王瑞珍茶業有限公司

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:Kay

口コミ掲示板素人ながらご参考までに!(長文にて失礼します)

2007-01-29
>最後に質問なのですが、お店で淹れていただいたのを真似して自分の家で淹れているつもりなのですが、お店でいただいた方が数段おいしかったのです。(自分の家だと何か薄い感じです。)
>沸騰したお湯も使っているし、葉っぱも少なくないと思うのですが、淹れるコツがあったら教えてください。
>
>それでは、また次回も行きますので、よろしくお願いします!!!

>[ c71様 Wrote ]-------------------------------------


はじめまして、c71様。

素人且つ、靜珊さんでなくてすみません。(靜珊さん、ごめんなさい!)

小生も王瑞珍茶行さんにはお世話になっております!
王瑞珍茶行さんは卸商で、自前の茶畑をお持ちでもあり、他所からの仕入れも良質且つ廉価な茶葉をご提供頂けるのが良いですね。

以前にレスした転記なのですが、以下ご参考になれば幸いです。


先ず初めに...。『使用される「水」の違いを始めとし、様々な違いが在る為、台湾現地でお飲みになられた「香り」や「味」を日本で完全に「再現」する事は「不可能」に近いとお考え下さい!・・・。』

とだけ謂ってしまえば実も蓋も無いのですが、美味しい淹れ方については、個人の諸感覚の違いも在り、Web上や書籍等で様々な解説が出ている様に「必ずこれ!」と謂ったものは無いのが現状です。

「台湾茶(中国茶)の美味しい淹れ方」等で検索されると多々ヒットしますのでそちらからご自分に合う「美味しい淹れ方」を見つけて下さい!見つけ出す事もなかなか愉しいですよ!

台湾茶を愉しむ際は「色(湯色)・香・形(茶葉形状)・味」の四大要素が重視されます。

ご参考までに楊梅に在る「行政院農業委員會茶業改良場」の茶葉品質官能鑑定で「製茶比賽評審」の際の淹れ方をご紹介しますね。
3gの茶葉に150ccの湯(95℃)を入れ蓋をして6分経ってからお召し上がりになってみて下さい。

一般では「製茶比賽評審」で使用する正式な器では無いのでこれもまた「再現」までは至らないのですが、多々在るお茶の聞茶の際にでも目安にして下さい。

因みに「製茶比賽評審」では、前述四大要素の「色(湯色)→ 香(熱香) → 形(茶葉形状) → 味 → 香(冷香)」の順に吟味していきます。

以下、茶葉の量による目安です。
4g・150cc(95℃)・5分
5g・150cc(95℃)・4分


「お茶」については小生も好きなので、ついついのめり込んでしまうのですが奥が深すぎて、まだまだ自分にとっての「これ!」が見つけられない状況です。c71様にも「ゆっくり」とご自分の「これ!」を探求される事をお勧め致します!

今の時期は冬茶が出回っておりますが、今季は全般的に余り出来具合が良くないのが残念です。まだ暫く先になりますが、個人的には清明の出来具合に期待しております。
是非是非、これからもお茶を堪能して下さい。

僭越では御座居ますが、本レス同様に以前に「水選び」についてレスした事が御座居ますので、メッセージ番号:48208をご覧になってみて下さい。

長々と纏まりの無い文になってしまい申し訳御座居ません。
あとは靜珊さんや何方か的確なご回答を頂ける方に託します! 
訪問日:2007/01/29