珊瑚貝殼廟 （新北市）

台北郊外の山奥の珍スポット“珊瑚貝殼廟”

とても珍しい場所があると教えられ自分の眼で足で、確かめに行くことに。山道をゆらゆら揺られ辿り着いたのは倉庫？のような外観のお寺。階段の入り口には赤字で書かれた「貝殼廟 入口」の文字。本当にこの先に貝殻でできたお寺があるのかな？と少し不安になりながら階段を登り、敷居をくぐり抜けると、わぁお！竜宮城のようなお寺が！こちらに辿り着くまでの山奥過ぎて、まだかな～という長い距離と、小さな看板のみの入口とのギャップが、かなりあり過ぎてびっくりしたナビ。まずは勧められるがままにお焼香を。気持ちを油香箱に入れます。お線香を持って台湾式にお参りをしたあとは、線香立てに立てます。中央には琥珀でできた300kgもある元寶。優しくさすって財運UP！
その後は右からお寺の中に少しかがんだ状態で入って見学しました。その入口や出口にはお酒の香りのする樽が設置され、香りを嗅ぐと、右は頭が良くなる、左は事業の発展の効果があるそうです。中の距離は短くすぐに通り抜けてしまいますが、珊瑚や貝殻を真近で見ると、本当に綺麗で細かい作業がされていて感動します。このお寺、現在は私有地に建っているため約4年後には近くの別の場所へ引っ越しする予定。カラフルな珊瑚や貝殻でこんなにも綺麗なお寺を造ってしまったことがすごいです。わざわざ行く価値ありの場所です。