シンプルながら、居心地の良さを最大限に追求したホテル。ロビーで無料のお菓子や飲み物を食べながら、各国の旅行客とおしゃべりを楽しもう!
こんにちは、台北ナビです。
下町風情あふれ、交通も便利な「雙連」エリアに、またしても新たなホテルがオープンしました。それが「VIA HOTEL LOFT」。
旅行では外でたっぷりと遊んでホテルは寝るだけという方でも、ホテルで気持ちよく過ごせるかは外せない条件のひとつなのでは?そんな方は要注目!リーズナブルな価格ながらも、居心地の良さは文句なし。台湾に第2の家ができた!そんな気持ちにさせてくれる
「VIA HOTEL LOFT」をご紹介します。
リーズナブル・居心地のよさ・交流がコンセプト
「VIA HOTEL LOFT」は、2013年12月にオープンしたばかり。西門町の「VIA HOTEL」に続き、こちらが2店舗目になります。
MRT「雙連」駅から徒歩5分ほどのところにあるビルの2階と3階にホテルはあります。なんの変哲もないビルの中に入っているため、「本当にここにホテルがあるの?」とナビはちょっぴり心配でしたが、エレベーターで2階に上がるとフロントの方が笑顔で迎えてくれてほっとひと安心。ビビットピンクの制服は、フロントの色彩に合わせているんだとか。スタッフの内半分は日本語ができるとのことで、日本人でも安心です。
看板の先にあるビルの入り口から入ります
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「瑞皇大樓」というビルの2階にフロントがあります。
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モダンなフロント。
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スタッフが笑顔で迎えてくれました。ビビットピンクの制服は、フロントの色彩に合わせているんだとか。スタッフの内半分は日本語ができるとのことで、日本人でも安心。
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オーナー自身がバックパッカーであったということもあり、バックパッカーが気持ちよく過ごせるようにということを念頭に置き、リーズナブル・居心地のよさ・おしゃべりできるという要素を大切にしています。
「VIA HOTEL LOFT」が追求しているのは、宿泊客同士が旅行情報などを交換するプラットホームとなること。
「VIA HOTEL LOFT」の「VIA」とは、英語で「経由」を意味します。いろいろなところから集まってきた旅行者がホテルで旅行者同士、そしてスタッフと交流することで友だちになり、ホテルでの滞在がひとつの思い出となってほしいという思いが込められています。またホテルのロゴは、V・I・Aの文字が重ね合わさったデザインとなっており、各地の人がこのホテルで出会い、交流できるようにという意味が込められています。今回ナビたちを案内してくれたマネージャーの頼明賢さんによると、これは考えに考え抜いたアイディアなのだとか。
馬のランプがユニーク。今年がウマ年だから?というわけではないそうです。
「VIA HOTEL LOFT」はロビーに特徴があります。
フロント横のロビーには宿泊客のためにお菓子や飲み物などがたくさん用意してあるのですが、なんとこれはすべて無料!食べ放題、飲み放題です!
台湾名物・豆花や愛玉もあったりして、海外から来たお客さんのツボを得たセレクト。ロビーは24時間開いているので、夜ホテルに戻ってきてちょっとお腹が空いたなという時は、ロビーに来さえすればOK!ホテルが入るビルの1階にはコンビニがあるのですが、コンビニに行く必要はないと思えるくらい充実していました。朝食時には、パンやトースト、牛乳などが用意されます。
ロビー
天井のランプも中華風でおしゃれ。
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壁にはMRTの路線図が。いろいろな観光地が紹介されています。今後はその時期のイベントなんかも紹介する予定なのだとか。
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マックのパソコンが2台。自由に使えます。
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新聞や雑誌も。日経新聞もあります。
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なぜこのように食べ物・飲み物を用意しているかというと、これも宿泊客に交流をしてほしいからなのだとか。
ホテルに戻ってきてもすぐに客室に戻るのではなく、ロビーにちょっと立ち寄ってもらうことで、スタッフや他の宿泊客と交流の機会を持ってもらえればと考えているのだそう。このロビーからも、ホテルの「交流」というコンセプトが伝わってきます。
レトロ×シンプルモダン
ホテルの廊下は、レトロな雰囲気。
部屋のナンバープレートと施設案内はさびれた感じの加工を施した鉄板にあしらわれていて、昔の工場を彷彿とさせます。
廊下
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3階の客室の入り口はルームキーを使って入ります。
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オーナーセレクトのランプ
客室内は廊下とは打って変わって、あたたかみのあるシンプルなデザイン。そして、部屋に入ってからまず目を引くのが、ランプ。モダンながらもレトロな雰囲気を併せ持ち、とても印象的でした。ランプは部屋のタイプごとに異なりますが、どれも素敵~。
ふくろうクッション
ふくろうが描かれたクッションもキュート。
実は、ふくろうは「VIA HOTEL LOFT」のキャラクターでもあります。ふくろうは、「福」を象徴すると同時に、旅をする動物であることからも、ホテルのキャラクターとしているのだとか。以前宿泊した日本人客にもこのふくろうは好評で、もしも人気が集まれば関連グッズを作ることも考えているのだとか。ナビもふくろう好きなので、このクッションに癒やされました。
「VIA HOTEL LOFT」はシンプルながらも、宿泊客に気持ちよく過ごしてもらうことにはこだわりあり。外で思いっきり楽しんで、一日の疲れを癒やすためには、睡眠は最も重要なもの。
そこで、宿泊客がぐっすりと眠れるようにと、多くの5つ星ホテルで使用されている、アメリカのベッドブランド・シーリーのベッドが採用されています。ベッドに入ったらすぐ眠りに落ちてしまいそう~。
マットレスはこの厚さ!
