延長として茶器と茶葉を融合。より身近によいお茶とよい茶器に触れ、よい気持ちで心を満たして欲しいとの想いからお茶の店「不二堂」をオープンしました。

路地裏の概念店と便利な公園店 

永康公園店

永康公園店


小籠包、マンゴーかき氷、シノワ雑貨…見どころ、食べどころ満載の永康街と言えば観光に欠かせないエリアです。さらに言うならば、ここはお茶好きには見逃せないエリア。お茶屋さんや茶器の店、茶芸館など、台湾茶にまつわる店がなんと100軒近くも集まっているとかいないとか。そんな競合地帯にオープンしたのが「不二堂」です。しかも2軒も。1号店である永康概念店は2014年秋に、2号店の永康公園店は2015年の3月にそれぞれ開店しました。

さて2つのショップ、アクセスしやすいのは断然永康街沿いにある永康公園店。ストリート中ほどの公園前にあり、わかりやすくて駅からの距離が近いのも◎。こちらは伝統的なお茶屋さんのイメージとはかけ離れた、新しいお茶屋さんといった雰囲気。オリジナルの私房茶を試飲しながら、茶葉と茶器を買うことができます。カジュアルで入りやすく、日本語もバッチリ通じるのもイイですね。
今日の私房茶が数種類、自由に試飲できるようになっています 今日の私房茶が数種類、自由に試飲できるようになっています

今日の私房茶が数種類、自由に試飲できるようになっています

シンプルなデザインが日常にしっくり馴染みそう シンプルなデザインが日常にしっくり馴染みそう

シンプルなデザインが日常にしっくり馴染みそう

「陶作坊」っぽい質感の茶器も

「陶作坊」っぽい質感の茶器も

コーヒーショップのタンブラーみたい!

コーヒーショップのタンブラーみたい!

「不二堂」ならでは、カジュアルなマグ茶器はお土産にもピッタリの永康街マップのイラスト 「不二堂」ならでは、カジュアルなマグ茶器はお土産にもピッタリの永康街マップのイラスト 「不二堂」ならでは、カジュアルなマグ茶器はお土産にもピッタリの永康街マップのイラスト

「不二堂」ならでは、カジュアルなマグ茶器はお土産にもピッタリの永康街マップのイラスト

陶器のキューブは冷やしてアイスのように使います

陶器のキューブは冷やしてアイスのように使います

焙煎セットで湿気った茶葉を甦らせよう。デザイン性と実用性を兼ねた形が◎

焙煎セットで湿気った茶葉を甦らせよう。デザイン性と実用性を兼ねた形が◎

永康概念店

永康概念店



しかし、ナビがおすすめしたいのは概念店。

こちらはメインストリートをずーっと進み、小道を曲がった先にあります。駅からも少し距離があるし、大きな看板を出しているわけでもないので、正直あまり目立ちません。だから永康公園店に比べると人も少なめで、ゆっくり商品選びができます。それから何と言っても概念店ならではのお楽しみもあるんです。

お茶タイムを楽しもう!

概念店は茶葉の販売だけでなく、喫茶スペースを設けています。こちらもNewタイプの雰囲気いっぱい。だから茶芸館というよりはカフェっぽい雰囲気です。座席数は少なめで、店内にカウンターとソファ、また会議やミーティング、イベントにも使われているという長テーブルが、入口脇のテラスには外席が1つあるのみ。ガヤガヤしていないのでゆっくりできますよ。
壁に掛かる絵画はなんとデザイナーさんのお子さん(当時2歳!)の作品。ステキ~!

壁に掛かる絵画はなんとデザイナーさんのお子さん(当時2歳!)の作品。ステキ~!

DIYでオリジナル台湾茶を楽しもう!



店内でいただけるのは不二堂・故事茶と呼ばれる台湾茶各種。
阿里山・凍頂・杉林溪・三峡・文山・日月潭…台湾各産地の厳選されたウーロン茶、緑茶、紅茶などが選べます。その数26種ほど。

また、それぞれの茶葉を「不二堂」流にブレンドした不二堂・時光茶(私房茶)が数種あり、こちらは「不二堂」だけでしか体験できない味。

さらには、私房茶ごとく2~3種の茶葉をピックアップしてブレンドすることも可能で、自分好みのお茶を作ることができちゃうんです。これこそ他にはない自分だけの味。また組み合わせを変えれば作れるお茶の種類は無限大なのです。

