台湾のアートビレッジと言えば、台中市にある「彩虹眷村」はあまりにも有名になりましたが、雲林の台西郷にある小さな漁村、海口村の一角にも壁面アートが展開されているのをご存知ですか?海の香りがほんのり漂う素朴な漁村を華やかにしてくれているこれらのアートは、世界各国からやってくる留学生たちの手によるものなのだそうです。よく見てみると、アートには英語や日本語、韓国語など様々な言語が用いられているのがわかります。異国人からみた台湾や、台湾に対するメッセージなどが込められている壁画たちをバックにぜひ記念写真を♪
ここでの楽しみはこれらアートだけではありません。村のあちこちに積み重なっている貝殻の山と、貝殻一つ一つに穴を開け、糸でつなぎ合わせるおばあちゃんたちの作業風景が見られるのも漁村ならでは!実はここ台西は「蚵仔苗(牡蠣の幼生)」の出荷地として大変有名で、なんと台湾全土の約3分の2のシェアを誇るのだそうです!おばあちゃんたちがつなぎ合わせている貝殻たちは、蚵仔苗養成用に再利用しているもの。普段、夜市やお店で口にする小ぶりの可愛らしい台湾牡蠣がもしかしたらこの海口村からやってきているかも知れない!と思うと、親近感がわきますよね。海口村は「鹽埔鎮海宮」という廟が目印で、壁面アートはこの廟の裏手に広がっています。漁村民の暮らしぶりと抱き合わせで楽しむことをオススメします。
基本情報
住所 | 雲林県台西郷海口村中山路229巷35-6号 |
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住所(中国語) | 雲林縣台西鄉海口村中山路229巷35-6號 |
電話番号 | (05)698-3947 |
行き方 | 高鐵「雲林」駅からタクシーで30分。 |
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スポット登録日:2017-01-25