パレ・デ・シン(君品酒店)

PALAIS de CHINE HOTEL君品酒店

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:mar15

口コミ掲示板中世のお城というコンセプトらしい重厚感

2015-02-10
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一階、エントランス。預けた荷物はここで受け取ります。

一階、エントランス。預けた荷物はここで受け取ります。【施設内】 写真登録日:2015-02-10

朝食会場。窓はありません。

朝食会場。窓はありません。【施設内】 写真登録日:2015-02-10

デスクから、洗面所と浴槽。ここはカーテンで仕切れます。

デスクから、洗面所と浴槽。ここはカーテンで仕切れます。【お部屋】 写真登録日:2015-02-10

デスクから、引き戸を開けてトイレ・シャワーブース。

デスクから、引き戸を開けてトイレ・シャワーブース。【お部屋】 写真登録日:2015-02-10

常宿は豪麗大飯店なのですが、諸事情あり今回一泊だけこちらへお世話になりました。

・全体的に
「中世の城の非日常」をコンセプトにしているとのことで、なるほど全体的に間接照明で重厚な印象でした。
キラキラでゴシック、こういう雰囲気が好きな方は多いのではないでしょうか。
開放的で明るさを謳うホテルが多い中、なかなか個性的だと思いました。
1階は荷物を預かったり要件を伺ったりする、セキュリティも兼ねたフロア。
日本でもアンダーズ東京などの一部高級ホテルはこんな作りが増えていますね。
客室エリアは該当のフロアのカードキーを持っていないと入れないシステム。
豪麗大飯店と同じでした。

多くのスタッフの方が大変綺麗な敬語を使った日本語を話されますが、皆さん留学などの経験はないそうです。



・部屋
台北駅とメイン道路、遠くに山を臨み大変素晴らしい眺望でした。
デスクの引き出しを開けたところにキプラが貼ってありましたが、台北のホテルでは初見です。
あと消しゴムや定規が入ってるホテルは国を問わず初めてだったような…?
デスクにVの違うコンセントやUSBも備えられており完璧。
ただ、スマホを充電しながら寝て目ざましにする人が多いと思うので、ベッドのサイドデスクにもコンセントがあると良いと思いました。
部屋備え付けのティーパックのお茶がとてもおしかったです。
特に「白桃烏龍茶(?)」は桃の香りが素晴らしく、買って帰ろうと思っていたのにすっかり忘れてしまい残念です。



・噂の浴槽について
大きい浴槽はお湯のたまりが遅いものですが、ここは早かったです。
排水も同様でいつまでもお湯が溜まっていると言うこともありませんでした。
カーテン一枚で仕切るだけなのに湿気が部屋にこもることもなかったし、換気や排水はさすがでした。
残念だった点として、浴槽は折角ろうそく型ライトを配しているのに、単独で灯すことができません。
ろうそく型ライトの明かりだけで入浴することができたら雰囲気が出てもっと素敵だったと思います。
雲をイメージしたタオルかけ、備え付けの龍の形をした石鹸、アメニティのボトルの形など小物もセンスが良く気分を盛り上げてくれました。

しかしデスクの前にある引き戸を開けるとトイレとシャワールームが丸見えなのは一体どういう意図なんでしょう?


・朝食について
これが残念ながら大きな特色のない印象でした。
(最近私が宿泊する高級ホテルはほとんどが中東エリアなので、それに比べれば特徴がないのは当然かもしれませんが)
台湾は朝食からバラエティ豊かですからやはりホテル朝食は不要ですね。
それから、「ホテルの朝食は吹き抜けのガラス窓から燦々と朝日がささなくては!」という人には向かないです。 
訪問日:2015/02