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テレビは大きくて見やすい42型。これも宿泊客に家のようにリラックスしてほしいからなのだとか。
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バスルームはガラス張りになっていますが、カーテンで仕切ることができるのでご安心を。
どの客室もバスタブはありませんが、シャワールームとトイレは分離されており、清潔です。
バスルーム
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黒いカーテンの向こう側がバスルームです
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携帯充電器やかさなども借りられます。
アメニティーは歯ブラシ、せっけん、ブラシ、ひげそりなど、必要なものはすべて揃っています。
綿棒が必要な方はフロントへどうぞ。
アイロンや携帯充電器、ベビーベッドやベビーバスなどもフロントで貸出をしてもらえます。
ハンガーは入り口のそばに。一部の部屋にはクローゼットもあります。
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ルームキーパーに入ってほしくない時は、このプレートをドアの外に。
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洗濯機・乾燥機
共用の洗濯機・乾燥機もあり。
もちろんこれらはすべて無料。
その上、洗濯用洗剤もフロントでもらえます。
これは長期滞在者にはうれしいサービスですね。
クリーニングのサービスもあります。
家のようにくつろげる客室
客室タイプは4つ。部屋の名前の頭文字はそれぞれ「VIA」からひと文字ずつ取っています。
Deluxe Double Room 探索居(1大床)窓あり 7坪 画像参考:302号室
1人から2人用のお部屋。こちらは道路に面しており、窓が大きくとられているので、採光はバツグン。壁には世界地図が描かれています。「VIA HOTEL LOFT」でいちばん室数の多いのがこちらのタイプ。
Deluxe Double Room 探索居(1大床)窓あり
Standard Double Room 探索居(1大床)窓なし 6坪 画像参考:311号室
ダブルルームの窓なしタイプ。窓のある部屋より若干せまくなっています。ひとり旅におすすめ。
Standard Double Room 探索居(1大床)窓なし
このクローゼットはポイント高し!
こちらのタイプのみクローゼット付き!
部屋は狭いものの、クローゼットは魅力的。
Deluxe Twin Room 活躍居(2小床) 9坪 画像参考:227号室
シングルベッドが2つの部屋。入り口のそばに小さな窓があります。友達同士の旅行にぴったり。
Deluxe Twin Room 活躍居(2小床)
壁にはこんなインテリアも。
部屋によってメッセージは異なるんだとか。
ちなみにハンガーとしても利用可。
しかし重すぎるものはかけないでくださいね!
Deluxe Triple Room 印象居(1大床・1小床) 10坪
ダブルベッドひとつとシングルベッドがひとつという、なかなか珍しいタイプのお部屋。
夫婦と子どもなどの家族旅行の時に使えそう!
Deluxe Triple Room 印象居(1大床・1小床)
Deluxe Family Room 愛魅居(2大床) 11坪 画像参考:309号室
ダブルベッドが横に2つ並んでいて、4人まで宿泊できます。11坪あり、広さも十分。縦長のお部屋です。
Deluxe Family Room 愛魅居(2大床)
バスルームに窓がついています。
窓なしのお部屋もあります。
おみやげも注文しちゃおう
代行してもらえるおみやげリストはフロントにおいてあるので、着いたらすぐにチェックしてみるといいかも。
おみやげ探しは時間もかかるし、街歩きには荷物にもなるしで、ちょっと困ってしまうもの。お土産に時間を使いたくない!という方は、フロントで注文するのもひとつの手。
「VIA HOTEL LOFT」ではお土産の代行購入もしてくれるんです。行列必至の「佳德糕餅」のパイナップルケーキのほか、迪化街「江記華隆」の豬肉紙など人気土産も買えちゃうのはうれしい!しかも、価格は店頭と同じ、もしくは商品によっては少しお安く買えたりもするので、うれしさ2倍!基本的には3日前までに注文をとのことですが、商品によっては早く手に入るものもあるので、ほしい商品があればフロントに聞いてみてください。
シンプルながら、宿泊客が旅行に求めるニーズをすべて満たしてくれる「VIA HOTEL LOFT」。台北ステイの新たな選択肢として加えてみてはいかが?
以上、台北ナビでした。