台湾で最も売れてるチルドカップコーヒー!豆にこだわるロングセラーからオシャレなパッケージの新商品が登場しました
こんにちは、台北ナビです。
台湾の飲み物と言えば、中国茶やバブルティーのお茶のイメージが強いのですが、ここ数年はそれらに並ぶ勢いでコーヒーショップが増えていて、「台湾人ってこんなにコーヒーが好きなの?」とちょっと驚かされるこのごろです。
そんな意外にもコーヒー好きの多い台湾で、発売から20年あまりに渡って親しまれているコーヒー飲料「貝納頌」を、今回ご紹介したいと思います。
コンビニやスーパーでほぼ100%見かける「貝納頌」(Bernachon Coffee)。これを知らなきゃ台湾のコーヒーは語れない!?
台湾人なら知ってる定番商品
「貝納頌」は、台湾の大手食品メーカー「味全食品公司」が1998年に立ち上げた市販のコーヒーブランドです。 牛乳「林鳳營」やオレンジジュース「毎日C」なども同社の商品で、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
「貝納頌」は発売当時、コーヒー味、チョコレート味、ミルクティー味の3フレーバーを製造していて、チョコレートを愛したかつてのヨーロッパの国王「Bernachon」の中国語に因んだ命名だそう。
3フレーバーの中でコーヒー味が最も売れ行きがよかったことから、以来コーヒーに重点を置いて研究開発を続けてきました。さまざまなフレーバーのコーヒーを商品化し、今ではコーヒー飲料を代表するブランドに。
ここ10数年間、チルドカップコーヒーの部門で販売金額と量ともに台湾で一位を獲得し続けているそうです!!
「貝納頌」の製造にあたっては、SSCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準と手順にのっとってコーヒーの品質を評価できる技能者3人で社内に専属チームを結成。コーヒーのソムリエである彼らが豆を選定しています。
そのこだわりは、世界スタンダードの厳選豆を使用していること。
なんでも、その豆が「Coffee Review」という世界的なコーヒー豆の評価システムで90点以上の「卓越等級(Outstanding)」を取っているそうですが、ナビには“Coffee Reviewの卓越等級”がどれくらいのレベルのものなのかちょっと分からないので解説してもらうと....
「コーヒー専門店だと卓越等級はよくありますが、市販の包装済みのコーヒーではほとんどありません。貝納頌は台湾ではじめて市販のコーヒーにCoffee Reviewの卓越等級を使用した商品なんですよ。他社に負けない豆への自信があります」と担当部署の李政道さん。
製品化にあたっては、これらの厳選豆の特徴を最大限に活かしながら、ほかの豆とブレンドしています。市販の包装済みコーヒーだって、専門店に負けていませんよ〜!
およそ20種類の商品を展開する「貝納頌」。たくさんあってどれから飲んでみればいいのか迷ってしまいそうなので、スタッフの方に売れ筋とオススメを聞いてみました!
なんとなく、日本では甘さ控えめのブラックが支持されているような気がするのですが、台湾ではマンデリン風味とラテが特に人気なのだとか。南国特有の暑さからか、甘めが支持されている模様!!
★定番商品★ 貝納頌咖啡(經典曼特寧風味)定価30元
スマトラ島のマンデリン(アラビカ種)を前面に押し出したブレンドコーヒー。酸味が控えめで、深いコクとほろ苦さのバランスがよく、飲んだ後にブラックチョコレートと杉の風味がするのが特徴です。
ミルクと砂糖が入っていて、ブラックコーヒー派のナビにはやや甘く感じましたが、市販のこういったコーヒーと比べるとかなりスッキリ目。しっかりとしたコクとコーヒー豆の味わいが楽しめます。
容量:290ml、保存期限:12日 、要冷蔵