模様替え後の公開初日の6月27日は、毎月1回の総統府の特別公開日…ということで、正門から入場しました。
模様替え最大の目玉はAR(拡張現実)体験。スタジオのようなところへ入り、画面の中でですが、総統府で総統と対面し、来賓のような気分で記念撮影できます。
以前、「民主化」の過程を紹介していたコーナーは台湾のクリエイターたちによる作品の展示コーナーに変わりました。彼らが見る「台湾と世界のつながる形」、「世界へ伝える台湾の魅力」とは…
昨年(2019年)から設けられている総統府建築100周年記念のフォトコンテストの各部門の入賞作品が展示されているコーナー。写真が展示されている反対側が来場者の記念撮影スポットになっていて、多くの方が撮っていました。
総統府だけでなく、台湾のこれまでの歩みを様々な視点から写真で紹介するコーナーも設けられていました。トレリスで囲まれているのが特徴です。
文化・芸術・スポーツの国際舞台における活躍シーンの写真も展示されているので、広く台湾の歩みを知ることができます。
以前、食品や農産物の紹介コーナーだったところは、台湾のストリートカルチャーと映像による「世界が見た台湾」の紹介コーナーへと模様替え。街で見かけた、あれこれがギュッと詰まって紹介されている感じ。街でスナップショットを狙う機会が減っちゃうかも…
出口前の記念撮影コーナーでは、等身大の蔡英文総統と新任の頼清徳副総統が迎えてくれます。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-07-08
台湾の元首が執務する官邸。日本統治時代の記憶を残す歴史的価値の高いスポットです