一味違ったコットンのチャイナドレスを扱い、小物などオリジナルグッズもたくさん。
こんにちは、台北ナビです。台湾に来たのなら一度は絶対に着てみたい!!なんて思いませんか?せっかくですから「着てみるだけでいい」なんて言わずに思い切って買っちゃいましょう!!今回は、チャイナドレスとはいってもちょっと個性的できっとあなたも興奮してしまう素敵なお店をご紹介します!
オーナーの李堯さんはこの道20年のプロ
1997年、オーナーの李さんがこの仕事を始めた頃はデザインから制作に至るまですべて自分で手がけた上、自ら出かけて行って路上で商品を売っていたそうです。今では板橋市に工場を持ち、台北市にオフィスを構えるまでに発展し、支店も増えました。李さんもスタッフの方もとっても感じのいい方で、お客様一人一人をとても大切にされているというのが伝わってきました。さすがン十年のキャリア。商品に対するこだわりだけでなく、言葉が通じなくともハートで感じる、自然で温かい接客にも現れています。
女性の心をくすぐるオリジナル商品がズラリ!
チャイナドレスと一口で言っても、このお店には一口では言えないほど様々なデザインのものを揃えています。定番のシルクドレスもありますが、でもやっぱりおススメは木綿素材のアジアン・テイストなチャイナ系の服!木綿の布はすべて手染め!「やわらかくて着心地がよく、風通しがいいので夏の暑い日には最高ですよ!」とオーナーの李さん。色や柄がほんとにほんとに豊富なので、あれもこれもと迷ってしまいました。
伝統的なデザインをあえてそのまま残しているものもあれば、若い女の子にも好んで着てもらえるように、伝統スタイルに上手い具合に今の流行を取り入れられたオリジナルなデザインのものまでいっぱい。木綿素材の商品の中では、ドレスだけでなくチャイナ風ブラウスも人気商品のひとつ。ノースリーブから半袖のものまで柄も色もデザインも様々!ジーパンに合わせて着たら、とってもキュート!!どの服にも装飾として施されている「中国結び」のボタンがいかにもチャイナっぽくってかわいいのがポイント!!地元の女性にもファンが多いのも納得です!!もちろんデザインは全て李さんご自身でされたものですよ。
木綿は洗濯したら縮まないかしら・・・なんて心配は必要ございません!一つ一つ丁寧に仕上げられた木綿の服は、色を入れる前に「水につけ乾かす」この作業を何度か繰り返えしているので、色落ちや縮む心配はないそうです!
あっ!それからこんなサービスも。お気に入りの服は、いつまでもずっと着ていていたいものですよね。ここでは染め直しのサービスをやっているそうです(要費用)。染め直しで新品同様!! これは、とってもうれしいサービスですよね。
他では手に入らない、李堯さんもお気に入りの貴重な一着!
よいものを求めて自らどこにでも足を運ぶというオーナーの李堯さん。大陸はもちろん、タイやインドにまで買い付けに行くそうです。だから、台湾でもなかなか手に入らないという貴重なものもここに来れば手に入るそうなんです。
今回李堯さんが着ていらっしゃる黒のパンツスーツ。生地の種類は湘雲紗(シャンユゥンシャー)といって、古代中国大陸では皇帝や貴族など上階級の人たちのみ着ることが許された貴重な生地だそうです。製法が非常に手間のかかるもので、河岸で色を染めること32回。色を染めていく際に水はもちろんきれいなものでなくてはならないため、河のあるところであればどこでもいいというものでもなかったようです。大変ですよねぇ。この生地に似た感じのもあるのですが、これは特別で、重さもとっても軽くて風通しも最高!!夏の暑い時期には絶対に放せないお気に入りの一着になるそうです。製法がとっても手間のかかるものなので、今でもそれを作っている人はごく一握りだそうですよ。
お土産には手ごろな小物入れも!!
余り布で作った小銭入れやポーチなども売っています。服とおそろいで合わせてもかわいいかも・・・。バッグや靴などのファッション小物は、李堯さんのデザインをもとに海外で作らせたり、スペインなどから輸入したものもありました。
この店にあるアクセサリーもなんとオリジナル!!!これは、海の中から掘りあげた磁器の破片(西暦1368年~1644年中国明朝時代のもの)をリサイクルしてアクセサリーにしているそうです。シルバーも純銀で加工したものです。
以上、台北ナビでした。