お茶のオーダーはまず、
①巧趣・T-MUG×私房茶 250元
②器合・茶具組×相聚飲 300元

のどちらかを選びます。2つとも「不二堂」オリジナルの茶器でお茶がいただける仕組みで①はマグカップ、②は工夫茶となっています。茶葉は①が 私房茶から選び、②がDIYでお好みをブレンドできます。
今回ナビが選んだのは②器合・茶具組×相聚飲のセット。「フルーティーな香りと軽い口当たり」のお茶が好きなナビ。ただお茶に関する知識はほぼゼロのため、どの茶葉を選んでよいのやら・・・。ということで、お店の人に好みを伝えて、実際の茶葉は選んでもらいました!その結果、魚池春摘阿薩姆紅茶(台茶18号)×三峡碧螺春のブレンドに決定!茶菓子は日替わり。今日は手作りチョコレートでした。
チョコレートは紅茶・凍頂ウーロン茶・台北緑茶などのお茶入りで、お土産用に販売もしています

チョコレートは紅茶・凍頂ウーロン茶・台北緑茶などのお茶入りで、お土産用に販売もしています

茶菓子は他にヌガーや南瓜酥なども。日によって異なります

茶菓子は他にヌガーや南瓜酥なども。日によって異なります

どちらのセットも2杯目以降はお湯を継ぎ足してくれるので、引き続き楽しむことができますよ! どちらのセットも2杯目以降はお湯を継ぎ足してくれるので、引き続き楽しむことができますよ!

どちらのセットも2杯目以降はお湯を継ぎ足してくれるので、引き続き楽しむことができますよ!

お土産を選ぼう!




概念店でも永康公園店同様、茶葉の販売を行なっています。オリジナル茶缶に入った不二堂・故事茶はシンプルで洗練されたデザインがステキ。缶は黄緑色・黄色・朱色の3つがあり、これは茶葉の発酵度によってわけられているとか。黄緑は不発酵や微発酵の緑茶、黄色は半発酵のウーロン茶、朱色は重発酵・全発酵の紅茶などで、発酵の弱いものから磁器・陶器・岩鉱の各茶器が適しているそうです。
ラベルの数字はお茶をいれるのに適したお湯の温度 ラベルの数字はお茶をいれるのに適したお湯の温度

ラベルの数字はお茶をいれるのに適したお湯の温度



店内でも味わえる私房茶は購入もOK!12種ほどの「不二堂」おすすめミックスがすでに出来上がっていて、お気に入りを見つけてお土産にすることもできます。

さらに、DIYブレンド茶葉をお土産用にパックすることも可能です。茶葉の見ためと匂いと勘を頼りに2~3種の茶葉を選び、混ぜ合わせ、袋に詰めて封をしたら完成です。ほんの10~15分、楽しみながら自分だけのオリジナル土産ができちゃいますよ。但し、1度ミックスしたものは試飲不可、作り直し不可。始めにカフェスペースでいただいてみて、気に入ったものをお土産用にパックすると失敗が少ないかもしれません。
①茶葉を2~3種選ぶ

①茶葉を2~3種選ぶ

②全ての茶葉を1つの缶に入れる

②全ての茶葉を1つの缶に入れる

③混ぜる

③混ぜる

④混ざった茶葉

④混ざった茶葉

⑤袋に詰める

⑤袋に詰める

⑥封をする

⑥封をする

⑦ラベルを作る

⑦ラベルを作る

⑧箱に入れる

⑧箱に入れる

⑨完成!

⑨完成!


お茶師範でもあるナビ編集長からのアドバイスは、発酵度の同じまたは近い茶葉を選ぶとお茶をいれる温度が近いので、茶葉本来のよさを引き出すことができるのでは?とのこと。ご参考に~  お茶師範でもあるナビ編集長からのアドバイスは、発酵度の同じまたは近い茶葉を選ぶとお茶をいれる温度が近いので、茶葉本来のよさを引き出すことができるのでは?とのこと。ご参考に~ 

お茶師範でもあるナビ編集長からのアドバイスは、発酵度の同じまたは近い茶葉を選ぶとお茶をいれる温度が近いので、茶葉本来のよさを引き出すことができるのでは?とのこと。ご参考に~ 

併せてチェック、「陶作坊」




「不二堂」に触れて、改めて「陶作坊」に興味を持ったならぜひこちらのショップを訪ねてみてください。「陶作坊」台北永康形象概念店は「不二堂」同様、永康街エリアにありますよ。「不二堂」とはまた違った雰囲気の茶器に出会えるはずです。


以上、台北ナビでした。



陶作坊 台北永康形象概念店:台北市永康街6巷8号

記事登録日:2015-12-09

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-12-09

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