蘇澳冷泉公園(宜蘭県)

８月の初めに礁渓に泊まった後に行きました。
駅を出ると、ロータリーがあって、
まっすぐ伸びる道はあっという間に行き止まりになり、
コンビニが見えます。
そこを左に曲がり、最初の右折できる道を曲がれば到着。
「駅から５分｣とあったのだけれど、
私は２分くらいの感覚でしたので、
思わず入口で、｢ここですか？｣とガイドブックを見せて
聞いてしまいました。
入口で入場券を購入。
プールのような広い方は７０元、
個人風呂は人数によって値段が違いましたが、
１人なら冷泉のみは２００元、それに温泉を足すと３００元でした。

個人風呂はま〜っすぐ行って、茶色の小屋みたいな所でしました。
そこで、入場した時に買った券に部屋の番号と入浴時刻を書いてもらいました。
思ったより深くて、そして、何より冷たくて、
最初、しずむことができませんでした。
なにせプールよりも冷たいのです。
風呂とにらみ合っている間にも底に敷いてある白い石の間からは
プクプクと冷泉がわいていました。
勇気を出して、我慢してしずんでみると、全身鳥肌。
汗をかきかき行ったのに、あっという間に寒くなりました。
が、２，３分もすると、全身に気泡がついて、
しばらくすると、あったまってきた気がしました。
額にじんわり汗が出てきました。
ここは日本語は通じませんでした。
うろうろしていたので、入口の所にいた係の方が
個人風呂まで連れて行ってくれて、出たあともコップをくれて、
茶色の小屋の入口の所にある蛇口をひねって、
「飲めるよ」と教えてくれたり、とても親切でした。

プールのほうは人がたくさんで、水の色もちょっと変わっていたので、
今回は入らずに出てきてしまいました。

駅前にはタクシーが数台停まっていました。
蘇澳駅まで来る電車が少ないので、
帰りは新駅までタクシーでもいいかなと言う気になりました。
行く前に心配だったので、台鉄のHPで時刻表だけは印刷して持って行きました。

近くには「阿里史冷泉｣もありました。
こちらは規模が小さく、
地元の子どもたちやお年寄りがのんびり遊んでいる感じでした。
同じように入場料は７０元でした。

ナビさんで紹介されている羊羹やさんは、
駅前の大通りを冷泉からは駅を通り越した先にありました。
同じような１００年老店という羊羹やさんもあって、
危うく間違えそうでしたが、一口サイズの羊羹があり、
そちらも気になりました。

台北で宜蘭出身の方に言ったことを話したら、
「冷泉だけでなく、南方蘇澳という漁港に行けば、
安く海鮮料理が食べられたのに･･･。
宜蘭はゆっくり過ごしてこそ、よさがある」
と言われました。
車で５分くらいだそうです。
しまったぁと思いました。