【台湾映画】3/10~3/19 「第18回大阪アジアン映画祭」開催

「海外初上映」の台湾映画を日本で楽しもう!

大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに開催される「第18回大阪アジアン映画祭」。すっかりお馴染みのイベントになりましたが、18回目となる2023年は3月10~19日の日程で開催が決まりました!上映作品ラインナップも決定しましたよ!

作品数は51作品(うち、世界初上映15作、海外初上映8作、アジア初上映2作、日本初上映20作)、16の国と地域の作品を上映します。

台北ナビでは、同映画祭に出品される台湾映画をご紹介します!

「第18回大阪アジアン映画祭」

会期:2023年3月10日(金)~19日(日)
会場:ABCホール(福島)、シネ・リーブル梅田(梅田)、梅田ブルク7(梅田)、大阪中之島美術館(中之島)、国立国際美術館(中之島)
チケット料金:1300円(前売り、当日ともに同料金)/青春22きっぷ・特別優待(*):500円
(*)青春22きっぷは22歳以下の方が対象です。特別優待は大阪市立の中学校に通う方が対象で、1名につき同伴の保護者1名まで割引料金を適用します。ご購入時に窓口で年齢または在学を確認できるものをご提示ください。完売の上映については販売はありません。
※上映会場・上映日によって販売方法・発売日が異なります。チケット情報は下記よりご確認ください。
チケット情報
http://www.oaff.jp/2023/ja/ticket/index.html

オフィシャルサイト
http://www.oaff.jp/2023/ja/index.html

主催:大阪映像文化振興事業実行委員会

「コンペティション部門」とは……

本映画祭の中核となる部門。ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映します。審査委員(3~5名予定)により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞等が選定されます。

<海外初上映>黒の教育Bad Education [黑的教育]

(C)CHARVEST 9 ROAD ENT.

(C)CHARVEST 9 ROAD ENT.

2022年|台湾|78分
監督:柯震東(クー・チェンドン)


上映日・時間・会場
3/12(日)21:35シネ・リーブル梅田4
3/18(土)10:20ABCホール

出演
朱軒洋(ベラント・チュウ)
蔡凡熙(ケント・ツァイ)
宋柏緯(エディソン・ソン)
戴立忍(レオン・ダイ)
春風(ダニエル・ホン)
作品概要
高校卒業の夜、学校から解放された喜びと新しい門出の不安に酒を飲んで騒ぐ少年3人。彼らは永遠の友情と引き換えに、誰にも言えない悪事を告白し合うゲームを始める。しかしそれは、暴力と血にまみれる闇のレッスンの始まりだった。

作品解説
やんちゃで、でもほどほどにマジメな、どこにでもいるような高校生男子三人組。卒業式の夜、雑居ビルの屋上で飲んだくれていた彼らは、永遠の友情を交わすべく「自ら犯した秘密の悪事」を告白し始める。それは、悪夢のような一夜の始まりだった……。[杉山亮一]

関連サイト
Facebook:https://www.facebook.com/BadEducation2023
Instagram:https://www.instagram.com/badeducation2023/

<海外初上映>本日公休Day Off [本日公休]

2023年|台湾|106分
監督:傅天余(フー・ティエンユー)


上映日・時間・会場
3/14(火)20:00シネ・リーブル梅田4
3/17(金)15:50ABCホール

出演
陸小芬(ルー・シャオフェン)
傅孟柏(フー・モンボー)
施名帥(シー・ミンシュアイ)
陳庭妮(アニー・チェン)
方志友(ファン・ジーヨウ)
作品概要
常連客に支えられ理髪店を40年営んできたアールイ。3人の子供は用のある時しか現れないが、元娘婿だけは幼い息子を連れて散髪に通っていた。ある日、アールイは店を「本日公休」にして仕事道具を携え車でどこかへと向かう……。

作品解説
常連客に支えられて40年、昔ながらの理髪店を営んできたアールイ。一人息子に二人の娘、元娘婿に幼い孫、微妙な距離感の家族との関係もそれなりに、アールイの毎日は穏やかに過ぎていく。そんなある日、遠くの町・彰化から通い続けていた男性客が病の床に伏したことを知ったアールイは、店に「本日公休」の札を掲げ、彼の散髪をするために、古き良き時代の愛車VOLVO 240GLに乗り込むのであった……。[杉山亮一]

関連サイト
Facebook:https://www.facebook.com/dayoff0303/
Instagram:https://www.instagram.com/dayoff0303/

「特別注視部門」とは……

まだポピュラーにはなっていなくても、今年、特に注視しておきたい潮流、才能を厳選してピックアップ!

