ロイヤル ビズ台北 (金来商旅)

年始に３泊、滞在させて貰いました。

うーん…完璧にバランスの取れたサービスで文句のつけようがありません。本当に感謝。僕の中では「台北ならココ（NO.1）」という宿泊先になりました。

１：巨大ホテルではないですから、こじんまりした感じ。スタッフも少なめ。その分、個々のリクエストに実に丁寧に対応して下さる印象です。（新聞や時間・交通の手配、フロア・客室への目配りなど「こちらが思っていたのと違った」ということが一度もありませんでした）
いつも安心感があり、快適でした。こういうことは、多分に感覚的なもので、かつ一番大切な要素だと思うのですが、スタッフの人数がさほど多くない分、皆さんが高いレベルを保っているからできていることなんじゃないか、と思いました。
清掃の方を含めて、皆さん、笑顔で挨拶。本当に快適でした。ありがとうございました。謝謝。Thank you!

２：客室に関しては「素晴らしい」の一言です。
ベッドが超・良質（一瞬でぐっすり眠れます）。マットが最高、リネンも気持ちいい。ベッドにはものすごいこだわりを持っていることが分かります。バスルームは広々、シャワーも快適、アメニティも一流です。
エアコンも使いやすく、ベッドルーム脇のコントロール・パネル（＝すべてをワンタッチで調整できます）が便利。部屋の配置が工夫されているため、客室内はものすごく静かです（ただ、僕の場合、隣室は空いていたのかもしれません）。近くに夜中まで酒盛りをされていた方がいましたが、扉を閉じた瞬間に別世界になりました。
調度品など確かに古いものもありますよ。ただ「快適さ」「安楽さ」では、一流・超一流ホテルにも負けないという強い意志を感じました。

３：共用施設が快適・朝食が美味
写真が朝の朝食・昼以降はラウンジとなるスペースです。他の方も書かれている通り、コーヒー・紅茶完備。クッキー完備(笑)。このクッキーが結構おいしいです。窓の外にリゾート風の中庭があり、そこが喫煙場をかねています。
手前にPCが２台。Windows７の最新型。モニターは27インチです（2011年1月現在）。香港・上海方面、欧米・豪州方面のファミリーが多いからか、いつも空いています。この点でも十分なサービスを提供しようとしている努力が垣間見えました。
写真でうまく伝わると良いのですが、これらのスペースが快適です。朝食もおいしいです。やはりここでもキーワードは「快適」です。

４；その他。英語・日本語を話せるスタッフが半々くらいということでした。ですが、英語担当のスタッフとも、全然話せます。何故なら、一生懸命聞いて、意を汲んでくれるから。英語、めちゃめちゃ苦手なんですけど「困った」ことはありませんでした。むしろ「分かって貰えるのでうれしい感じ」です。勿論、日本語担当のスタッフの方はすごく頼りになります。
4日間で、日本人のお客さんは（僕以外に）2組だけだったと思います。あとは中国系、欧米系の方が６：４から７：３、中国語より広東語を結構聞いた気がするので香港からのお客さんも多いのかもしれません。皆さん、品のいい方達ですよ。全体的に静かなホテルです。台湾の祝日、土日に滞在したので間違いないと思います。
駅（MRT）からは確かに近くはないですが、そんなに遠くもないですよ。僕は殆ど歩きました。忠孝新生の辺りも歩くと結構おもしろいです。台北駅からはタクシーで80元だったでしょうか。台北からも近いです。永康街はもっと近いです(笑)。

最後に：
はじめて滞在、おまけに「台北なび」で探して行った訳ですが、「知る人ぞ知る隠れた一流ホテル」という印象を受けました。香港・欧米からのお客さんが多いことからも、どこかでいい評判を得てるんじゃないでしょうか…。
そうでなければ、今のこじんまりとした雰囲気がとても好ましく思っているので、できれば内緒にしておきたいです(笑)。
ですが、反面、日本語を話すスタッフがちゃんといるなどの努力もされているので、日本からのお客さんの間でも、もっと流行っていいホテルだと思います。

ともかく「快適」「快適」そして「清潔でスタイリッシュ」（これも快適の一部ですよね）、そんな滞在を求める方は是非、一度ご検討されてはいかがでしょうか。