樹火紀念紙博物館 

閉店・移転、情報の修正などの報告

伝統と「今」が交錯する洗練された都会の中の博物館!

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「樹火紀念紙博物館」は、故長春綿紙の社長・陳樹火さんの想いから始まりました。陳さんは心臓病を患った時に「中国数千年の歴史が紙文化を育みながら現代まであまり発展してこなかった」と残念に思い、紙博物館を設立することを思い描きました。しかし残念なことに、完成を見ることなく陳さんはこの世を去ってしまいます。
その後、陳さんの遺志を受け継いだのが娘さん。「小麦が枯れて一面の苗木畑に変わる。小麦の死は決して無駄ではない。」父である陳さんの死を小麦の様子に例え、それを信念として、5年の歳月をかけ台湾初の紙博物館の設立を計画。「美術とは一枚の美しい絵を描くことではなく生活の中に満たされた美である、と認識すること。すなわち、幸福の種を撒き、皆が育てる中から、何が“美”なのかを体得すること」そんな考えを下に生まれたのが、この博物館なのです。
博物館の1~3Fは手すき紙工場見学、4Fの芸術再生紙教学エリアでは紙すき体験ができます。不定期でライブコンサートも開かれていますよ。また、「樹火の大志・根をはる10年計画」は、長春綿紙と共同で推進しているプロジェクトで、既に10年以上も続いています。これは、40年余りの製紙専門技術と研究開発の経験を台湾の紙文献保存修復事業に活かそうと始まったもの。今では紙文献の再生のため、更なる紙の可能性を伸ばすべく努力を続けています。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-07-03

スポット更新日:2016-01-22

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部屋数 部屋1 大人 子供

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