<海外初上映>できちゃった?!Daddy-To-Be [有了?!]

2022年|台湾|25分
監督:潘客印(パン・カーイン)


上映日・時間・会場
3/11(土)10:30《短編E》大阪中之島美術館
3/14(火)10:30《短編E》大阪中之島美術館

※プログラム《短編E》『世界』と併映

出演
曾皓澤(ツェン・ハオザー)
嚴藝文(イェン・イーウン)
游珈瑄(ヨウ・ジャーシュアン)
作品概要
実家で入隊を待つ青年は、恋人に妊娠の可能性を告げられ大あわて。妊娠検査薬で陽性反応が出るや、直面する現実に戸惑う。何も知らぬ母から手渡された、幼いころに亡くなった父の腕時計は、彼の中の『父性』を呼び覚ますのか?

作品解説
まもなく兵役に就くアーチュン。ある日、彼女のシャオアンから「生理が遅れている」と告げられ動揺する。妊娠検査薬でも陽性反応が出て、ますます動揺するアーチュン。しかし、幼い頃に父を亡くしているアーチュンは、「父」というものに対してピンと来ず、自分が父親になるという自覚も全くない。そんな時、事情を何も知らない母から渡された亡き父の腕時計のアラームが夜中に鳴り響いた。[谷口弘枝]

<海外初上映>ナターシャNatasha [塑膠情人]

(C)Serendipity Films Ltd.

(C)Serendipity Films Ltd.

2022年|台湾|22分
監督:馬慧妍(ガリリー・マー)


上映日・時間・会場
3/12(日)13:00《短編B》大阪中之島美術館
3/15(水)10:30《短編B》大阪中之島美術館

※プログラム《短編B》『トランジット』『遠まわりする青』と併映

出演
楊麗音(ヤン・リーイン)
陳家逵(チェン・ジアクイ)
楊宗樺(ジョシュア・ヤン)
作品概要
思いつめた表情で、売春宿からセックスドールのナターシャを無理やり連れ出した中年女性。だがそれば別のドールで、本物はすでに別の客のもとへ渡ったことを知る。彼女が血眼でナターシャを探し求める旅のたどり着く先は……。

作品解説
1人で風俗店を訪れる女性。予約していたセックスドールの『ナターシャ』がいる部屋に案内されると、すぐにナターシャに服を着せ、彼女を外に連れて行きたいと店に願い出る。しかし、次の予約が入っているから無理だ、と断られてしまう。何とか方法を考え、こっそりと人形を連れ出すことができたものの、それはナターシャではなく別の人形だった。慌てて店に戻り、ナターシャを渡してほしいと懇願するが、ナターシャは別の客と出て行った後だった。やっとのことでナターシャたちの居場所を教えてもらい、ようやく見つけ出すことができたのだが……。[谷口弘枝]

「インディ・フォーラム部門」とは

斬新で挑戦的な作品を紹介するインディ・フォーラム部門。気鋭の監督による作品を上映します。新しい才能の出現にご注目ください。なお、インディ・フォーラム部門(焦点監督:田中晴菜、を含む)で上映される日本映画を対象にニューヨークのジャパン・ソサエティーよりJAPAN CUTS Awardが授与されます。

<世界初上映>海の彼方 それからAfter Winter, the Tamaki Family… [海的彼端:其後]

(C)Moolin Production, Co., Ltd. & Moolin Films, Ltd.

(C)Moolin Production, Co., Ltd. & Moolin Films, Ltd.

2023年|日本、台湾|17分
監督:黃胤毓黄(インイク)


上映日・時間・会場
3/11(土)13:00《短編D》大阪中之島美術館
3/16(木)10:30《短編D》大阪中之島美術館

※プログラム《短編D》『騒動』『燕は南に飛ぶ』『Shall We Love You?』『甘露』と併映

出演
玉木玉代
玉木慎吾
玉木茂治
登野城美奈子
玉木美枝子

作品解説
時代に翻弄された石垣島の台湾移民・玉木家の3世代に渡る軌跡を描いたドキュメンタリー『海の彼方』(OAFF2017)。主人公の玉木おばあが昨年4月にこの世を去った。葬儀の数日間を記録した、その後の物語。

『緑の牢獄』(OAFF2021)他、数々のドキュメンタリー映画祭で受賞歴のある、若手実力派・黄インイク監督最新作。

2023年4月21日から配信予定
以上、台北ナビがお届けしました。

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記事登録日:2023-02-21

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